3日目はいよいよ大神島へ向かった。
ある意味、今回の旅の前半の一番の目的だったと言える。思ったより船の便が多く、便利だった。
ここへは、たまたまだけれど宿で一緒だった方々と一緒に渡ることになった。他に何人かの観光客もいたけれど、不思議と「仲間意識」みたいなものを感じた。そのうちの一行はガイドさん+お客さんだったようで、このガイドさんには横からいろいろ話を聞かせていただいた。島のおじぃのガイドさんと歩いていた女性もいて、そちらもなんだかんだ一緒に歩いた感じになり、ちょっとした交流がなかなか楽しかった。
こういう島、場所について語るのは難しい。私自身、深く感じられているわけではないし・・・
かつて人が大切にしていたことが、辛うじて残っていて、なんとかそれを少し感じ取れるだけの自分に今はなることができて、こうして「残照」を眺められるだけでも幸せなのかもしれない。
島の住人は数十人で、平均年齢は80を越えているらしい。久高島がそうであったように、こちらの祭祀も途絶えて行ってしまうのだろう・・・
島の多くが聖域で、かつてはカメラを持ち込むことさえ嫌がられたらしい。
私も、島の中を写す気にはなれなかった。
最高部までは遊歩道があり、そこまで行かせていただいた。そこにも聖なる岩があるが、展望台はその岩よりは低く設えてある。眺めなら写しても良いかな、と思って宮古島と真上の空を撮ってみた。
宮古島にもどれば、気分は再び俗世界(笑)。
「すむばり」というタコ料理が有名らしいお店で「タコの墨入りそば」をいただいた。美味かった♪
そして右は・・・
宿の夕食がスゴイため、ずっと我慢していたのだがついに限界に。「新香茶」(あたらかちゃ)というサトウキビ畑を眺められるカフェで・・・マンゴーパフェ。宮古島でマンゴーパフェ・・・美味しくない訳がない。眺めと合わせて最高♪
通りがかりに何だか妙なものを見つけたので、車を停めて撮ってしまった。
昔の製糖工場の跡らしい。
ちなみに宮古島ではさとうきびの他に煙草もたくさん栽培していた。
嫌煙者としては複雑な気分を味わうドライブである。
この日は他に、地下ダム資料館や宿のヘルパーのお姉さんがおススメしてくれた仲原鍾乳洞に行った。
地下ダムは、施設としてはかなり興味深いけれど、資料館としてはお粗末。あれで入場料を取られるのは私のように業界的な興味がある人間でさえキツイ。
鍾乳洞は、小さなものだけれど、人が少ないので静かで悪くなかった。
3日目の夕飯・・・の一部。しつこい?(笑)
この日のメインはミーバイ(ハタの仲間)のマース煮(塩煮)。ミーバイは沖縄の最高級魚と言って良いのだろう。新鮮でなければマース煮にはできない。
ミーバイは、このあと行く水納島でいつも釣りあげている魚である。もっと大きいのが釣れて、半身は刺身で・・・なんて目論んでいたのだけれど…(後述)
この夜は、同宿のみなさんの部屋に集まって5人で泡盛1升を空けた・・・夕食時にすでにそこそこ飲んでいたにも関わらず(笑)。
こういう時間も沖縄旅行の楽しみ♪
みなさん、ありがとね。
4日目はフェリーで伊良部島に渡った。この島は細い水路を挟んで下地島とくっついている。左の写真の左側が伊良部島、右側が下地島。
右の写真は下地島。ここはジェット機の訓練用の飛行場がある。私が見ているときは小さな飛行機しか来なかったけどね。見物人もそこそこいる。
下地島の観光スポットの「通り池」。もう1つこんな池があり、それぞれと海がつながっている。鏡のような水面が美しい。ダイビングスポットにもなっているらしく、たしかに潜ってみたい気になる。
この日の昼はさすがに軽いものが食べたくなり、伊良部の食堂でアーサ汁定食をいただいた。これも美味しかった。
伊良部島の展望台から宮古島を眺めてみた。梅雨に入ってしまって心配したけれど、結局この後もほとんど雨の影響は無かった。神様ありがとうございます。
この島にも「soraniwa」というしゃれたカフェがあり、マンゴーのスイーツを・・・フェリーの時間を気にしなければ、本でも読みながらひたすらのんびりしたい感じ。
このカフェは宿泊もできるらしい。眺めも良いので泊まったら気持ち良いだろうな〜
津嘉山荘さんでの最後の夕食。
食べかけの写真ですいません・・・全部そろうのに時間がかかるんですよ。
「一巡」?したのかラフティをまた食べられた。最初の夜は、美味しいけれど「重い」ために他のものが完食できなかったけど、この夜は問題なし。伊良部で間食したにも関わらず・・・ちょっと自分が怖くなった(苦笑)。
この日は前日までの同宿のみなさんが帰ってしまっていて、ちょっとさみしかったな。
またお会いしたいし、津嘉山荘さんもまた行きたいな。