総括 - 第5回フジ・ロック・フェスティバル

個人的には色々と問題もあったのだが、おおいに楽しんだ３日間であった。というのが僕の感想だ。
苗場までの行き帰りのドライヴはキツかったが、天気もほとんど雨に降られることなく、忘れられない３日であったのは間違いない。

ベスト・アクト

３日間のベスト・アクトはパティ・スミスだ。２位にニュー・オーダー、３位にマニックス、４位にTOOLといった感じかな。ニール・ヤング見てたら絶対上位に入ってきてただろうな。
一方で、ベスト・ソングはトラヴィスの"Flowers In The Window"で、２位にオアシスの"Don't Look Back In Anger"と続く。１位のトラヴィスのこの曲は歌詞が心に染みてきたねぇ。オアシスはやはり大合唱にむせび泣いた。

うまかった、ワールド・レストラン

野外で食べるとなんでもうまく感じてしまうもの。定番のカレーから、フィッシュ＆チップス、サンドウィッチ、ケバブ、タイラーメンなど色々と挑戦してみたが今回一番うまかったのはケバブかな。
ビールは大麻ビールを一口飲んでみたが僕にはイマイチだった。結構多くの人が大麻ビール飲んでいるようだったが、普通のビールとどっちがうまく感じたのかな。

フジ・ロック・フェスティバルを続けるために

今回で５回目を迎えたフジ・ロック・フェスティバル。今後も末永くこのロック・フェスティバルが続くようにするためには、参加する個々のモラルの向上、商業的な成功、環境への配慮など複数の要素がからんでくると思う。
結局このフェスを良くも悪くもするのは我々個人の努力しだい。モラルが低下すればフェスに行っても楽しくなくなり、参加する人が減る。観客が減れば、商業的にも成り立たなくなり、環境への配慮が不足すれば場所の提供がなくなってしまう。
皆が楽しくすごすということ。そのためにはどうするべきか。すでにその答えは皆知っているはずだ。この基本が守られさえすれば、フジ・ロックはきっと世界一のロック・フェスティバルになるだろう。