発売から一月以上経ちました。
すでに管理人も2回クリア(ノーマル&イージーでそれぞれ1回ずつ)している訳なのですが、レビューのページでは言えなかったことがでてきてしまったので、突発的にこのページを作成してみました(やっぱりあそこのページはゲームの紹介がメインなのであんまりたくさんのこと言えないんですよね)。
色々ネタバレなことを言及しているので、そういったことが嫌な方はここから先はご覧にならない方が身のためです。
間違って入ってしまったという方は、今からでも遅くありません。こちらよりお戻りください。→
最初に明言しておきますが、たいしことは言ってません。
今回は言いたいことがありすぎて、アドベントチルドレンの時より暴言吐きまくってます。
それと、思いつくまま書き散らしているので、全然収集ついていないです。
本当に聞き苦しさ120%UP状態で、まさに警報発令レベルです。
また、自分は隠しムービーまでコンプしていますので、さらに要注意。
いつものように長い文章になっていますので、覚悟を決めてくださいね〜。(^◇^;)
本家であるFF7プレイ時、はっきりいってヴィンセントには興味ありませんでした。
プレイ時期がとっても遅く(FF8クリア後ときたもんだ)、インターナショナル版でプレイしていた関係上、そういうキャラがいることは事前に情報として入っていたので頑張って出現させましたけどねぇ(苦笑)。
アドベントチルドレンの時も、どうしてそんな情報握っているのか不明だったし(能動的な性格には到底思えなかったモノで;)。
結局のところ掴み所がなく感じられ 、思考回路が暗い系にも関わらず、ツボにはまりませんでした。
ダージュオブケルベロスの購入動機としては、まずはクラウドの出演が判ったから&正体不明のヴィンセントが少しでも理解できるかな?というものでした。
場合によってはセフィロスも出てきてくれるかも?!と勝手に想像してましたし。←後にこの期待は見事に裏切られましたけど・・・。(^^ゞ
ガンアクションという点については、アクションが大の苦手(・・・の割にはデビルメイクライを所有してたりする)で、一歩も二歩も引きかけましたが、結局FFファンを取り込まなくちゃいけないんだからそんなに敷居は高くないはず、何とかなるだろうという楽観主義に生きることにしました。
以上、長い前置きでした。
さてさてゲーム内容についてですが、まずは一番言いたいことあるところから。
(1)ルクレツィアさん、貴女が・・・よく判らない
えっと、彼女って本当に科学者なの?というのがまず基本的な感想です。
科学者な割にその論文が妙にポエマーなのが変。
実はこっそり文系肌90%↑の人なの?と不審に思ってしまいました。
通常、理系の論文って理詰めで進むと思うんですよね〜。
科学的根拠という固いモノをいくつも積み重ねていって論旨を言い募っていくわけですから。
まあ、そういう伝承があったのよ〜と引用している部分のみを本編内で公開しているとかそういった事情があるのであれば、仕方ないのですけど。
はい。
それと、ルクレツィアさんの大本命は、妻帯者であるグリモア・ヴァレンタイン氏(ヴィンセントのお父さん)だったようです。
ええと、自分にはそうとしか思えないのですが・・・。(‥ゞ
以下、自分なりに過去の出来事について整理してみました。
グリモア博士の助手として幸せな毎日を送っていたルクレツィアさんですが、憧れの人は妻帯者(しかも大きな息子あり)。
でも密かにしかししっかりと思いを募らせていました。
けど、ある日、大事件が発生しちゃったんですね〜。
博士と一緒に探検に出かけた時、グリモア博士がルクレツィアさんを庇ってあっけなく亡くなってしまい、この時不思議なマテリアを発見しました(形見?としてルクレツィアさんが所有)。
これが後にエンシェントマテリアとして、ゲームに絡んでくることになるんですねぇ〜。
自分が原因でその憧れのグリモア博士が亡くなってしまい悲嘆にくれているところへ、後年(といってもそんなに年月流れてないようです)、その息子であるヴィンセントが自分の身辺警護として傍にいるようになって、一緒に過ごす内にどうしても好きになってしまいました。
恋する心は誰にも止められない!とかそういったノリなのかな?これ。(;^_^A
でもでも、大好きだったグリモア博士が自分の所為で亡くなっていることにトラウマがあるから、好きになってしまったことが素直に認められず、『気になって仕方ないんです、貴女のことが』光線を密かにでもばしばし発しているヴィンセントから逃げるために、手近にいた宝条博士に走ってしまいました。
この時お腹にセフィロスが宿った訳なのですが、両親から愛情かけて貰えなかった訳だよね。(T^T)
そうこうするうちに、ヴィンセントと宝条博士の間でもめ事(ルクレツィアさん絡みとみた)があったのか、ヴィンセントがあっけなく宝条博士に返り討ち。
ヴィンセントって一応タークスの一員だったんだよねぇ?素人にヤられるなんて情けな〜。(-_-;)
で、ヤられちゃった後、宝条博士の手で言い様に人体実験されまくり、死にかけました。
実験に耐えられないからもういらないって、恐らく廃棄処分にされかけたヴィンセントを、ルクレツィアさんが見かねて救いの手を差し伸べました。
そして肉体の崩壊が始まってしまったヴィンセントを助けようと、宝条博士に内緒でこっそり実験開始しちゃう訳です。
その実験内容が今回のゲームに繋がっていったわけですね。
この時ルクレツィアさんがとった救済方法が、自分としては理解不能。
その方法として自分が現在研究中だったオメガとカオスの理論を持ち込んじゃったりしちゃうところが、やっぱり変。
たまたまその方法しか残されていなかったというんなら、仕方ないですけどねぇ。
宝条博士に発見されたとき実験だと言われて半狂乱になってるのも変。
人体実験しちゃう人間としては神経細すぎるよ〜。
そんな風になるんなら最初からしなけりゃいいじゃん。
そこに愛はあるのか?と言いたい。
ここら辺に宝条博士と一緒にいられた醍醐味があるのかもしれません。
あ、でもジェノバに侵蝕されちゃってる頃だから、精神的に不安になっててもおかしくない時期ではあるのか。
あの子にあわせて(返して・・・だっけか?)とか言ってたから、出産終わってたってことだし。
この頃よく目眩とか体調不良覚えていたみたいだし。
でも、そんな不安定な状態で実験続けていたのかって思うと正直ぞっとします。
こうして羅列してみると・・・・・・身も蓋もありませんね、この話。
・・・ っていうか、自分の説明の仕方が悪いのか。σ(^◇^;)
自分の目がとっても悪いのか、ルクレツィアさんと宝条博士、どうしても愛し合っているようには見えません。(T^T)
FF7アルティマニアでは宝条博士への『愛ゆえに』人の道を踏み外し、己と我が子の肉体を実験に捧げたってなっているのに〜。
それと妙にオンナオンナしているのも気になりました。
科学者だという割に、自分の感情に流されすぎちゃってるし。
はっきり言って研究者には向いてないと思うのですが。
それともグリモア博士を喪ってからすでに精神的均衡を欠き始めていたとか?
あの宝条博士の傍にいるくらいなんだから、もう少し雄々しい性格してると思ってたのに・・・。
で、ジェノバに侵蝕されていく内に精神崩壊していっちゃって、結果としてあの祠での言動になったんだよ、きっと、とか想像してましたよ、自分。(-_-;)
ルクレツィアさんに対して自分は一体どんな幻想抱いてたんだろうという気分。
セフィロスのお母さんだからこそ、ドリーム抱いていたのかも(爆)。
ヴィンセント、ルクレツィアさんの何処が好きだったんだろう?
やっぱり顔??
(2)ジェノバ戦役ってどうよ?!
続いてひっかかったのが、このネタ。
誰が命名したのか知りませんが、堂々とジェノバの名前が出ちゃってます。
FF7の一連の騒動、ジェノバが原因だって公表しちゃったってことですか?
メテオ戦役とかそういった名前でも良かったと、そう思うのですが。
通常の、クラウド達に関わりを持たなかった大部分の人にはメテオの落下の方がインパクトあったと思うし。
ジェノバという言葉は神羅でも極秘事項になっていた訳だし。
名前に使われている以上、ある程度の裏事情を神羅側が世間に公表してしまったと、そういうことでしょうか。
よくタークスの連中が最重要機密にあたるそんな情報の漏洩を許したな〜。
社長の救出作業におわれていてうっかり見過ごしたとか?←イヤ、あり得ないでしょう、これは。
あるとすれば、社長自ら企業責任として公表した?
う〜ん、でもそれも何となく考えにくい。
もしそうしたんだったら、社長はもっと堂々と世間に姿を現していそうな気がする。
堂々と世界に借りがあると宣うお方ですからね。
どうやら世界再建にこっそり裏側で乗り出している模様ですし(笑)。
そうなるとそうなると、ソルジャーに対する世間一般の認識がどうなってるのか、すっごく怖いです。
ゲーム頃の世の中のソルジャー達ってどんな風に生きてるんだろう。
迫害とかされてないのかな〜?
ゲームの事件でさらにその風当たり強くなっちゃうだろうし。
中世ヨーロッパの魔女狩りよろしく、ソルジャー狩りとか始まったりしないか心配です。
人間て臆病な生き物だから、少しでも危険性が考えられるとすぐ自己防衛に走るしねぇ。
この後、クラウド含めて『ジェノバ戦役』の英雄達も迫害の対象になったりして。
そうこうするうちに、神羅カンパニーに勤めていた人たちにも迫害の手が及んで・・・・・・。
は!この流れじゃ世界に再び大量虐殺の嵐が起こっちゃう。
セーブ。
自主セーブ。
妄想たくましいのも考えものですね。(。、ヾ
自分としては不適切なネーミングだと思います。はい。
(3)新たなリユニオンって・・・結局、なに?
純白の帝王ヴァイス。
ビジュアル的に好みの部類なのですが、あのオチって一体何事!?という気分でした。
やってくれたな〜、寒い、寒すぎる。
というのが正直なところ。
ヴァイスの意識はネットワーク上に拡散していた宝条博士の記憶の断片の集合体に乗っ取られたんだよんというすっごくへこむ展開で、開いた口が正直塞がりませんでした。
どうしてそんな方向に話のネタ、持っていく気になったのか理解できません。
宝条博士が完全に肉体を支配していたはずなのに、途中からヴァイスの意識が戻ってきているし。
兄弟愛は強いんだよ〜と言いたかったのか?
それにしてはすっごく変な愛情表現だよね。
ひとつになろうとか言ってたし。
そもそもあの二人、本当に兄弟かどうかも怪しいらしい。(^^ゞ
同様なことをルクレツィアさんもヴィンセントのためと称して行ってます。
ルクレツィアさんと宝条博士、ネットワーク上へ自分の記憶を断片として保存するということを一緒に研究していたと、そういうことなんでしょうね、きっと。
博士の声を担当している野沢氏。
正直思いきり引きました。
ラストオーダーの時から腰が引けていたのですが、今回はとうとう脱兎の如く逃げ出したい衝動に駆られました。
あまりにもマッドすぎます。
いっちゃいすぎです。
博士が登場するすべてのシーン、見返すのがとてもつらいです。
もう少しスマートに演じて貰いたかったと思っているの、恐らく自分だけではないことでしょう。
『リユニオン』でセフィロスって反応した自分が、今となってはとても哀れです(苦笑)。
ゲームでルクレツィアさんも言ってましたが、記憶の断片をいくら統合しても、記憶を断片化している時点ですでに本来の自分とはまったく違っていると思うのですが、マッドな博士はその辺を理解した上で、実験だからいいんだと言い張ってくれそうです。
(4)ヴィンセントについて。
えっと、ルクレツィアさんの何処が一体良かったの?
彼女が原因でいろいろ酷い目にあってると思うのに・・・。
ということを、聞きたいです。
切実に。
恋は盲目と良く言いますが、これもそういうものなのでしょうか。
ルクレツィアさんが絡んでこない時のヴィンセントは格好良いとか思ったりしたのに。(^_^;)
仕方ないとかいいながらも結局人助けをしてくれるところがポイント高かったです。
ああ、このお人好しぶりは好みだったんだ〜と認識しちゃいました(笑)。
(5)攻略本 σ(^◇^;)
えっと、ヴィンセントの項目を読んでいてひっかかりました。
産地直送本のヴィンセント氏の項目に、外見年齢30才と書かれちゃってたりして。
でそのすぐ下にある詳しい紹介文のなかに『まったく年をとらない身体』って書いてあるし!
すみません、産地さん。
それだったらヴィンセントの外見年齢27才のままにしておいてくれなくちゃ、変だよぉ〜。(--;)
それと読んでて衝撃を受けたのが、宝条博士の項目。
FF7のゲーム中、しっかりお亡くなりになっていたと思っていたのに・・・。
今回では生死不明扱いになってました。
え?そうだったの??
もうびっくりするしかありません。
(6)隠しムービー<G>
えっと、結局ゲームの中での <G>の存在意義って何だろう。
あのムービーだけでは全然訳判らないんですけど。(。、ヾ
セフィロスみたいに片翼だし、誰かに向かって『弟よ』とか話しかけてるし。
・・・・・・、って、<G>はセフィロスの兄に当たる存在と、そういう訳でしょうか。
自主的に封印されてたって雰囲気あったんですが、自分の考えすぎ?
<G>の存在によって倫理観が吹っ飛んでしまったということが攻略本に書かれています。
ゲーム本編では詳細が判らず、攻略本を読んでみて初めてある程度の情報が判るのって。
もう攻略本購入するの大前提のゲーム作りってどうよ?って思います。
<G>は相当強いらしいですが、その強さはセフィロスより上ということがありませんように。
FF7の世界で最強なのはセフィロスだという野村氏の言葉、信じてます。
<G>に扮した某御仁、そのままの姿でゲーム世界に溶け込んでしまうって、すっごいです。
やっぱり浮世離れしたオーラだしてる方だからできることなのでせう。
(7)クラウドと愉快な(?)仲間たち
クラウド、格好良いvv とか何とか、はしゃげるの、とっても短い時間でしたねぇ。
もう少し活躍してくれるかと思っていたのですが・・・。
FF7全編の主人公、クラウドだって思ってる自分としては悲しかったです。
ムービーの登場シーンとかとっても素敵で、一人できゃーきゃー騒ぎましたけどね。(^^ゞ
ただ一部解せない箇所がありました。
クラウド、朱のロッソさんと一騎打ちシーンがちょっとだけどあったのに、その後ロッソさんは元気にヴィンセントと対決かましてくれてました。
クラウド、最強(勿論セフィロスは除いてですが)じゃないんですか?
それとも、ロッソさん、途中でヴィンセントが気になって戦闘離脱してきちゃったとか、そういうオチ??
ユフィの出番もちょっと不自然な気が・・・。
無理矢理ヴィンセントに絡めようとしていた気がしました。
ティファとバレットは言わずもがな。
出番滅茶苦茶少なかったです。
ヴィンセントと直接関わりがないから余計そうなのでしょうね。
ゲームの視点を一人に固定しちゃうとそう感じられるようになってしまうんですかね。
残念。
シドとリーブはその点、良い感じに絡んでいると思います。
リーブなんてかなり良いポジションにいたんではないでしょうか。
ケット・シーもそれなりに活躍(?)してくれたし。
◇最後に◇
いろいろ言いたいことを書き殴ってみましたが、自分としては結構楽しめたゲーム(世間での評価はいざしらず)だったのではないかと思います。
『カプセル』 のコンプに燃えてみちゃったりとかしましたし。
EASYモードで突っ走れば、とっても敷居の低いゲームだったと思います。
最初にNORMALモードでプレイしたのも、結果としては良かったと思います。
できればあともう一回くらい、今度はタイムアタックメインでプレイしてみたいです。
勿論その際には余計なムービーとかイベントはすっ飛ばしてですけどね☆
’06/03/12記
END