![]() ☆★☆ たこやきめぐり 第5回 ☆★☆
熊谷 真菜
ここで、オーナーの石井富美江(とみえ)さんに登場してもらおう。
「たこ焼は小さいときから食べてましたけど、最近おいしいたこ焼が
少なくなってきまして。
同じやるなら、食に通じてる人に食べてもらえるような、
いいもんを出したいと思いまして、主人と店長と3人でいろいろ工夫を
重ねました。
味のレベルでは、ほぼ完成したんですけど、どんな出し方があるのか、
そのへんにもこだわりました。
私はやっぱりOLの人に気に入ってもらいたくて、女性ひとりでも、
気軽に来てもらえるように、雰囲気づくりは今でも気をつかっています」。
口コミの評判を落とさないように、素材の吟味に力がはいる。
タコはもちろん店でおいしい形に切りわける。
大きければいいというものではないらしい。
屋号の由来を聞いてみた。「主人が18日生まれで、当たり番号なんですよ」。
「おはこ」と読めば、得意中の得意を意味するけれど、ここは、
「じゅうはちばん」と読ませるらしい。
そっと裏方に徹する、富美江さんのスタイルが、
屋号の読み方にも反映されているようだった。
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