夏休みの思い出
バンダイ
ウルトラマンフェスティバル2003

ULTRAMAN FESTIVAL



2003年の夏休みに恒例の「バンダイ ウルトラマンフェスティバル2003」に行って来ました。

バンダイ提供で東京と関西で毎年行われてる恒例のイベントです。
関西ではだいたい遊園地の中の特設会場で催されることが多いです。私の記憶では
1994年 甲子園阪神パーク
1996年 エキスポランド
1997年 甲子園阪神パーク
1998年 甲子園阪神パーク
1999年 奈良ドリームランド
2000年 奈良ドリームランド
2001年 宝塚ファミリーランド
2002年 宝塚ファミリーランド
だったと思います。
去年までの宝塚ファミリーランドが不況のあおりで閉園したため今年はどうなるのかと 心配していたのですが、「近鉄あやめ池遊園地」で開催されました。

イベントは主に展示とウルトラマンのショー、そしてグッズ販売のウルトラマンショップです。
展示の方も昔は結構撮影の小道具なんかも多く展示されている上に98〜99年頃は ディスプレイの展示もかなりマニアックに凝って構成されていました。
でも、ここ数年は関西ではかなりおざなりになっており、小道具や車両とかの展示もほとんどありません。 今回なんか劇場版のムサシの衣装だけでした・・・・・
通路に沿ってウルトラマンと怪獣が対決してる着ぐるみのディスプレイが何点かあり、あとはアトラクションっぽい ものが何カ所かあるだけといった感じです。
新しいところではレジェンドとグローカールークの着ぐるみがありましたね。
ちょっといいなと思ったのは巨大なコスモスの手に乗れるというディスプレイで、劇場版第1作 を思い出しましたね。
で、今年もやっぱり昨年に続いてパンフレットが作られてませんでした。昔は毎年パンフレットが 作られており、そこに会場内各所に設置されたスタンプを押して行く「スタンプラリー」というのが ひとつのイベントだったんですが、今回はスタンプを押す紙は別に用意してありました。
なんかほんとうにますます縮小されていく感じでほんとに寂しいものがあります。




ウルトラマンフェスティバルでは出口のところにSHOP「ウルトラマンデパート」が併設されていて ウルトラマンのグッズを売っています。子供には楽しみなコーナーです。
このSHOPの楽しみのひとつに指人形の売場があります。
ご覧のようにウルトラマンと怪獣に分けられた台の上に大量の指人形がごちゃ混ぜでのせられていて、 欲しいものを置いてあるカゴに入れてレジへ持っていきます。1個90円という安い値段だけあって何個か 買ってもらえるので、子供達は楽しく選んでいます。
台の上には板に接着された全種類の見本が置いてあるんですが、時間がたつとはがされたりして います(特に新作は)。
毎年新しい指人形がこのイベントで初売りされることが多いです。ウルトラマンティガの年は放映前 にもかかわらずティガの指人形が先行発売されてました。
で、今年入手した新作指人形が右の3つです。
左からウルトラマンジャスティスクラッシャーモード、ウルトラマンコスモスフューチャーモード、 ウルトラマンレジェンドです。
でも、今回ウルフェスで買った指人形の中のフューチャーモードは写真の一番右のように 手の部分が青く塗られていませんでした。後で普通の小売店で買ったものはちゃんと塗ってあったので、 初期の不良ロットみたいですね。 たしか以前にもウルフェスでダイナのミラクルタイプの初期設定の色分けのものが売られていたこと がありましたね。
それにしても怪獣の新作指人形がないのはちょっとさびしいですね・・・・
他にも買い物をしました。
まずは「ウルトラマンフェスティバル防衛軍シール」。
歴代の地球防衛チームのシンボルマークのシールです。
科学特捜隊、ウルトラ警備隊、MAT、TAC、ZAT、MAC、科学警備隊、UGM、 ウルトラフォース、UMA、W.I.N.R、HEART、Myde、GUTS、スーパーGUTS、XIG、GOKAZOKU隊 そしてTEAM EYES。ウルトラフォースやGOKAZOKU隊まであるのがすごいですねえ。
そして、右は「ウルトラヒーローえんぴつ」。
ソフビ製のミニフィギュアが鉛筆の端についてるのですが、 これがちょうど指人形っぽいのです。サイズ的にはご覧のように1/2以下でもちろん 穴に指は入れることは出来ないんですが(笑)、なんか指人形のミニチュアみたいで面白かったので買いました。
種類はご覧のマン、セブン、ティガ以外にタロウ、ダイナ、ガイア、アグル、コスモス の8種類でした。



例年ウルフェス限定のソフビとか指人形セット(指人形の部屋を見て下さいね)とかを売っています。
2001年は「原点回帰セット」
2000年は「ザラブ星人&ニセウルトラマン」
1998年はウルトラ怪獣シリーズソフビのネロンガの透明バージョン(クリア)とバルタン星人の分身バージョン(ブラッククリア)
1997年は最終日2日間だけ発売されたソフビのグリッターティガ。
で、去年はなかったのですが今年は2つも出ました。
まずは「ウルトラ怪獣2003SPECIAL 有翼怪獣チャンドラー」です。
ご存じウルトラマン第8話「怪獣無法地帯」に登場しレッドキングにボコボコにされたあのチャンドラーです。
ペギラの着ぐるみをちょっと改修しただけで、今回のソフビももちろんペギラのソフビの一部改修です。
比較してみると体色を少し濃くして頭部のみを 改修してありますが、まあさすがに最近のソフビ、かなりリアルに造形されていますね。
そしてもうひとつの限定版が右の「ウルトラヒーロー2003SPECIAL ウルトラマンレジェンド(クリアバージョン)」。
クリアバージョンと聞いたときにはレジェンドなので透明か青系のクリアだと思いこんでいた んですが、ブラッククリアでしたね。 今回驚いたのはカラーでパッケージがちゃんと新しく作られてることですね。
昔のウルフェスにおいて限定版のネロンガやバルタン星人のクリア版ソフビの時は売り切れたりしてましたし、 ザラブ星人とニセウルトラマンのセットの時は「おひとり様1個」だったのですが、今回はワゴンに山積みされてました。 中にペギラとか普通のレジェンド混ぜといたらおもしろいのに(笑)。




さてファイヤーマンに見送られながら(なんでや!)会場を出て、円形大劇場に「ウルトラマンコスモスショー「いつかみた宇宙(そら)」 を見に行きました。
ウルトラマンのショーというのも昔はずいぶんおざなりなものも 多かったのですが、最近は低予算にもかかわらず非常に凝った作りになっています。
今回のお話は宇宙へ帰ったはずのカオスヘッダーがまた人間に不信感を抱いてやってきて 人間を再び自分と同化しようとするというお話。
もちろん登場するのはウルトラマンコスモス、しかもスペースコロナモード。
対するカオスヘッダーの方はイブリースで登場し、司会のお姉さんの姿をコピーしたり (もちろん別のおねえさんです)、ウルトラマンの力を得てカオスウルトラマンになったりとにかく いろいろと凝っています。
で、応援に駆けつけるのはウルトラマンとティガ。
それに絡んでくるのがイーヴィルティガ。最初は味方のふりをするのですが、 まるで王蛇=浅倉のような演技で悪ぶりを発揮します。結局、最後はティガと対決し 倒されてしまいます。この対決シーンはアクションが上手くキックの応酬で非常に 見応えがありましたね。
結局カオスヘッダーはギギにそそのかされていて、最後には再びコスモスと解り合い ”悪”はすべてこのギギが引き受けます。で、ギギの手先の怪獣がイザクと大鉄塊!
イザクというのもずいぶんマイナーだとは思いますが、大鉄塊というのはどうよ! ビデオ版セブンの怪獣ですよ!ま、強そうなロボットで役割としてはいいんですけどね。
最後はコスモスもエクリプスモードとなりギギを倒します。
3人という少人数のウルトラマン(あ、最後にまとめ役でキングが出てました)。 、いろんな姿のカオスヘッダーを出すことで少ないキャラクターで話をうまく作ってある ことに非常に感心しました。
それと、ありがちな人気怪獣(バルタンやメフィラスなど)を出さないでティガ以降の 新しい怪獣だけを使ってることも個人的には好感度が高いですね。
9月以降は「パート2」として上演内容も変わるらしいですが、それも見てみたい気がしますね。

さあ、「ウルトラマンフェスティバル」は来年もちゃんとあるんでしょうか?






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