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プレイ日記 : オリジナルストーリー(RPGツクール3)


注:このページは、注意書きとプレイ前の日記です(とばしてプレイ日記もどきへ)

≪このプレイ日記について≫

 このプレイ日記は、このサイトの管理人であるヨシヒトが、10年くらい前に一人さびしくRPGツクール3(プレイステーション用ソフト/アスキー/1997年)で作った自作RPGを、2009年になって久しぶりにプレイした様子に、若干の脚色を加えて記録したものです。

 このプレイ日記は読み物として書いたもので、ゲームソフトの紹介、遊び方の説明、攻略などを目的としたものではありませんが、原作を一般公開しておらず私の他には知っている人がいない関係上、ほぼすべてがあらすじとセリフによって成り立っています。

 「斜体」で書いている文章は、ゲーム内の文章を転載したものです。・・・と、いつものように書こうとも思ったのですが、ほぼすべてが転載であるうえに著作権を所有しているのは私なので、すべて普通に書いています。


≪思いついたからやってみた。出来心だったんです。≫

 私は10年くらい前に、創作を趣味としていました。ぶっちゃけて言えば、RPGツクール3でRPGを作っていたのです。誰かにプレイしてもらうためではなく、ただ作ってみたかったから作っていたのです。私が本当に作りたかったのはシステムやデータであり、ストーリーやイベントではなかったのですが、RPGツクール3はシステムをほとんどいじれないため、仕方なく物語を考えてRPGを作っていたのです。
 その作品は20以上のショートストーリーからできており、ボリューム的には市販RPGとさほど変わらず、バランス的にはドラクエ以上という、きちんと遊べる大作です。

 これでプレイ日記を書いてみたらどうなるんだろうか。

 そんなことを思いついて、書いてみました。前置きと第1話だけ。もっとも一番自信があるバランスは、プレイ日記には反映されないんですけどね。

 ・・・しかし私しか知らないゲームのプレイ日記って、一体誰が読んでくれるというのでしょうか。
 すごく不安です。私はこのサイトで二次創作やパロディ風の小話を書いていますが、物語の創作は全くしたことがありません。つまり原作は、私のこれまでの人生で唯一の創作物語です。
 そんな私が考えた物語を一般公開するというのが、ものすごく恥ずかしいのです。そもそもそんなプレイ日記を、“趣味語り” ではなく “ゲームの話” に掲載しようとしているのが、間違っているような気がしてなりません。

 ・・・というわけで、このコンテンツは前置きに書いたように、自作RPGのプレイ日記です。プレイ日記風に書いていくとはいえ、物語は私の創作ですから、実質はオリジナル小説、あるいはあらすじ語りのようなものだといっていいと思います。

 さて、こんな連載に時間をかけることに、どんな意味があるのでしょうか?

 私は、「常連さんしか読んでくれないだろうし、そんな連載をしてもこのサイトのアクセスは増えない」と考えています。でもいいのです。
 「類は友を呼ぶ、類がいなければ友を呼べない」という社会の理がある以上、私がいくら正攻法で努力してもアクセスは増えません。なぜならば、サイトの方向性を変えたくないからです。どれほど頑張ってテキストを書いても、このサイトの方向性では数少ない常連さんにしか読んではもらえません。
 でもそれならば、たまには常連さんのためだけにテキストを書いてもいいのではないかと思うのです。

 この企画で最大の問題を挙げるとするならば、私の自作RPGが市販RPGと同等以上の出来であるかどうか・・・ということがあります。私はRPGのシステムやバランスに関する理論に限れば、プロよりもずっと上だという自信がありますが、ストーリーやシナリオに関しては素人です。その素人的な部分だけを元にして書くことになるプレイ日記を、面白いものにできるという自信はありません。
 つまりは、こういうことです。

 常連さんへの恩返しとして、自己満足コンテンツを連載する。

 ・・・何かが間違っているような気がしてなりません。それも、おもいっきり。


≪後悔先に立たず。なのにさっそく後悔してみる。≫

 とりあえず、どんな物語だったのかを思い出しながら、どんなふうにプレイ日記を書くか構想を練ってみることにしました。そしてオープニングやエンディング、特に自信のあるイベントをもとにして頭の中でプレイ日記を書いてみようとしたのですが・・・本当にこんな物語で、面白いプレイ日記が書けるのだろうかと、いきなり不安になりました。

 「新しい連載を計画しているなんて、書かなきゃよかったなー。」

 いきなり後悔しています。でも企画自体は間違っていないはず。ならばこれをやらずして何をやるというのでしょうか。
 そう、企画自体は間違っていないと思うのです。問題はその企画を、きちんと実行できる実力があるかどうかだけなのです。

 ともかく、やる以上は頑張ります。私以外は誰も原作を知らないのをいいことに、改造やねつ造だってやっちゃいます。オープニングからしばらくは地味な話が続くので、7話目に入る予定のイベントをキャッチアイとして第1話に持ってこようかな、と、さっそく悪だくみをしています。

 ちなみに原作は王道的なヒロイックファンタジーで、主人公がしゃべるタイプのストーリー重視RPGです。ええ、ベラベラとしゃべります。セリフだけでページが埋まるくらい、登場人物みんなが頻繁にしゃべります。早い話が、それを転載すればプレイ日記風の読み物になるわけで・・・
 なんだか今、とっても楽な連載になりそうな気がしてきました。どうか、気のせいではありませんように。


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