水納島 その5(1)
5回目の訪問。
親戚の家などを除いて、旅行としてこれほどの回数を訪れた場所は他には無い。
今回は総勢7人だったけれど、みんな「リピーター」というのは初めてだったな。
前回以上に「変わってしまった」この島の姿に哀しい思いを感じたけれど、全体として楽しかったことは間違いない。
たまたま、もう10回以上もこの島を訪れている旅人も居合わせて、一緒に泡盛を飲んだりして・・・
アダンの森の向こうに沈み行く夕陽。
光と風と植物の緑しか感じられない時間。
この島では肉用牛の子牛を育てて生計を立てている。
前回はあまり牛を見かけなかったような気がするけれど、今回はあちらこちらで姿を見たし、「脱走牛」の姿も多かった。管理は大変なんだろうけど、そういう“ルーズさ”は旅人としては悪くない雰囲気を味わえる要因だったりもする。
今回はヤギの姿も多く見かけた。野生化したヤギで以前は人を見るとすぐに逃げたものだけど、ちょっと警戒心が薄れていたような。
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天気は旅の印象を大きく左右する要素。
今回は、前半は晴れて後半は少し曇りがち。時折雨も降ったりしたけれど、まぁ全体としてはまずまず。5月の紫外線は晴れたら強烈ですし。

沖縄では太陽のことを「てぃだ」と言います。
もっとも、沖縄全域でそうなのかは知りません。
沖縄本島と宮古方面では言葉が違うそうですし、宮古でも島によって違うそうです。
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島の西北に向かう道。いつもここで写真を撮っています。
下の木も、前回に撮影したのと同じ木。3年前に比べて、ずいぶん大きくなったなぁ。
次回には、どんな姿になっているだろう。
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牧場の中を通る道です。
やわらかい風を受けながらのんびり歩くには最高の道です。
例えば、北海道の美瑛の丘を歩くのも気持ちが良いですが、それとはまたぜんぜん違った良さです。
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沖縄ではどこでも必ず見かけるアダンの木と実。
沖縄の青い空と海にはとても良く映える植物です。
実がもっと鮮やかなオレンジになると、絵的にも美しいのですが。
この実が落ちると、それを食べにオカヤドカリがたくさん集まってきます。
3年前の様子は
こちらから。