伝説?の第1回フジ・ロック・フェスティバル

1997年富士山麓の天神山スキー場にて行われた第1回目のフジ・ロック・フェスティバル。
毎年夏になると、海外ではビック・ネームがこぞって出演するロック・フェスティバルが行われ、多くの日本のファンたちはその情報を見るのみで、「やっぱり、イギリスやアメリカはいいなぁ〜」と思っていた時であった。日本でも海外並のロック・フェスティバルが開催される! という情報が入ってきたのは。
7月26日、27日の2日間でレッチリ、レイジ、ベック、プロディジーといったメンツを揃えての野外フェスがここ日本でも実現する。
スマッシュよ「ありがとう」という思いを胸に、早速チケットを確保し当日に備えるが、当日は台風が日本列島を直撃! レッチリのセットは短縮され、2日目は完全中止という無残な形での第1回目となってしまった。
終わってみれば色々な問題が噴出した。台風直撃というハンデ、第1回目ということで、主催のスマッシュも手探り状態での運営であったこと。また参加者のほとんどが野外フェスの経験がなかったこと。こういったこともあり、本当に問題続出のフェスティバルとなってしまった。
詳しい内容は近々アップします。

観衆:30,000人

フジ・ロック・フェスティバル・イン・東京

第1回目が問題だらけで終わったこともあり、第2回目が本当に行われるのかは疑問符をつけざるを得なかったのが当時の心境だった。
そこで、第2回目はスマッシュ本来の理想である自然溢れる場所ではなく、東京という都会の中で行われた。
第1回目の失敗を考えると、まあ妥当かとも思った。理想をこの年は一旦引っ込めてでも、このフェスティバルを継続させることを優先させた結果が東京での開催となったのだ。
第1回目の2日目が中止になったためプロディジー、ベックらが再来日を果たし、フジ・ロックのステージに登場。
あまりの天気の良さから熱中症で倒れる観客もいたものの、フェスは大成功を収め、"SEE YOU NEXT YEAR at Mt. FUJI"のメッセージと共に幕を閉じた。

観衆:8月1日:35,000人、2日:32,000人

苗場でやってもフジ・ロック

スマッシュの理想とする大自然でのロック・フェス。それを実現するために選ばれた場所は新潟県は苗場スキー場。
苗場に移っても、フェスの名称はやっぱりフジ・ロック。
第1回目の経験から主催のスマッシュも我々観客も多くのことを学んだはずだ。
開催日数も1日増え、3日間で7万2千人を動員。天候にも恵まれた第3回目のフジ・ロック・フェスティバルは見事なまでの成功を収めたのである。3年目にして、ついにここまで辿りついたのだ。
レイジがブラーがアンダーワールドが苗場で多くの人々と同じ場を共有したのだ!
第4回目のフジ・ロックも同じ苗場で開催された。第3回目に比べ観客動員の面で減少したものの、邦楽ロックの存在感を示した第4回目のフジ・ロックも成功を収め、フジ・ロックがすっかり夏の風物詩になったといった感すらある。
この年は「サマー・ソニック」なる都市型志向のフェスティバルもフジ・ロックの次の週末に2日間開催。その他にも各地で邦楽アーティストをメインとしたフェスティバルが数多く開催され、日本のロック・フェスティバルはまさに百花繚乱状態へと突入している。

観衆:第3回7月30日:22,000人、31日:30,000人8月1日:20,000人
観衆:第4回7月28日:20,000人、29日:23,000人30日:18,000人

第5回フジ・ロック・フェスティバル

第1回以来4年ぶりにフジ・ロックに参戦した。第1回目の悪夢を考えると、本当によくここまで成長したもんだと感心していたのだが、ついに自らも再びこのフジ・ロックという場に足を踏み入れる時がきたようだ。
詳しいレポートはフジ・ロック・フェスティバル・レポートにて。

観衆:7月27日:28,000人、28日:31,000人、29日:20,000人

第6回フジ・ロック・フェスティバル

昨年に続き今年もフジ・ロックに参戦。ただし、今回は最終日の28日のみの参加。昨年で一つの型をある程度完成させた感のあるフジ・ロック・フェスティバルだが、次はどこへ向かおうとしているのか。
詳しいレポートはフジ・ロック・フェスティバル・レポートにて。

観衆:7月26日:25,000人、27日:30,000人、28日:35,000人

第7回フジ・ロック・フェスティバル

ついに3日間で10万人を動員した日本最大級の野外フェスであるフジ・ロック・フェスティバル。今年は激しい雨の中でのスタートとなったが、その初日に参加。
詳しいレポートはフジ・ロック・フェスティバル・レポートにて。

観衆:7月25日:32,000人、26日:37,000人、27日:31,000人


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