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あこうじょう
赤穂城
別称:加里屋城
所在地:兵庫県赤穂市加里屋
形状 平城 史跡指定 国特別
平山城
山城 都道府県
陣屋・館 市町村
遺構 建築物 天守閣 現存
石垣 復原
土塁 外観復原
水堀 復興
空堀 模擬
(撮影年月 H16・9)
現存建築物 国宝 なし
国重文 なし
都道府県指定 なし
市町村指定 なし
その他 大石邸長屋門
アクセス 公共 JR赤穂線播州赤穂駅下車後徒歩15分
山陽自動車道赤穂IC
ミニ情報 駅にレンタサイクルあり
地図情報
城略史
 赤穂といえば、「忠臣蔵・赤穂浪士」で有名。宇喜多氏、池田氏時代には陣屋造りであったが、慶安元年(1648)浅野長直が入城してから本格的な築城工事がなされた。山鹿素行の縄張りで屏風折れの高石垣が今に現存する。天守台は巨大であるが、天守があげられることはなかった。
 浅野氏改易後は永井氏、森氏と城主は続く。近年、発掘復元作業が進み、これからもまだまだ楽しみの城跡。
主な見どころ
↑大手高麗門:木造による復元。駅からアクセスすると一番近い門がこの大手門となる。 ↑大手門隅櫓:大手の北東に立つ二重櫓。こちらも復元建築物。
↑大石邸長屋門@:大手門から城内に入ると大石神社が鎮座しているが、その脇には大石内蔵助の邸宅であった長屋門が現存する。この門が赤穂城の唯一の現存建築物。 ↑大石邸長屋門A:長屋門を大石神社の裏側から撮影したもの。
↑二の丸外堀:二の丸門からの撮影。写真右側が二の丸。 ↑二の丸水手門:ここが城の南端で、かつては海に面していた。現在は埋め立てられ、まるで堀のようになっているが、堀ではない。
↑舟入跡:ここもかつては海で、二の丸に船が着くようになっていた。いまは埋め立てられ面影はない。 ↑現地本丸案内図:山鹿素行が縄張に関わっていると云われているが、二の丸虎口のみで、本丸には関与していないらしい。
↑本丸門:古写真を元に復元された。よくドラマの撮影にも使用されるらしいが、私は見たことがありません。 ↑御殿跡:コンクリで、基礎部分だけ平面表示されています。やはり礎石だけとは違い、少しでも高さがあるとイメージが沸き上がり、興味深いものです。
↑本丸庭園:本丸南側には庭園も復元されており、天守台にあがるとよく見えます。 ↑本丸堀と本丸石垣:南側になります。不成形に横矢が掛けられているのがよくわかります。
↑天守台@:一度も天守が上げられることはなかった天守台。かなり大規模な天守台で、もし上がっていたら、幕府のおとがめが必ずやあったでしょう。その前に許可されなかったようですが・・・。 ↑天守台A
探訪年月 @H16・9
併設・周辺資料館 城内の赤穂大石神社に赤穂義士史料館
開館時間:
料金:420円
休館:
рO791-42-2054(大石神社)
参考見学所要時間 約1時間30分(義士史料館含む)
お薦め度 私見   忠臣蔵、赤穂浪士の人気のわりには、赤穂城へ足を運ぶ人は意外に少ないようです。
 三の丸から本丸まで城域はよく保存されており(もちろん周囲の埋立は仕方ないが)、復元建築物以外にも、御殿の表示等見応えがあるので、赤穂へ足を運んだなら、赤穂城まで見学すると良いでしょう。特に巨大な天守台は必見です。
城郭ファン以外も必見
見逃せない対象です
城好きは行きましょう
予備知識がある方は・・
マニア向け
公式サイト
参考サイト 赤穂大石神社
初版20070128
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