サパの3日目もすっきりした青空。来るときは雨に土砂崩れでどうなるかと思ったけれど。
こんな景色を眺めながら、朝食を食べて、出発。
ハノイに戻ってきたら、秋祭りだかなんだかで、華やかな雰囲気になってました。
左下、スイカを使った細工も見事でしたが、右下の犬には驚きました。なんだと思います? グレープフルーツみたいなかんきつ類(ザボン?)で作ってるんですよ!
さて、これで旅のメインは終了。帰りがけ、ラオカイで中国との国境まで行きました。川の向こうは中国。かつての国境紛争の緊迫感は感じられません。ベトナム人は、安いものを買いに中国へいくそうで。
ラオカイの駅近くの市場も行きましたが、こちらは観光客向けの要素はまったく無く、現地の雰囲気をのんびり楽しめました。右は花売りの様子。観光客向けではない市場に行くと、こちらが見ているよりも向こうから「見られている」感じがするのが可笑しいです。
続いては、一度ラオカイを通過してバックハーという街の近くにあるカンカウ村へ。サパから3時間ちょっとの道のり・・・のハズが、途中で道路工事の通行止めに遭い、小一時間ほど無駄にしただろうか?
「無駄」・・・となるかどうかは、運なのか自分次第なのか。開通待ちの間にたまたま隣にいたアメリカ人と話をしたら、なんと彼は日本に住んだことがあるらしかった。しかも、こちらのベトナム人のガイドさんの彼女(日本人)が住んでいる都内のある街と同じ街に住んでいたらしい。すごい偶然。アメリカ人とベトナム人が日本語で会話している様子は、なんだか可笑しかった。こんなひと時は、旅の大事な思い出だ。道路工事の通行止めのおかげである(笑)。
さて、目的地のカンカウは、やはり棚田が美しいが、米以外にトウモロコシが目立つのが特徴である。右はカンカウの市場。その様子は・・・
最後の日のお昼は、ガイドさんが家族と良く行くという店で食べました。たしかに美味しかった!
店の雰囲気は左の通り。
さすがにいまだに道端のいわゆる「屋台」は未経験ですが、このくらいの雰囲気の店はまったく抵抗ありません。だんだん、ハードルが下がっていく気がします(笑)。
ちなみにこの店では上記の2品とビール2本を頼みましたが、計 10万ドン。円高の今では日本円で500円にもなりません。それでも、なんだか少し多く取られたような?(メニューが無い?ので値段がわからない)
この日の夕食は、大量?に残ってしまったベトナムドンを消費すべく、かなりな高級店で夕食を食べたのですが、その店では1 0万ドンではビール2本すら飲めませんでした(笑)。たしかにサービスも味も良かったですけどね。
サパとは違って野外で、簡素で小さい市場ですが、モノはいろいろあります。そして何と言っても、ここには花モン族と呼ばれるカラフルな衣装を着た民族が集まるのが有名です。
ちなみに彼女たちは、冬も夏も同じ格好らしいです。この日などはかなり暑かったですが、汗をかいている様子すらありません。大人はそろってフォーを食べてますし。子供はアイスを美味しそうに食べてますけど(笑)。
なお、他の民族は男女が似たような衣装(少なくとも色彩上は)をしていましたが、花モン族の男性はそうでもないそうです。水牛売りのコーナーは男性が集まってますが、華やかさはまったくありません。
なお、サパ周辺は米の酒が名産ですが、バックハー周辺ではトウモロコシの酒が名産だそうです。右は昼食時に試したもの。でも、米の方が美味しいかなぁ? ちなみにこのグラス、ハノイのスーパーで似たようなものを売ってましたが、意外に高くてちょっと驚きました。
例によって、旅の最後は地元のデパート、スーパーで土産物漁り。私の場合は特に、こういうところで土産を買う場合が多い。前回同様、大量のベトナムコーヒーを仕入れ・・・まぁそれは良い。
ベトナムでは意外と日本のお酒が売られていた。中には現地生産で日本語ラベルを貼っただけと思われるものもあったけれど、輸入されているものもあった(当然、後者は高い)。
今回の旅では、期待していたものには期待していたほどには楽しめなかったけれど、いろいろな問題点の確認も含め、面白い、楽しい経験がいろいろ出来た。
感動や価値観を揺さぶられるような快感は無かったけれど、やはり異なる文化に触れ、いろいろな人と話すことは楽しいものである。
次はどこに行こうかなぁ?