小さな夢のはなし。
こんな夢を見た。(by.夢十夜)
と、言うわけで、これは私の夢の話です。
本当は、天界と魔界の戦い……のような夢だったのですが。
どうにも私は戦闘シーンが苦手なものでして。
端折っていったら、こんな物語になってしまいました。
…すいません、精進します。
今回はまた、大分天使が増えました。
クリアエルは私には珍しく、男性主人公。
(ツァドキエルは中性なので)
性格がなんだか情けないような、色々考えているわりに行動が直情的な、それでも純粋なところも持った天使というイメージです。
初恋は叶わぬものとは言うけれど…相手が悪いような気がしますね。
あれでも、ちゃんと戦えば強いんだと思います。仮にもセラフですし。
ファニエルは二人目の有色翼の天使。
”星渡り”という、特殊な力を持っています。
…星渡り自体は、私の話には結構出てくるので、天使でなければいけないというわけではありません。
物語と物語を繋ぐ、橋渡しのようなイメージの人たちです。
ちなみに名前は、堕天疑惑のある月の天使から取っています。
悪魔側と言えば、以前ちまっと書いたシャックス侯爵とセーレンスが再登場です。
伯爵様はいつもお借りしています。ありがとうございます。
エルスの恋愛観とか少し盛り込んでみました。『自分が死んでも笑っていてくれそうな人』にしか恋をしない…。
それは確かに、愚かで臆病で卑怯なこと。
それでも、彼女も変わってきています。成長させてくれるのは、大切な人との出会いですね。
ガーデン
ベリアーとアツィルトを繋ぐ、巨大な迷路のような花園。
生命の樹と智恵の樹の根が深く絡み合った上にあると言われているが、真偽は謎。
また、天使の卵が生まれる場所とも言われている。
アクリエル
ガーデンのお姫様、金色(きんじき)のセラフ、星鈴樹(リンゼア)の天使など複数の呼び名を持つ。(後二つは弟含め)
彼女はガーデンを離れると急速に年を取り、長くは生きられない。
それが、特別な”神の愛児(まな)”の印とされる。
そのため、普通の天使はその姿を見ることさえ稀…の筈だが、何故だかファニエルは頻繁に呼び出され、
話し相手をさせられている。
自分の使命と力に理解があり、そのか弱げな容姿に反してしっかりとした意思の持ち主。
天界を愛し、天界に生きる花や鳥や全ての命を愛する、博愛の天使。
普段は身に何も纏わぬ幼い姿のままで、神から頂いたサークレットだけを付けている。
浄化の炎
クリアエルとアクリエルが二人揃った時のみ生み出せる、金色の炎。
ガーデンを出て戦場に赴くことは、アクリエルにとって命がけとなるため、滅多に使用されることはない。
その力は、悪魔のみならず、天使や人間などあらゆる生物の魂を焦がすことが出来る。
シーズィエルの額に残る火傷の痕も、この炎によるもの。
時間律の塔
天界にある、正しい時間の流れを監視する塔。
基本的に、自分の属している時間以外(過去や未来)への干渉は禁忌とされている。
勿論、ファニエルがアクリエルに頼まれてエルスの過去に干渉し、
サイファーの降臨を阻止しようとしているのも違法行為。