*2008年5月のワタクシ。*
姉が車を出してくれて、母と3人で伊豆・修善寺の『虹の郷(にじのさと)』へ行った。
花好きの母のために、シャクナゲが凄いと聞いて姉が企画したんだが、残念ながら殆ど枯れてしまった後だった。
入口前の駐車場付近にはツツジの植え込みがあり、薄いピンクのツツジが満開で、中身に期待も高まってたんだけど。
シャクナゲは種類によって開花期に開きがあるようで、かろうじて咲いてる物もあれば殆どツボミの木もあったが、大半は枯れて散った残骸が残るばかりで、ガッカリ。
満開ならさぞや、という、シャクナゲの木の数と敷地の広さ。
お目当てのシャクナゲは時期を逃したが、入り口でもらった地図によると、ここは他にも色々な花が植えられていて、広大な敷地面積を誇る。
日本庭園を挟んでシャクナゲの向かい側には、これまた呆れる程長大な藤棚が、延々と続く。
でも、残念。遠くからは綺麗に見えたが、これまた満開は過ぎて、近寄ると花房がしおれてあまり美しくなかった。
花しょうぶも紫陽花も、まだまだ早過ぎてツボミを見付けるのがやっと。バラ園も、ときおりポツンと開いているものの、殆どがツボミ。
…どれもこれも、咲いたらさぞやという数と面積、それに種類(バラは名札が立ててある)。
それでも、姉の作って来てくれたクロワッサンサンドのランチを野外で食べて、途中雨が降り出す悪天候の中でも、緑いっぱいの東屋で雨宿りしてカエルの声を聞く。雨のおかげで新緑は色を深め、したたるばかり。
華やかな大物はハズしたが、あちこちで野生に近い愛らしい花が咲き、広葉樹の若葉も堪能できた。
なにしろ緑の量が、ハンパじゃなくて、母はけっこうゴキゲン。
帰り道で蕎麦でも…と言っていたのに、そんなにお腹も空いてなくて素通りしてしまった。
期待させられる量なので残念だったけど、森林浴だけでも充分気持ち良かった。
でも、桜も百合も水仙も萩もパンジーも、いっぱい咲くらしい。
ちゃんとHPの最新開花情報をチェックして行けば、すごい景色が見られます(笑)。
一般1000円。
先日のダイビングショップ主催の飲み会で、前の席にたまたま座ってた人が、神奈川方面で潜ってる、という話をしてくれて、例の巨大SNSで連絡を取り合ったら、その彼の隣に座ってた女性が、なんと高校の同級生だった事が判明!
そんなこんなやり取りがあって、実家の近所の海浜公園で潮干狩り&バーベキューをやると誘いを受けて、参加したんだけど。
2〜3日前まで夏みたいな暑さだったにもかかわらず、この日は朝から雨。めちゃくちゃ寒い。
でも、すっかりやる気まんまんだった私は、確認も取らず、潮干狩り用にスソの短い夏用パンツ&サンダル素足にアロハシャツで出掛けてしまった(笑)。いやもう寒いのなんの。
横浜駅まで来て、ふと思いついて主催者に電話を入れたら、「潮干狩り中止だから飲み会だけやるよ」と言われた。
ひゃ〜。
独りで極寒の海浜公園に行くとこだったわ!
変更になった待ち合わせ場所まではアロハシャツで頑張ったが、そこで人が揃う間に耐え切れず、潮干狩り中雨だったら困ると思って持って来たレインウェアを羽織る。だいぶ違う、しかし寒い。もうGWも終わったというのに。
タクシーで乗り付けた、実家に徒歩圏内のとんかつ屋さん。本日貸し切りで、バーベキュー用に仕入れた肉を焼かせてくれた。
ビール飲みながら、知り合いも初対面も話をする。
逗子や葉山で潜る話。
逗子のダイビングポイントを特集したTV番組のVTRを見せてもらう。
えっ。すごい!
びっくりした。逗子ってちゃんとダイビングできるんだ。って言うかいいポイントがあるんだ!
魚もサンゴも地形も、迫力あります。
がぜん興味が増して来た。
と、口開けてTV画面に見入っていたら(TVが高い所にあったのよ)、あちらの方で何やら写真が回っている…私の名が呼ばれた………うげ。
そうそう、高校の同級生だったMさん。まだ挨拶もしてなかった。
やめてよぉ〜、高校時代の写真なんか、他人様に見せるの!(赤面)
…それにしても、まあ。本当にあるのね、こんな事。世の中狭いわ。
高校の、2年生の時に同じクラスだったみたい。みたいってのは、そこらへんの記憶が曖昧だったけど集合写真に一緒に写ってたから。
高校時代の私は閉じてたし、彼女とも親しくなかったけど、共通の知り合いの話題とかはけっこうあって、面白かった。
今度一緒に潜ろうと話し合う、なんだか可笑しい、嬉しい。
上野の国立科学博物館『ダーウィン展』へ。
来年がダーウィン氏の生誕200年記念行事とあって、なかなか大規模。(200周年にはロンドンで開催予定だそうな)
絶対何かの間違いだって寒さの上小雨の降る中、博物館の中庭は大輪のバラが満開!あ、写真撮って来れば良かった。上野公園の緑も深みを増して雨の中でいい匂い。
悪天候にもかかわらず、会場はソコソコの人出。
ダーウィンの生い立ちから、22歳で乗ったビーグル号の模型、航路。航海中出会った動物達…リクガメ(上野動物園から出張の太郎君)、イグアナ、カエルは生体展示アリ!他にも剥製や骨格標本多数。ダーウィンの書斎の実物大モデルまで。
貴重な展示物保護のためでしょうが、暗くて解説が読み辛いのが難だった(手紙や書類を展示されても、あまり…)けど、興味深く面白い展示でした。
オマケにシーラカンスの展示もアリ。インパクトあります、あの姿。
…それにしても、貴重な動物の標本を目の前に、「ダーウィン一行はコイツを食べたか」「美味しいのか」で、延々と盛り上がったワタシたち。
なんか方向性を間違えているような………(笑)。
一般1400円、6/22まで。
沖縄でオーダーしたウェットスーツが届いた♪
おお!
地色は黒が安かったので、ラインの色だけ選んだんだけど、スカイブルーにして良かった。
なかなか、いいかんじ。
…でも、届いてビックリ、臭い。
ゴム製なんで仕方無いけれど、海でレンタル品に接している時はそんなに気にならなかったのが、狭い部屋に入ると、かなりのゴム臭さ……。
畳んでしまっておくとシワが付いてしまうので、掛けておかないといけないらしく、ああ、置き場所どーしましょ、って問題もあるし。
とは言え、自分のウェットで潜れる!
早くデビューさせてやりたいです。
古い友人のSさんと電話で話していたら、DVDデッキが壊れて以来買ってない話になって、すると「一つ余ってるからあげる」と言ってくれた。
なんだか良く分からないが、新品で使って無いのが家にあるらしい。
前のデッキが買ってみたら使い勝手が悪く、保証期間の1年を過ぎた直後に全く読み込まなくなった“ハズレ"品だったので、今度買うなら慎重に……と、思っていたんだけれど。
タダでいただけるなら、はいはい、喜んで♪
と、いう事で、せっかくだから久々に会おうという話になり、最寄り路線のぶつかるK駅で待ち合わせをした。
子持ちの彼女は、息子さんが保育園に行ってる間に、という事でランチの時間。
駅の改札で顔を合わせた途端、「中華街行こう!」と言われて面食らった。
…でも、全然念頭に無かったけど、中華街は意外に近い。
東急東横線が“みなとみらい線"に繋がって以降行ってなかったので、「中華街は面倒」という思い込みがあったが、今は門の真ん前に電車が着くんであった!
知らなかった〜。
知らなかったと言えば、中華街の中身もずいぶん様変わりしていて、またまたビックリ。
電車の便が良くなったせいか、あちこち建て直されてすっかりメジャーな観光地然としちゃってる。そして、これは時代のせいかも知れないがあの店もこの店も、「食べ放題」「バイキング」。これ見よがしのチャイナドレス姿の女の子がビラを配り、修学旅行生が群がる。テーマパークみたいなモノまでできている、なんとニギニギしい。
横浜育ちの私にとって、中華街はどこか「胡散臭い」「こわい」街だったんだけど。(いや今も内情は知らないけど)
まあ、利用しやすくなったのは、良い事なんでしょうけれど、エキゾチックではなくなったなぁ。
でもって、あまりに店が多すぎて、しかもどの店も同じようにバイキングやら格安ランチサービスやってるし、基本元々中華だし(笑)で、さんざん迷った挙げ句、バイキングじゃなくて値段もソコソコで『フカヒレスープ』がランチコースに入ってる事、店構えが大袈裟で楽しそうな事で合意。
『均昌閣』は竜宮城のような外観(の店が凄く増えてるので、その中の一軒だけど)で、入ると朱柱の立つ長い廊下を通って豪華な広間に通される。部屋の中央には中華風の贅を尽くした感の池が設えられ、でかい鯉が泳いでいる。
イベント好きの私もキッチュ好きのSさんも、この時点で大満足(笑)。
料理は量もソコソコで、普通に美味しい広東風。別料金と思って頼んだポット入りのジャスミンティーも予算内でした♪
実は、会うのは5年ぶりだった。
わりと電話やメールでやり取りしてるんで、そんなに御無沙汰感が無いんだけど、Sさんの子供の話を聞くと時の流れを痛感する。大人になっちゃうと、そう劇的変化は見えないから…いえまあ、老けてはいるんだろうけど、お互いに。
レストランを出て、時間があるので街をブラブラ歩いた。
Sさんはチャイナ風のブラウスを2枚とピアスを購入、買い物が長いのも相変わらず(笑)。
タピオカ入りココナツミルクとゴマ団子を買い食いし(Sさんが肉まんも食べようとしたので断った…)中華菓子をお土産に買って、中華材料屋を冷やかし(好きなんだけど、今は買う気になれない)、脇道のレストランのメニューを(次回のために)チェックし……、素敵なブティックを見付けた。なんとか言う(忘れた)少数民族の衣装、と書いてある服がとてもキレイで中を覗くと、服も小物もとても綺麗。中華風でない普通のドレスやスーツもいいセンス。でも、店の名前も場所も、忘れた……ネットで調べても出ない。
狐につままれたか!?
誕生日。
だからと言って、何があるってワケじゃないが、友達やネット仲間には色々暖かいコメントをいただいて、週末なので実家に行ってたら母がステーキをおごってくれた♪
翌日は、姉が用事でやって来て顔を見るなり「ごめ〜ん!」と謝るから、何をやらかしやがったと思ったら「昨日誕生祝いのメールしようと思ったんだけど…」ですと(笑)。
毎年、自分にちょっとしたプレゼントを買っているんだけど、今年はウェットスーツをソレに当てよう。
…働いてないしな、このところ……。
ダイビング&和裁、手間もお金も、かかります。
ウェットスーツ届いたよ!と、吹聴した甲斐あってか?石垣島でご一緒したTインストラクター氏からお誘いを受けて、初の近場ダイビングに出掛けた。
出発は朝の6:40!
いきなり早寝はできなくて、睡眠不足気味。目が開かない状態で、車に乗せてもらう。
空は曇っているが、2〜3日までの寒さが嘘のように暖かくなって一安心。しかし昨日までの雨のせいか、途中見た川の水位が妙に高いので、イヤ〜な予感。
1時間もしないで葉山に到着、今回初対面のガイドO氏と、Bさんとそのダンナさん(今日はアッシー役だそうな)が先に着いて海を見ていた。
ちょっと波が高くて、ビーチエントリーは危ないかも、と言われた。
近場に逗子というのもあるが、今日はやはり状態が良くないそうで、狭い湾内でなら潜れる、という。
少し話し合って、ちょっと足を伸ばして真鶴の福浦まで行ってみよう、という事になった。
さらに車で走る事1時間、空が晴れ渡って来た、暑い!
まだウェットスーツでは心配だったが、これなら大丈夫かな?
福浦の海岸で、ダイビングショップに申し込みを済ませると、Oさんが器材を出して見せてくれた。
新品同様(に見える)BC3種、レギュレータ、フィンは、今日レンタルしてもいいし格安買い取りでもいい、と言う。値段は格安というより激安。
正直、ここに来るまでは、「重器材はまだ先でいいや、今回は気に入ればマスクとフィンくらいは…なんて思っていたんだが、安いしシッカリして見えるので心が動く。
後はこの、初対面のおじさん(笑)を信用するか、否か。なんだが。しました(早っ!)。
だって元々ブランドとかにこだわりは無いし、買い物キライだし。他人様が揃えてくれるなら、こんな嬉しい事はない、安いし。
さらにダイバーズナイフと新品のマスク&フィンもある、けれど、ナイフはまだいいとお断りし、マスクはちょっと顔型に合わないようなのでやめて、今日は別の古いのをレンタルで使わせてもらった。
ブーツもちょっと古びたのを借りたらオマケに付けてくれた。ついでだと言ってメッシュバッグもオマケしてくれた!
…あらら〜、だいたい揃ってしまったわ。びっくり。
器材が決まって、やっと準備。暑い中する事も無く辛抱強く待ってくれたBさんが、新品のウェットに手こずってモタモタしてる私を助けてくれる。濡らすと滑りが良くなるというのでシャワーをかけてくれた。
やっとウェットを着ても、次はタンクを背負わにゃならん。ここでまた、遅れを取る。
早く慣れて、他人様をお待たせしなくなりたいものだ…慣れの問題であってくれるといいんだが……。
ビーチエントリーと言っても、ここはコンクリ固めのエントリースロープがあり、ちゃんとロープも張ってあるので、けっこう波がかかってても怖い思いもせず入水できた。
入るとすぐ階段で、3歩程で泳ぎ出せる…と、顔を浸けた瞬間、まっ青な小魚(スズメダイ?)がチョロチョロしてるのが見える。
びっくり。
魚、それも色鮮やかな熱帯魚的な魚達が、いっぱいいる!銀色の、塩焼きにしたら旨そうな魚の群れも多い。
入って程無く、でかいウツボが砂地に全身をさらしていてビックリした。
透明度は3〜7m、と聞いていたが、もうちょっと見えた気がする、覚悟した程暗くはなかった。水深はせいぜいが10m程度だったので、太陽の光が塵を反射しながら落ちて来て、なかなか神秘的。
海藻の森、岩場、砂場(砂紋が綺麗!)と、狭い範囲で変化に富んだ景色。
外は暑くて汗ばむ程だったが、水温も充分高くて、全然寒さを感じなかった。ウェットで充分!
やっぱり潜行はモタついてロープを掴んでしまった。ウエイトを聞かれて石垣では2kgだったと答えたら、3kg付けさせられたがまだ足りなくて途中でKさんがもう1kg渡してくれた。(後で聞いたら、新品のウェットは浮き易いそうだ。浅い所が多かったし…でもまた、体脂肪が増えているのかも……………)
40分ばかりで一回りして上がり、昼食。
途中でパンを買ってたんだけど、ビーチハウスにカップヌードルを売っていたのでムラムラっと食べたくなってBさんとそちらを食べる。
寒い思いをしたワケでもないけど、海から上がると熱い汁物が最高に美味しい、でもアンパンも食べたけど。O氏がレギュラーコーヒーを入れてくれる、嬉しい。
K氏は「魚少ないな」とぼやいている。え〜あれで少ないの!?と驚いたが、後でネットで見てみたら、ナルホド、凄い群れが見られるようだ。
神奈川の海、侮り難し。
ちょっとのんびりしてから、同じ場所からもう1本潜る。
あれっ、さっきよりだいぶ水が濁ってる。でも、まだまだ全然見通しは悪くない。視界全体が白っぽくなった感じ。
今度はさっきより沖の方まで回って、天然記念物だというイソギンチャクの大群を見る。すごい!
クマノミがいる、と聞いて楽しみにしてたんだけど、見付けられなかった。残念。
あんなにびっしりみっちりイソギンチャクがいるんだから、住めばいいのに。
でも、Oさんがタコやウミウシを見付けて教えてくれる。
掌を丸くして何を運んで来たのかと思ったら、小豆粒くらいの小さい黄色いモノがピロピロ泳いでる。クリオネみたい!?と、思ったら、キイロウミコチョウと言って、ウミウシの一種だとか。可愛かった〜。
私的には大満足で、支度を終え皆で握手して解散。
帰り道で、T氏がお店に寄ってくれて、マスクとシュノーケルも購入できた。
うわ〜、揃っちゃったよ、器材!