再会
リバティは改装してから、特に繁盛していた。真悠子もたまに玄米入りの雑炊やソフトクリームを食べる事もあった。今日は少し時間があったので、リバティで時間をつぶすつもりでお店に入った。
いつものように、セルフサービスの注文カウンターに向かった時、前で注文している男性がいた。
どこかで見たことのある後姿だった。太腿からふくらはぎに繋がる脚のラインがきれいだった。
そしてその男性が振り向いた時瞬間に衝撃がはしった。
そこには祐介がいた。まぎれも無く祐介だった。胸板の厚さといい、肩幅の広さといい、人のよさそうな顔は、脳裏にこびりついていて、忘れることのできない人だった。真悠子は揺れる心を隠すようにうつむいた。
すぐに祐介が気が付いた。
「あ、こんにちは」 「お久しぶりです」 「覚えていらっしゃいますか」 「あの時自転車にぶつかりそうになって・・」
祐介も嬉しそうだった。
「そう言えば、あの時の方のようね」 「でも、随分ご無沙汰ですね」真悠子は内心嬉しい気持ちを隠して言った。
「そうです、おぼえていてくれましたか」 「実は仕事の関係で、立川にいたのですが、やっと開放されました」「それでは、あの時の続きということで、ソフト・・・いえ何か温かいものでも、ご馳走させてください」「ハッハハハハ」
真悠子は、屈託の無い祐介の笑顔で、気分がリラックスしてきた。
「それじゃ抹茶のソフトクリームいただこうかしら」真悠子は愉快そうに答えた。
この後2人はどうなるのでしょうか? 後編は後日発表することと致します。
TO BE CONTINUED
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