←前へ CBR750トップに戻る ツーリング日記に戻る ホームへ戻る →次へ

2004年北海道ツーリング その5

道内9〜10日目,羽幌,帯広,日高,帯広,そして仙台へフェリー.

8月18日(水)
今日は吉里吉里を離れる日.恒例の写真を撮影してもらい出発.最近,ライダーズ年鑑にCBR750は自分だけ,が続く. また来年見に来よう.
R232苫前からR239霧立峠.車に引っかからず楽しく走行.R275で朱鞠内方面に進み道道729,風連. 206,101,岩尾内ダムをかすめて愛別へ.R39で層雲峡を通過してR273で三国峠へ. お盆を過ぎているので観光客も少ないよう.車も少なく峠のトンネルを出たところの駐車場もガラガラ.
糠平から道道85,然別方面へ.ここは本州っぽいワインディングでくねくね曲がりながら一気に高度を上げる. 然別を過ぎて十勝平野が見渡せる下り坂に差し掛かったころ,対向車線でレンタカーが止まっていて自分のことを手招きする.
みくに峠から南西の山を望む
よく見ると路肩の草の中にカタナが倒れている.落ち着いて自分のバイクを止めて救援を始める. カタナは上りでステップ擦り過ぎて路肩の浅くて広い排水溝を通り越して草の上に坂の下を向いて倒れている. ほかのライダーも手を貸してくれて前輪,後輪と順に持ち上げ気味で溝を越えて道路に出せた. カタナは自分でつけたブレーキホースのバンジョーボルトが折れてフロントブレーキが使えない. エンジンとリアブレーキでどうにか移動するとのこと,体も大丈夫そう,電話も使える場所なので立ち去る.
R274鹿追,道道で131音更,と進みこの日の宿の北帯広のYH.少し迷って到着.何気に392km走行.
然別からくだり,十勝平野を見渡す
8月19日(木)
そして北海道最終日.YHでヘルパーの女子と少しおしゃべりして出発.天気がよく少し暑い.
道道73で利別,R242で幕別,道道15へ.農地や丘陵を繋いでいくがここもツーリングライダーは少なく地元の生活道路. だけど北海道の景色がいっぱいある.忠類からR236.襟裳岬をパスして日高を貫く立派な国道,交通量少なし. 停車する必要も無くただただ遠くの景色を手繰り寄せるように走行する.
平地に出てくるとサラブレッドを育成場が多い.海沿いは曇っている. 浦川から静内はR235.集落と信号が多く,制限速度ぴったり走行する車に追い越し禁止の連続で走りにくい.
静内で味噌ラーメンの昼ごはん.干物やの店先でこんなものが回っている.
回転系干物乾燥機
新冠から道道209,71と山の方に進む.ここも馬の育成場が続く.馬マニアが車を止めて写真を撮っている.
正和の集落,ツーリングの前半でダートの下りであきらめた道の先.あの砂利の坂道までわずかであることを確かめに往復.
この辺りは昨年フェリーの欠航の原因となった台風による豪雨被害の地域.いまだに河川の復旧工事が続きがけ崩れの跡も 見られる.倒れた木,ぬれてだめになった家財道具を積み上げた場所などもあり.
昨年の豪雨の跡
分水嶺となっていそうな低い峠を越えると豪雨被害の跡がぐっと減る.農地の間のローカルな道道71で貫気別(ぬきべつ)へ. ツーリストが通ることも稀な集落であろう.小さなスタンドで給油.コンビ二も無いので自販機でコーヒー飲みながら休憩.
道道797でR237振内へ.あとは苫小牧を目指す.ツーリング前半でも通過しているがその中で気になった場所を 探検しながらR235で移動していく.最後に勇払経由でフェリー埠頭に到着した. このフェリー埠頭や勇払のあたりはいつも曇り空で沈んだ感じがするのは気のせいでしょうか?
寄り道が過ぎてちょっとあわただしく乗船するが,出航前に風呂に入れる.ちゃんと予約しているので手続きはスムーズ.
北海道最終日373km走行.
貫気別
食後,通路のテーブルでビアしていると神奈川在住,北見が実家というフェリー愛用者の夫婦と一緒になりビア, トバ,トマト,とうきびをいただき少し飲みすぎた.

8月20日(金)
強風で到着が遅れるかもしれない予告に対してほとんど予定通り到着.しかし毎度のことで車両甲板からはなかなか出られない.
帰り道は何も考えず国道4号線をたどる.台風の余波でバイクを振り回されるが暑くもなくしのぎやすい.
無事に到着して久しぶりに家に戻る.今年の北海道ツーリング終了.仙台から270km.
自分にとってたぶん最後のきそ

11 Sep.2004

←前へ CBR750トップに戻る ツーリング日記に戻る ホームへ戻る →次へ