今回はいじいじとしたモディファイの内容. 前回ラジエターの下に アルミアングルを付けたが,やっぱりフェンダーに微妙に接触.また 雨中走行で泥除け効果があまりないことが判明.なのでフェンダーの延長に取り掛かる. 写真はスクーターDioのリヤフェンダー.これを素材にします. | |
思い切って10cm延長することにして素材の部品のしっぽのところを切り出します. 実際は幅がちょうど良いところを探そうとして何回かに分けてこの寸法にしています. 写真で見える線は中心を割り出そうといろいろ作図したもので,黒いマジックでうりうり書き込みました. 裏側の補強とかから延長線を引いて中心を割り出したのです.先端はそのままの形状を生かしています. | |
元のフェンダーに取り付けるのに,CBR750のスクリーンを取り付けるビスとスペシャルのナット(カラー),マウント用ゴムを
そのまま流用.穴を明ける際は位置を割り出して最初に3mmドリルで元のフェンダーに穴を開け,
その穴をガイドに延ばす部分のフェンダーに穴あけ.次に6mmのドリルで穴を拡大.
カラーの径は6.5mmほどあるのでヤスリや6mmドリルでちょっと拡げる.元のフェンダーの穴はぴったりに,
延ばす部分の穴は大き目に加工して調整代を持たせる. 元のフェンダーの穴あけの写真 | |
穴あけが済んだので取り付け. 安全策で両面テープも使いました.自動車の外装部品の取り付けにも使える強力で厚さが0.8mmの物を使用. あらかじめ元のフェンダーの裏側を紙やすりで汚れと塗装を剥がす.次にキャブクリーナーで脱脂. キャブクリーナーは強力な溶剤なので樹脂の表面をわずかに侵して接着しやすく出来ます.プラスチックの種類によっては めろめろに溶けてしまう物もあるはずで使い方には充分注意してください.(あくまで自分の責任でお願いします) 使う際には換気にも気をつけてファンヒーターのある部屋では作業しないこと. 両面テープの剥離紙を片方剥がしてもとのフェンダーの下側に貼り付け. 次にカラーを本来とは逆向きに元のフェンダーの表側にはめ込んでガイドにする. もう片方の剥離紙を剥がして延長部分のフェンダーをカラーをガイドに位置合わせして貼り付け. カラーとビスとゴムを取り付けてこのように完成. | |
バイクに取り付けて見ます.まだカウルを取り付けていないのですが,接触はしないでしょう.
さっそく雨の中を走って効果を確認. 元の素材もフェンダーなので材質や形も申し分なし.取り付けビスも純正品の流用でちょっと大きい以外は満足. リヤフェンダーも延ばしたんだけど(輸出用部品を流用),テールランプへの泥はね汚れが減って気に入っています. まあ,こういうモディファイする人はまずいないだろうと自負. フィンランド仕様はこのようにフロントフェンダーを延ばしているらしい. 別アングル | |
ついでのモディファイ. CBR1100XX,通称ブラックバードのサイレンサー取り付けボルトとスペシャルワッシャに交換.元のワッシャも残したままで 取り付けるとこんな感じ. 気がつく人もいないだろうけど,自分で眺めてご満悦のモディファイです.ここにフックやロープを掛ける予定は 今のところ無し. |