*2009年11月のワタクシ。*

 

10/31(土)〜11/1(日)

夏に葉山で潜ったメンバーで、一泊西伊豆ツアーへ。

朝は暗い中出発。6時に用賀駅でピックアップしてもらい、目的地雲見には10時過ぎに到着。土曜日にしてはいいペース?
お天気は上々、気温22℃、水温23℃。でも、先日の台風でボイラーが壊れて、シャワーが水しか使えないと聞いていたので、今期初のドライスーツにした。陸で汗だく。ちょっと後悔した。
特に雲見はトンネルとか穴系が多い地形が売りのポイント。近いながらもボートダイブだし、浮き上がりやすいドライで苦しいかも。

用心のためカメラは1本目は持たずに入った。牛着(うすつき)岩〜−24アーチ。
水は少し白濁り、でも群れはいっぱい!キンメモドキ、クロホシイチモチはお馴染みだけど、キビナゴの大群は初めて遭遇。キラキラ光る無数の細い姿、キレイ!
でかいテングダイやイサキの群れがいて、カメラを置いて来たのをちょっと悔やんだ。

今回のメンバー5人中ドライスーツは二人。
もう一人のAさんは、ドライをオーバーホールに出したばかり、と言っていたのに、盛大に水漏れしてしまって全身びしょ濡れになって出て来た。こうなるとドライはどうしようもない。
Aさんは2本目はお休みして、明日は井田でドライをレンタルする事に。
そう言えば私も、上がって来たら靴下とか微妙に濡れてて気持ち悪かった。水没か、汗か…???たいした事は無いので、そのまま2本目行ったけど、ちょっとした拍子で水没してしまうので要注意。
フードのフチが首にこすれて擦り傷ができてしまうので、ネックシールを買って来た。これは、正解。こすれない!これでドライでのストレスが一つ減った。

2本目は勇んでカメラ持って入る。子牛一周。
1本目、ちょっと重く感じたのでウェイトを1kg減らして5kgで行ったら沈めなかった(爆)。ガイド役のY氏に下から引っ張ってもらい潜行。
イサキの群れはまた会えたけど写真は失敗、洞窟内のでかいマダイもイタチウオも、闇雲にシャッター切ったけど、殆ど写っていなかった(泣)う〜ん、残念!
しかし、デジタルの時代で良かった、とつくづく思う。昔のフィルムカメラだったら本当に大変だったよね。
カワイイんで感動したアオサハギの幼魚も、いつも愛らしいウミスズメも、コモンウミウシも、みーんな失敗。
どうもアレです、接写レンズ、取説には「20〜50cm」とあったが、水中だと20cmではピントが合わないみたい、みんなボケボケ。
でも、かろうじて1m級のでかいヒラメやら、可愛らしいイソギンポ(→)やらは撮れていた。よしとしよう。
それより問題は、1kg減らしてしまったせいか、浮上動作までは快適だったのが、水深が浅くなったら浮き上がりそうになって、一気にエアー消費。結果、残圧0でボートに上がる。どんな感じかなーと興味があったので(水面は見えていたし)予備タンクにもガイド氏のオクトにも手を出さなかった。だんだん入って来るエアーが減っていくのが分る。

どうせ水シャワーしか出ないので、洗髪もソコソコに片付けて雲見を後にする。
車中、海に沈む夕日が、良い加減でガスのかかった空に真っ赤に見えて、日本画みたい。見とれる。
土肥で小さな温泉に入り、汗を流す。
銭湯にしても小規模という感じの建物で、でもお湯は本物の温泉だと、品の良いお婆さんが胸を張っただけあって、本当に柔らかい、いいお湯で、なんだか美人になったみたい〜(笑)これで300円は嬉しい。
お婆さん手作りという和布で作った小銭入れをいただいた。これまたカワイイ、小銭入れは使わないのでアクセサリー入れかソーイングセットを仕込もうか。

宿泊地は井田。明日のポイントのビーチと目と鼻の先の民宿『おきしま荘』。
民宿なのに、食事は部屋まで運んでくれて、しかもすごい豪華版!
まさしく海の幸満載。鯛やハマチのお造り盛り合わせも豪華だったし、カサゴの煮付けも美味しかったけど、キンメダイの塩釜が最高!だった。こんな美味しい魚料理、初めて、ってくらい。目玉までほじってむさぼり食う(笑)。
食事に軽くビールを付けて、お腹いっぱい食べ終わったら、宴会に突入。この時点でまだ7時半。
昨夜殆ど寝られなかったというAさんが女性部屋で倒れ込んでいたので、取りあえず布団を敷いて宴会に戻り、Aさんが持って来た赤ワインをもう一人の女性Nさんと空ける。男性二人は焼酎。
お腹はいっぱいだし美味しくて大満足だったのに、やっぱり食べるカワキモノ。ビールもワインも美味しい。
でも、11時にはピタリと飲み終えて、明日のために就寝……と、思ったら、あれれ?歯ブラシが無い!?
確かに入れておいたはずなのに、無い。車に置き忘れたかとY氏に頼んで開けてもらったが無い。そう言えば洗顔料とボディソープも無い…さっきの温泉で確かに使ったので、置き忘れて来たか?でも、一緒に使ったシャンプーはちゃんと入ってる。なんだかなぁ。
とにかく歯ブラシは無いので、ガムと歯磨き粉を分けてもらって指で磨いた(泣)無いよりずっとマシだけど………ううう。

7時半に朝食と言われたが6時に目覚めた時には「ここはどこ?」状態。すっかり熟睡したみたい。
窓を開けると、目の前はミカン畑だった。ちょっと雲が厚い。
朝食も美味しくて、またまたたらふく食べてしまった。潜る前は控えめにしないと…と思いつつ、止まらない。
家ではついパン食になりがちだけど、朝からご飯の食事っていいな。少し考え直そうか。
井田はビーチだしノンビリ、と言っていてが、午後は海が荒れそうと聞いて少し急ぐ。
出発間際、宿の奥さんがミカンを持たせてくれた。本当に、色々とごちそうさまでした。

9時半からエントリー。昨日うっすら濡れてたドライスーツを着るのは、ちょっと気持ち悪いが仕方無い。
5kgで潜行できなかったので、やっぱり今日は6kgに戻す、でも絶対重い、重過ぎる、と思うんだよね。
でもおかげで、足の立つ浅瀬でもスンナリ潜れた、やれやれ。
『井田ブルー』って言うんだそうだ。そこまでじゃなかったみたいだけど、水が青い!嬉しい。
半月前に来た時とは別の場所みたい。
そして、膝立ちできる程の浅瀬に群れる、蛍光ブルーのソラスズメダイ(↑)の数の多さに圧倒される。この魚、可愛くて綺麗なんだけどすばしこくて、なかなかいい写真が撮れない。カラフルなベラなんかも浅瀬にいっぱい。
入るとすぐストンと落ちて、砂地に出るともう15m。
朝は曇っていた空に陽が差して、波を通して光の束が落ちて来る、宗教絵画のよう。
…でも、前回は濁りのせいにしていたけど、やっぱり群れ写真はうまく撮れない。オートだと明るく写り過ぎて、色が飛んでしまうし、全体に白茶けたボンヤリした絵ばかり。うーん。
せっかくのアオリイカの群れも、殆ど何も写ってなかった、残念。

浅瀬でちょっとジタバタしたが、残圧20で上陸、まずまず、かな?今回水も入らなかったし。
上がって来たら、K氏が吐いていた。昨日も気分が悪くなったと言ってたが、今日はもう1本でやめると言う。
船酔いもしないし(ダイビング以前から釣りが趣味だとか)、上がってしまえば元気なんだが、潜ると気持ち悪くなるんだとか。
鼻血出してる人もいたな。色々体質があるのか、原因が早く分るといいんだけど。

諸事情あって、休憩時間少なめで12時前に2本目入る。
探し物があって、砂地中心に行く。ふと自分の通った後を見てガクゼン。すごい砂が舞ってる
気を付けてたつもりなのに、なんて傍迷惑な…こんなに砂って舞ったっけ?水が澄んで陽も差して、明るいせいで目立つのかも。ドライでバランス取りにくいってのもある。
左手の棚のオコゼやトラウツボを狙いつつ、砂場を行くと、白砂になんかポツンと出てる。寄って行くと尖ったクチバシに丸い目玉。
ハゼやハタなんかだとすぐ逃げてしまうんだけど、コイツはジ〜ッと見つめ返して来る。魚にしては変な顔と思ったらダイナンウミヘビ(→)。なかなかカワイイ♪
私がダイナン君に夢中になっていると、ガイド役のY氏やNさんが砂地を囲んでいるのが見えた。顔は見えなくても興奮してるのが分る。あ、なんか見つけた!
飛んで行って覗き込む。
いた!いたいた、探し物、ウミテング(←)、しかもペアだ!
写真を撮る邪魔にならないよう、砂を巻き上げないよう必死で近付き、シャッターを切る。
体長5cm程のウミテング達は、砂の上を這うようにゆっくりゆっくり進んでいる。
写真も撮ったが、思わず見とれてしまった。繊細なヒレ。くりくりした瞳。これ、本当に魚なの!?という、不思議なフォルム。
タツノオトシゴの近種なんだそうで、そう言えばタツノオトシゴだって魚なの!?な形状だ。
あまりの面白さにちょっと長居をしてしまって、腕のダイコン(ダイブコンピュータ)を見たら深度29m。あ、いかん、深いんだ。
しかし、ちょっと調子に乗っていたのか、興奮し過ぎたのか、その後しばらくゲージ類を見ていなかったらしく、気が付いたら残圧50になっていた。80で知らせろと言われていたのに。
しかも、ダイコンを見るとデコが出てる、どころか、逆さまに付けている。
なにをやってんだ、私。って言うかさっき確認した時なぜ気付かなかった!?深海酔い???
ガイド役のY氏は目を疑ったようだった。ごめんなさい。
ビーチだし、井田は地形も単純なので、イザとなったら体力勝負で水面移動して帰る…と、肚をくくったけれど、Y氏のエアーを途中オクトで分けてもらって(初体験。って言うか二度とするなって話ですが)なんとかビーチまで帰り着いた。
残圧、またしてもギリギリ………。

ちょっと慣れが出て来て、気が緩んでいるのかも。
そうでなくても生まれつきドジなんだから、気持ちを引き締めていかなくては。
私の性格、と言うか注意力では、カメラを持つと危ないな、とは思っていたけれど。
それにまだ、ドライスーツでエアーを使い過ぎる。
ドライにもっと慣れるまで、カメラは少しお休みしよう。

実はショップのサービスで、牡蠣づくしランチが待っている。
すでに良い匂いの漂う中、ちゃっちゃと機材を干し髪を洗って、 お待ちかね?のランチタイム。
朝ご飯も食べ過ぎたと言っていたくせに、山盛りの丼牡蠣ご飯に牡蠣汁、そして生牡蠣!おまけに昨夜の残りの缶ビールも空けてしまった。生牡蠣苦手、アレルギーという人もいたので、その分もいただく。
またしても、お腹いっぱい、美味しかった〜♪

帰り道は、心配した渋滞もドライバーY氏の秀逸なセレクトでクリアし、ピックアップ地点の用賀駅までの予定を変更して家の近くで降ろしてくれたおかげもあって、8時前には家に帰り着けてしまった。
2日間、本当に楽しかった、笑ってばかりいた。
でも、反省点も、山盛り。
一緒に行った皆様、本当にお世話になりました。
これからは気を引き締めて、行こう。






11/11(水)

プリンタが壊れた!
と、言うか、Mac故障騒ぎでずっと使ってなくて、結局ハードディスク入れ替えてバージョンアップもしちゃったので 、新たにネットでドライバーをDLしたら、プリントしようとすると白紙が送られてしまう。
なぜか一部画像は出て来るけど、ヘンな出来上がりだし………???
サービスセンターに電話したら、アレコレ聞かれて色々試した結果、「ブラックインクがつまっているようです」。がびーん。
以前にも一度あったけど、今回はあまりにも綺麗に汚れもカスレも何も出なかったので、てっきりドライバーが合わないかDLの仕方が悪いのかと思い込んでしまった。
修理だと7千円ちょい。これは買い替えかな?
と、思って、買い替えならいいやとばかりヘッド部分を取り外して水洗いしたら、復活しました(爆)。

もう旧iMacのOS9の頃からのご老体だから、買い替えも真剣に考えなくてはいけないと思うんだけど。
コピーもできる複合機が欲しいな。
でも、動く限りは使い倒す、頑張れ!爺。

そうそう、いつも思うけど、canonのサポートさんは本当に親切で感じがいいです。
今回は修理も買い替えもナシでごめんなさい、お騒がせしました。








11/15(土)

なんか西伊豆ツアーではしゃぎ過ぎたのか、ボ〜ッと過ごして気付けば11月も早や半ば。
ビックリです(笑)。

近所の先輩とランチしたり、図書館やスポーツジムに行く程度で、殆ど引きこもり状態で過ごしてしまった。
7月から続けていた早朝ジョギングも、雨を口実にサボりがちに。朝寒いしね。
朝から置き出して、毎日走ったら、少しは痩せる?と期待したんだが、3ヶ月続けても全くもって、体重が1gも減らない。マジで。
雨天中止だし、途中足が痛くなったりして休みもしたけど、体脂肪だってピクリとも動かない!
ウェアも下着も毎日毎日洗濯するのにウンザリ。ましてやウチの洗濯機はベランダ置きで、だんだん寒くなって来たし。髪も洗わないと気持ち悪いけど、午後また泳いだら洗うから、洗い過ぎが心配だし。
おまけに、当初の目的?だった朝のアニメ番組『うっかりペネロペ』も終わってしまって、走って帰るお楽しみが無くなっちゃった。
でもね、意外と続いてる。
だって、朝の空気は気持ちいい、花が咲いて散って、葉っぱが色付いて。
しかし、通勤中に歩き煙草の何と多い事!走ってると通常よりいっぱい空気が必要なので、ますます不快、カンベンしてほしいわ。

ジョギングのお供に、と思って買ったiPodも、やっと使い慣れて来た。
元々あまり音楽は聴かない方だし、ウォークマンの頃から持ち歩く習慣も無かったので、買ってもしばらくはあまり使わなかった。
手持ちの曲が、殆ど仕事でプロット&ネーム書きの時のBGMで使うもので、リラクゼーション系の静かなのが多かったせいもあり、走るのに持って行ってもあまり気分が高揚しないし。
やっと最近、思い立って『サンボマスター』なんぞを入手して、ナカナカいいかんじです。
…それにしてもこのiPod shuffle、もう旧式になっちゃってるんだよね……いいと思うんだけどなぁ、この形。

和裁教室のツテで引き受けた浴衣制作、5枚中4枚が取りあえず完成。
でも、4枚目にしてちょいと失敗してしまった!う〜ん。どうしましょ。
あと1枚、期限は今年いっぱい、だったと思うんで、アクシデントが無ければ仕上げられる。
引き受けたからには、終わらせないと。(腕の未熟さはどうしようもないにしても…)

12月半ばに1週間沖縄行きを決めたので、色々前倒しでやっていかなくては。
これから忙しい季節だものね、忘年会とか(笑)
引きこもっちゃいられない!





11/23(月)

和裁教室、やっとこさ請け負った5枚の浴衣のラスト1枚を縫い始めたんだけど、今日はまた…やっちまいました(笑)。
着物は左右対称なんだけど、衽(おくみ)部分を2枚とも右側で作ってしまった(爆)出来上がってから気付いて、コソコソとほどいて……本日のお教室、それで終了。
本当〜に、時間がかかるわ。いや失敗しなければそうでもないのかも。でも取り返しのつかないミスじゃなくて良かった。

教室の階下のお店で、ビーズアクセサリーを置いてもらう事にした。
人の出入りは意外と多い店だけど、売れるかな?
取りあえず弱気で、安め価格に設定しておいた。
作ってるうちに自分で欲しくなったのは、高めの値を付けといた(笑)。

誰か気に入って、買ってくれて、身に付けてくれたら嬉しいな。
「かわいい〜♪」とか言って。





11/ 25(水)

お通夜に行った。
詳しい事は差し障りがあるので省くけど、悲しい葬儀だった。
亡くなった方は、親しい人ではなく、友人の親族だったんだけど、その若さ、死の経過が、あまりにも理不尽で。
若い人の葬儀は若い人が集まる。皆悲しみが深い。同世代の友人の死を受け入れられる年齢じゃないもの。
反面、親族の人達がシッカリしていらしたのが、逆に痛々しくて。

みんな、長生きしようね!

それにしても、葬儀でも無いと旧知の友に会えないというのもよろしくない。
お子さんがでかくなってたりしてビックリだよ。
出不精もいいかげんにしなくてはね。







11/26(木)

伊豆の八幡野に潜りに行った。初めてのポイント。
先月井田へ行った時の美人イントラMさんと、IOPに行き損ねたのでリベンジしたいと思っていたのに、今回も行ってみたら波が高くて、またしてもあきらめる事に。
う〜んIOP、ご縁が無いのか!?残念。
お天気は良く、すごく暖かい日で良かったんだけど、家を出たのが5時。真っ暗で、夜明け前は一番寒いので着込み過ぎてしまって、途中で汗かいちゃった。
水温も20℃あって、まだウェットでもイケそう(出てから大変だけどね)。
でも、今回は目標と言うか、ドライスーツでちゃんと潜るという課題を設けたので、カメラも家に置いて来た。
前回の雲見・井田で、 デコは出すわエアーは切れるわ、もう本当にお恥ずかしいありさまだったんで、とにかくドライとダイブコンピュータの扱いを、まずちゃんとしよう、と決めた。

ピックアップ地の早川駅のホームに降り立って、重い機材バッグを持ち上げ(この駅エレベータもエスカレーターすらも無い!)ようとした刹那、「あれっ、みかわんさん!」と声を掛けられた。
以前お世話になったイントラのOさん。
そもそもOさんが早川駅をピックアップに使っていたのだから、会っても不思議は無かったんだが、いきなりでビックリ。 どうやら同じ列車で来た女性メンバーをホームまで迎えに来たようだった。
「おーい、みかわんさんだよ!」と言っても、私の知らない人だった(笑)。
改札を出た所で待ってた他のメンバーは顔見知りで、久しぶりに挨拶できて嬉しかった。

八幡野ビーチはエントリー口も入り易く、海もロープが引いてあって、比較的潜り易いビーチ。地形もわりと単純みたい。
入るとすぐ、足が立ちそうな浅瀬にアオリイカの群れがいて、しかもジーッと留まっている!アオリイカはいつも、すごい勢いで泳ぎ去ってしまうのに。
カメラを持って来なかったのを、ちょっと悔やんだ、何度も撮り損なっているんだもの。
魚の群れは井田や大瀬崎程ではなかったが、…なんか、魚が全体的に、大きい…???
巨大ウツボ。巨大タカノハダイ(60cm)。ブダイも でかい、可愛らしい(はずの)ミツボシクロスズメダイの幼魚も、でかっ(6cmくらい?こんなに大きくなるまで幼魚体なんだ)! イソギンチャクエビもペアのうち一匹は大きかった、そして綺麗!

今回の課題を心に留めて、こまめにダイコンや計器類をチェックしながら行く。
カメラを持たない分だけ余裕があるし、どうやら手ぶらの方が魚にも接近できるようなのに気付く。何だか分からなくて、武器か何かだと思うのか? カメラ向けると逃げるものね、魚。
コブシメなんか、寄り目になりそうな程近付いても平然とガン飛ばして来た。人のような目だった。
水は澄んでいたけどうねりが強く、浅瀬は身体を保つのが大変。
砂地は距離感が薄くなり、ふと見たら38mを超えていてビックリ、潜水限度時間は2分!危ない、危ない。慌てて上昇。
今回は何とか2本ともデコも出さず、40ばかり残して戻って来られた(それが当たり前なんだけど)。
でもやっぱり、エアー使うなぁ。浅瀬でうねりのためにジタバタしてしまったせいもあるけど。

一緒に行ったT氏は、すごくベテランらしく危なげない潜りだったけど、脚の手術をした後だという事で陸では杖をついていて、調子がイマイチだと2本目は潜らなかった。
聞けば手術後ひと月で潜りを再開したという。
私なんかウニ踏んで、摘出手術の後2ヶ月位は怖くて海に出られなかったのに、彼は抜糸直後に行ったらしい。すごい…私が臆病過ぎるのか?

昨夜はお通夜のせいで気が立ってしまって、殆ど眠れなかったとはいえ、今日の眠さは尋常じゃなかった。
行きの電車は爆睡、休憩時間は空いてるのをいい事に休憩室のベンチで横になり、帰りは早川駅まで乗せてもらった車中も爆睡。どうにもこうにもマブタが開かない。電車に乗っても幸い座れたので、ずっと爆睡。
戻り道の浅瀬でロープにしがみついたため、夕方には早くも腕が筋肉痛。足もだるい。
でも、お通夜の衝撃が、遠のいた気がする。

それにしても、冬支度の機材は重い、重過ぎる。
スーツ自体がウェットより重いし、フィンも重い、アンクルウェイトもあるし、着替えも水没時用に余分に持って行かざるを得ない。
以前夏用の機材一式を計測して13kgだったのを思い出し、濡れた機材バッグの体重測定をしてみた。
22kg。
……限界です、ワタクシ。