1997年(牛年)

牛と言ったらアナタ、乳と角、でしょう。
(ま、乳はいつもでかいんだけど、私の描く女は)

考えてみると、牛って珍しくて、牝でも立派な角が生えてるんだよね。
鹿なんかは牡は巨大な角(巨角!?)があっても、牝は殆ど見えないくらいなのに。角の無い種類は、どちらも無いし。
沖縄で水牛車に乗った時、「角が大きいのは年かさの牛、牡も牝も角は同じ」と説明されて、ヘェーッて。身体は牝が小さいらしいけど。
で、何となく牡のステイタスのようなイメージの角と、こちらは完璧に牝の証明である乳、両方持っている、欲張りな牝牛。
だいたい乳だって、人間と牛以外のほ乳類は、子供の授乳中以外はへこんじゃって牡と変わらないのが殆どなのにね。

そして私は牛乳が大好き。
お世話になってる感謝を込めて、牛乳パックを持たせました。
…そう言えば、以前マンガのタイトルページに描いたのも、「農協」の牛乳パックだったような…。
いや別に、農協さんとは何も無いですが。

そして牛はやっぱり草原にいるかなーと草を描き、後は鼻に輪っかをつければ完璧!と思ったけれど、あまり趣味じゃなかったので、胸元にそれっぽい金具をくっ付ける事にしました
服は白黒ブチにしなかったのね、なんでだっけ?
思い出せないけど、あの種は角が無かったような気もするな。

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