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島の中心…と呼ぶにはやや違和感あるが(笑)、メインの集落まで戻ってタクシーはさよなら。ただし、小さな島なので、次の日もその次の日も、どこかで同じタクシーに出会っては「やあ!」ってなことに。これも島ならではの楽しさだね。
左の写真はおそらく廃屋で植物に完全に覆われちゃってるんだけど、いろんな花々に覆われてなんだか素敵な雰囲気だった。妖精が住んでいそう。
下は、数少ない夕食が食べられるお店(笑)。でもここも美味しかった。ライブもけっこうやるようなのだけど、今回の2泊には当たらずに残念だった。なお、この日も生カキ…♪
島での2日目も天気は今一つだったので、遠出はせずに傘を片手に島の東側に軽く散策に出た。
島は土壌がとても貧弱だけれど、海藻は実に豊富。海岸沿いに広い範囲でべったりと生えている。ただ、魚類・甲殻類の姿は非常に少なかった。季節的なせいなのかどうかは不明だけれど…貝類はそこそこいたけどね。
右は、遭難した漁師のお墓だとか。けっこうあちこちに点々と設置されている。こういう存在も、小説『ディングルの入江』の話と通じてイメージが膨らむ。哀しさと、島人の優しさと…
通りがかりに見かけた、どちらもなんだかちょっと面白いなと思ったもの。左は苔の仲間かな?
右は、牛が嫌がってる感じはしなかったので、寄生虫かなんかでも食べてるのか??
アラン諸島と言えば、世界的にアランセーターが有名。今は島ではもうほとんど作っていないような話を聞いたけれど…。
これはセーターの土産物屋。私も記念に…と言うか、あまりの寒さに耐えかねて1着購入。その場ですぐ着ました(笑)。
ま、でも、寒くてもビールは飲みますけどね。今度はギネスとかのスタウトではなく、エールタイプ。なお、地元の子と思われる3-4人の子供たちは、毎日港で1時間くらい泳いで遊んでました。いくらなんでも信じられない…
島で3日目にしてようやく晴れた。曇天は曇天でこの地らしさを味わって…と思っていたけれど、やはり晴れにはかなわない(笑)。だいたい、この島で3日も過ごす観光客なんてそうそういない感じだったから、島の神様もサービスしてくれたのかもしれない。
この日はもちろんサイクリング。実に気持ち良い。
島ではタクシー以外に馬車も観光用に使われています。この日の午後は、こちらの馬にお世話になってまた別な方面に出かけてみました。楽しいけど、乗り心地が良いとは言えませんでしたけどね(笑)。牧場は、場所によってはたくさんかわいい花が咲いていて、きれいです。写真は今一つですみませんが、、、
島はどこも岩盤の上に薄い土壌が乗っている感じ。あちらこちらにベリーの類の花と実があった。何度も食べてみたい誘惑にかられたけど、いちおう止めておいた(笑)。右上は、高台にあった廃墟。左は、そこから見た島の中心の風景。左上の湾状になっている部分がそうで、ココに港がある。
土壌が薄いゆえに、なんと海藻を肥料に用いていたらしい。また、風が強いので、土が飛ばされないように石垣を築いたのだとか。
そう思ってこの風景を眺めると、その苦労と、苦労の割に得られるものの小さい、厳しい生活に気が遠くなる思いがします。
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この日の夕食。また生カキ。そして真ん中のカニが…激うま。ワインが進みます(笑)。ダン・エンガスの入り口にあるビジターセンターのポスターを見る限り、どうやら右の図のカニのようで。
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