6月14日 ワインでわいわい
Yちゃんが用意してくれた朝食 かんぱーい!
かんぱーい! いえーい!
今日の写真ときたら、Yちゃんと私の二人分合わせてもこれだけしかありません。一日中「フランス人的休日の過ごし方」を実践していたのです。
朝はYちゃんが「朝ごはんできたよー!」と呼んでくれた。ご飯炊いちゃったよ、良かったかな、と言う彼女の部屋に行ってみると、炊きたてのご飯とみそ汁、サラダ、シーチキンを使った肉じゃがまで用意されていて、感激。私はパソコンで調べものをする係だからと、Yちゃん自ら食事係をかって出てくれて、幸せなことこの上なしだ。お互いに得意分野を生かして、と言うんだけど、私のほうが徳みたい。彼女は手早く美味しい食事を用意してくれる。

お昼は武蔵美で知り合ったMちゃんとサンジェルマン教会の前で待ち合わせ、「パリノルール」という本に載っていた地元料理の店へ。Mちゃんはパリへ赴任の決まった旦那さまと引っ越してきたばかり、Yちゃんとは省庁の旦那さま繋がり、しかも飲むのが大好きということで、すぐに仲良しになった。いくつかオーダーしたお料理はどれも美味しく、それ以上にハウスワインが美味しい。二人の飲みっぷりも素晴らしく、結局三本空けてしまった。わいわいと飲んでいたら店中のおじさまたちが面白がって、「これも食べない?」とか「これも飲まない?」とか「トウキョウのこの店知ってる?」「ニホンに行ったことあるよ」とか声をかけてくれ、お店から食後酒もおごって頂いた。平日のお昼の時間なのに、パリジャンたちはワイン片手に愉しそう。夏の日差しが燦々と降り注ぎ、気持ち良いこと、この上ない。

それから店を出て、近くのデパート「ボン・マルシェ」まで歩き、私はおみやげをいろいろ調達、彼女たちは店内をあちこち見てまわる。お茶でもしようかということになり、デパート内のテラスに入ったら、この二人、また「ワイン飲んじゃおか」と言う(左下の写真)。だって、ジュースよりワインのほうが安いんだもんね。辛口のよく冷えたロゼワインを片手に、パリの夏の宵はいつまでたっても暮れないのでした。