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サパの街の雰囲気も少数民族の人達の生きざまも、期待していたものとは違うことに戸惑いつつ、次の日を迎えます。

この日はまずはラオチャイ村へ。なんだかんだ言っても、やっぱり、素敵な風景です。
この村も黒モン族の村です。
午後は、本来行くはずだった村が橋の工事中で行けず、替わりにバンホー村へ。ここはタイ族の村。ガイドさん曰く、この民族は賢いのだそうで、今のベトナムの国の偉い人にも、この民族の人がいるとか。
竹で編んだ壁と高床式の構造が特徴の家です。素朴ではありますが、左上の写真の奥の家、パラボラアンテナがあるのはわかりますか? 黒モン族の家もそうですが、ちゃんとテレビはあります。
右上の写真は、通りがかりに話しかけたおばあちゃんが家の中に招き入れてくれたときのもの。立派な家具があります。写真の奥に神棚というか祭壇のようなものがありました。今はもう、あまり使われなくなっている様子で、おばあちゃん自身もさみしそうな感じ・・・

子供たちは難しいことは関係ないので、元気で良い笑顔です。
続き
この村の学校。ひらひらとカラフルな旗は、今が入学時期だから飾られているそう。
先生が威厳をもって指導していて、子供たちは言うことを良く聞いて動いている。その横で、犬が寝転んでいる・・・(ベトナム国旗の下)
帰り道に通った村のメインストリート。この話題は、人によっては耐え難いことでしょう。
左の看板、「CHO」とは犬を意味します。右の写真、なぜ犬がカゴに入っているかと言うと・・・
そう、この地域では民族によっては犬を「食べる」のです。右の子犬は、育てられた上で食される、と。
ま、それも文化ですね。私は今回は食べる機会はありませんでした。
村に入るとすぐ、グァバの実を落としている光景に出合いました。大人が実を落とし、子供が争って拾って食べています。楽しそう。
この村も土産物屋が多くて観光地の要素を持っていましたが、サパの市場やタフィン村のようにうるさく近寄ってくるようなことはほとんどなく、のんびりすることできてありがたかったです。右は商品群。
歩いているうちに、どこからがそうかわかりませんが、タヴァン村に変わりました。たぶん、この写真のあたりはそうだったのでは無いかと・・・
民族衣装の親子が、小さな流れをわたるのに四苦八苦する欧米中年観光客の後ろで待っています。
右は、途中で見かけたチョウ。あぁ、日本と同じアオスジアゲハだなぁ・・・と思って見てましたが、考えてみると日本で彼らの食草であるクスノキは、こちらでは見ていない。何を食べているのだろう?
続いてサパの近くにあるバック滝へ。なかなか良い滝でした。
右は酒屋さん。ここで量り売りをしていた酒をお土産に買いました。ここで酒を買うに至る顛末はいろいろあったのですが、その説明をここに書くのはなかなか難しい。サパでは米で造った酒が名産で、その味は沖縄の泡盛に良く似ていて、なかなか美味しく安い、ということだけ報告しておきます。顛末が知りたい人は直接お尋ねください(笑)。
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この村は良い雰囲気だった。ちょっと暑かったけど、その分、昼食のビールが美味い。ちょうど涼しい風が吹き抜ける場所で、眺めも良くて最高。

店にいた子猫も、私の膝の上で寝てしまった。かわいいけど、ちょっと暑かった(笑)。
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サパの街にしても少数民族の現実にしても、なかなか期待通りでは無い部分もありましたが、旅的要素としてはいろいろあって楽しかったのは間違いありません。
楽しかった出来事としては、上の酒にまつわる顛末の他にも食べ物絡みでいろいろありました。
左は普通に美味しかった鍋です。サパでの夕食は2晩とも鍋にしましたが、いずれも麺が普通に付いてました。なぜハノイではそうではなかったのか? また、そうしたいという意図がなぜなかなか通じなかったのか?
右は、“ティラミス”。欧米人観光客が多いだけあって、こうしたスウィーツ類の店もあるのですが・・・
初日に食べた店では、リンゴが入ってました。2日目に食べた店はリンゴは入ってませんでしたが、いずれの店も、あまりティラミスらしい味はしませんでした。不味いわけでは無かったですが・・・
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