6月16日 最後日、パリの街角で見かけたもの
道端にもプロがいる 薔薇だけの花屋 おぢさんも花を買う
モダンな器ギャラリー ゲインズブールの家 以前泊まったホテル発見!
花の種類が豊富ね プロバンスの陶器屋さん 高名なパティシエの店で
火事があったらしい ボンマルシェの食品売り場 シャルル・ドゴール空港
7泊8日の旅も今日が最終日。午前中に荷造りをしてチェックアウトをすませ、夕方までぽっかり明いた数時間を大好きなサンジェルマンで過ごす。ギャラリーや骨董品店、本屋や花屋や自然食品の店の間に、センスの良い小さなブティックが並ぶヤコブ通りが好きで、どうしても行っておきたかった。Yちゃんはゲインズブールの家も見ておきたいと言う。ちょこまかと歩き回り、気に入ったものを少しずつ買い、食事をしている時間がないので、有名なお菓子屋さんでマカロンを買いお茶をする。ここは気取っていて感じが悪く、特大のケーキもさほど美味しくないので、チップを省略。レジデンスの近所の店で買って帰ったケーキのほうが美味しかったなあ。

最後にボン・マルシェ(デパート)の食品館に寄って、パッケージの可愛いおみやげを探す。昨日の夕方、モンパルナスの高級スーパーに行ってみたのだけど、ここほどお洒落で美味しいものはなかった。ボン・マルシェはパリの紀ノ国屋といったところだろうか、厳選された食料品や可愛いデザインの雑貨がセンス良く並べられ、見ているだけでわくわくしてしまう。

おっと、あんまりのんびりしていると飛行機に乗り遅れてしまう。以前、実際にパリから帰る飛行機に乗り遅れたことのある私のこと、用心して早めにタクシーをつかまえる。ところが渋滞に巻き込まれ、空港に到着したのは出発の1時間半前。デタックス(免税)の手続きをしたり、ウロウロと全日空のカウンターを探したり、内心すこしひやひやしながらも、無事機上の人となったのでした。Yちゃん、あまりあてにならない友でごめんね。面白かったかな?

おまけ
-パリの車たち-

パリのミニ子さん なつかしいルノーサンク シトロエンの上級車XM
ムルティプラのタクシー シトロエンのパトカー ルノーの郵便車
パリの車の4割はルノー、3割はプジョー、2割はシトロエン、残りが外車(主にドイツ車)。フランス国産の車が幅を利かせている。どの車もボコボコで埃まみれ、クラクションをプープー鳴らして元気がいい。ビックリするのは駐車の方法。前後の車をぐいぐい押しながら、割り込んで停めてしまうから、間を通り抜けられないほどビッシリ車が並んでいる。車はフランス人のサンダル履きという感じで、思い入れがあるのかないのか、実用的で道具っぽい。ドイツ車に乗っている人がピカピカに磨いているのと較べると、なんとなく国民性の違いを感じて面白かった。