*****************************************************************

NGO村で考える

*****************************************************************

AVALON FIELDでのNGO活動

今回NGOとしてブースを出展したのは全部で10の団体。White StageとField of Heavenの間にあるAvalon FieldにNGO村として各団体のブースが出されていた。
第1回のフジ・ロックの写真展のような「富士岩石祭博物店」とレストラン、雑貨屋にNGO村で構成されているAvalon Fieldには連日多くの人が訪れていたようだ。
動物実験の廃止を求める会のブースでは田中康夫長野県知事ご用達のヤッシー顔負けのウサギのぬいぐるみまで用意して熱心に署名を訴えていて、パネル展も展開。多くの人の関心を寄せていた。
SAFE SEX LOVE TO LIVEのブースでアンケートに答えてコンドームをもらった。コンドームを使うかどうかは個々の自由だがお互いの気持ちを良く考えればどうするべきかはおのずと判断できるはず。Free Sexなんて時代遅れだ。
アムネスティ・インターナショナルではレイジが訴えるムミア=アブジャマルについてのアピールなどを行っていた。
ミラレパ基金は今年のチベタンフリーダムコンサートの模様をテレビで流しながら、チベットの権利を訴える署名活動を展開。ミラレパのスタッフにはチベタンフリーダムコンサートの時にお世話になったので、あいさつをかねて訪れた。
地雷廃絶日本キャンペーンには本物の地雷が展示されており、こんな小さなモノが多くの人の人生を狂わせるのかと考えてしまった。このブースでは地雷についてのアピールを訪問者ができるように掲示板が用意されていて、それぞれの方がそれぞれの思いを込めて掲示板に張り紙をされていた。
今回のNGO村で憶えているのはこんな所だが、他のブースでもそれぞれのスタッフが一生懸命に訪問者に説明などをしていたのだろう。

Green Stageでのアピール

Green StageでもNGOのアピールがあった。バンド間のインターバルに時間をとってアピールをする機会があったのだが、このアピールで印象に残ったのをいくつか紹介したい。
ミラレパ基金はチベタンフリーダムコンサートなどで名前が浸透していることもあり、またこういった場でのアピールにも慣れているのでそつなくアピールしていたようだ。
残念ながら僕も他の団体はGreen Stageでどの団体がどのような事をアピールしていたのかは詳しく憶えていないのだが、先進国首脳会談のジェノバサミットや地球温暖化防止のためのCOP6などが最近世界各国で行われた事を例にあげ、国際会議に我々の意見を届けようとアピールしている団体、環境問題を訴えるため、アメリカからゲストを招いてブッシュ米大統領の京都議定書の離脱政策を批判した団体、プロレスラーを招いて「ファイヤー」と叫んでいたものの今一つ空回りしていた団体(実際何を訴えていたか憶えていない)などなど各団体がそれぞれの方法で一生懸命訴えていたようだ。

ゴミのリサイクル運動

A SEED JAPANが展開したゴミの分別収集。フジ・ロックはゴミが落ちていることが少ないという噂はきいていたが、それはA SEED JAPANと観客一人一人の努力によって評価されたこと。ゲートの入り口で袋を渡され、これにペットボトルのゴミを入れて、リサイクルのための資源にする運動を展開するなど環境に優しいフジ・ロックをめざす姿は一つのフェスティバルの理想郷なのだろう。
ただ、今回は前回までに比べてゴミのポイ捨てが目立ったという意見も多く聞かれた。苗場での開催が3回目ということが慣れになり、モラルのレベルが下がったのだろうか。
今後地球規模では、ますます環境に対する配慮が必要になってくるだけにこういった意見が多く聞かれたのはとても残念に思う。次回以降、多くの人がもっと気持ち良くフジ・ロックに参加できるようにしたいものである。

皆さん参議院選挙には行きました?

3日目の7月29日は参議院選挙の日。10代で選挙権のない人も多かっただろうが、選挙権のある20代の人は参議院選挙の不在者投票に行ったのだろうか? 個々の力では何も変らないのかもしれないが、何も変らないといって無関心でいては日本は今後よくなっていかないだろう。
平和な日本だからこそこのようなフジ・ロック・フェスティバルが開かれるのであり、その平和が当たり前だと思っていると、とんでもないことにもなりかねない。健康であるということは普段意識してないかもしれないが、病気になってから今までの健康体をありがたかったと思うもの。平和も同じことで、経済的にも現在恵まれている日本だが、今後もこの豊かな暮らしを続けられる補償などはどこにもない。親がリストラにあい学校を退学したり、修学旅行に参加できない学生も増えているし、ホームレスなどが増えたり、犯罪も増えている現在の日本。この日本の将来を良くするも悪くするも今後の日本の中枢を担うであろう10代、20代にかかっているのだ。自分自身で考え、何をするべきなのか。これを機会にぜひとも考えて欲しい。

各NGOの紹介

各NGOは普段どのような活動をしているのか? ここではわかる範囲ではあるが、各NGOの活動やフジ・ロックに関するアンケートに答えていただいた団体について紹介します。

アンケートの質問:

1. 今回フジロックにブースを出すのは何回目ですか
2. 活動内容を簡単に紹介願います
3. Green Stageでのアピールは上手くいったと思いますか?
4. Avalon FieldにNGO村としてNGOのブースをまとめたことについてはよかったと思いますか?
5. 入場者の人たちの反応はどうでしたか?
6. 具体的な成果は上がりましたか?
7. 今回のフジロックについて一言


アムネスティ・
インターナショナル日本
1.
初めてでした。
2.
人権擁護のためのボランティア組織です。
主に、良心の囚人(暴力を用いることなく、政治的運動をしただけで捕らえられている人々)を救うことを活動の基本としています。
また、人種、性、宗教を理由に人権侵害が行なわれていることに対しその国の政府や行政責任者に 個人の立場で抗議のハガキを送る、世界規模の市民運動を進めています。
3.
うーん、ちょっと準備不足だったかもしれません。
4.
はい、NGO村まで登ってきてくれた人達は少なからずNGOの活動に興味を持っている人たちだったと思います。
いろいろ彼らと話が出来たことは、とてもいい機会でした。
食べ物屋さんとか岩石祭博物館とか、入場者の導線を考えてNGO村に人を来させようとしてくれた主催者側の意図は大変有り難かったです。
5.
ピースフル
6.
グッズ売上約24万円
チベットの尼僧への拷問を止めるよう江沢民宛に出すハガキ書きにその場で応じてくれた方200人
ムミア・アブジャマルの再審を求める州判事へのハガキ書きに応じてくれた方68人
ハガキ郵送のためのカンパ約7500円
7.
初めての参加なので比較できませんが、想像以上に自然と触れ合えるいい野外イベントですよね。
出演者は凄いし、何より他の後発イベントと違うところは、社会問題に取り組むNGOへのシンパシー。

日本国際ボランティア・
センター
1.
3回目です。
2.
アジア・アフリカ7ヶ国で農村開発や環境保全等の開発協力活動を、また北朝鮮や東チモールなどで緊急事態に対応する活動を行っています。
3.
初めてのアピールでしかも広い大会場、何万人もの人を目の前にして、という中で、まさに上がりまくり、頭はぶっ飛んだ状態でした。(表現が適切ではないかもしれませんが、本当にそういう状態だったのです。)でも、目の前にいた人達は本当に良く見えました。聞いてくれている人もいて、その人達の目を見ながら語り掛けました。出来は? どうだったのでしょう? 感想はあまり聞きたくない気もします。
4.
良かった。署名活動をしたり、機材を用いてアピールする等お客さんを引き付けるのがうまいところもありますが、私たちは今一つ働きかけるものがパネル程度、と少ない中でいろんな人々に来てもらえたのは他団体との相乗効果だった。また、昨年は食べ物屋に囲まれて出展しましたが、どこか気ぜわしい。のんびり話しをする雰囲気ではありませんでした。
5.
いろんな人達がいました。興味をもって話しをしてくれる人、結構沢山の人達がパネルをじっくり読んでくれ、募金をしてくれる人も多かった。
6.
まず、クラフト等物販は、ほぼ10万円。募金は約6千円。イベントでこれだけ売れるのは本当に珍しい。
7.
ビックアーティストを呼んで、開催前から今年は入場者数は増えると言われていましたが、実際人出は多かったと思います。会場内もそれに合わせた対応を取っていましたが、相変わらず面白かった。まさに祭り! フェスティバル! また、欧米の人もよく目に付いた。

未来食アトリエ・風
1.
1回目です。
2.
「私が変わる→暮らしが変わる→地球が変わるをテーマに、エコロジカルな食生活術・未来食の研究&提案をし、様々な活動を展開しています。当日は玄米・具だくさん味噌汁・日替わりのつぶつぶおかず&つぶつぶスィートを販売しました。
3.
めったにみることの出来ないステージからの眺めは気持ちよかったです(笑)
緊張していて、自分ではアピールがうまくいったかどうかよく覚えていませんが、ステージアピールの直後からお客さんがドッと来てくれたので、アピールを見て来てくれたんだったらうれしいなぁ。
4.
外からみても、出展者同士も大きなまとまりになっていて良かったと思います。
5.
活動に共鳴してくれた人や、「おいしい」「うれしい」等と喜ばれ、何度も足を運ん でくれました。
6.
朝からずっと作り続けても足りなくなる程の売れ行きで用意した60kg(!!)の玄米も完食でした。また、多くの人に活動を知ってもらう事ができました。
7.
いろいろな社会問題をしってもらう、今回の様なきっかけを作ることは大切だと思います。

A SEED JAPAN
1.
2回目です。
2.
青年による環境問題の啓発と提言と実践
3.
初日、二日目と2回やらせていただきましたが、一回目「2002年9月の環境サミット・リオプラステンについて」は50点、二回目「地球温暖化問題について」は10点(100点満点で)です。
4.
参加者にとっても、出店側にとっても、そしてフジロックイベント全体にとってもプラスになったと思います。大規模商業イベントにおけるNGOの存在アピールという面では日本で一番進んでいると思います。というか、フジロックのような客層にアピールできる数少ない場だと思います。
5.
興味有るからこそ訪れる、という感じで良好でした。
6.
ポケット太陽光パネルが若干数、カラビナカップという使い捨て容器に反対する携帯カップが約60個、完売しました。リサイクル会社からのご寄付で販売した環境古本も40冊ほど売れました。
7.
天気もよく、人も多く、サービス満点ですばらしかったです。観客のごみ分別の意識も日本一の名に恥じないでしょう。ワールドレストラン近辺で発砲トレーの代わりに紙食器が導入されたことは画期的だと思います。(業者の意識も変わってきている、という点で)

動物実験の廃止を求める会
1.
昨年に続いて2回目です。
2.
動物実験の廃止を求める活動を柱に、動物の権利擁護を訴え動物の命を守るための活動を行っています。
具体的には、動物実験を止めるよう研究機関などに求める。動物を使わない研究方法「代替法(だいたいほう)」を普及させる。捨てられた犬猫の動物実験への払い下げの中止を求める。動物虐待問題の解決に取り組む。動物実験の実態と動物虐待の問題を訴える。
3.
ステージ横のオーロラビジョンにて、動物実験のビデオを流してもらいましたので、言葉以上に強いであろう視覚的効果も出せたと思います。
フジロックの公式サイトのBBSでもJAVAのステージアピールに触れ、「涙が止まらなくなった」と書き込んでくれた方がいました。
残念なのは、ライブ直後に行うため、ステージから離れていく方々を見ながら話さなければならないことです。その方が緊張感が軽減しているかもしれません。(笑)
3日目の時は、ノリをよくしたくて初めて司会の方に話しを振ってみたんですが、うまくいったとは言えなかった…かな。
4.
良かったです。連帯感のある良い雰囲気が訪れてくれた方々にも伝わったのではないかと思います。ただ、やはり奥まった場所というのは来訪者が減るのが残念なんです。
5.
とても熱心にパネルを見てくれる方が多く、昨年もブースに来てくれたという方も結構いらして感激でした。
実は昨年のフジでJAVAを知り会員になった人が、今回ボランティアで参加してくれていたんですが、またそういう人との出会いもあったかもしれないと思うとワクワクします。初めて動物たちの悲惨な姿を見て流してくれた涙を、絶対忘れないで欲しいです。
6.
今回、和歌山県の混血ザル殺処分計画に反対する署名を集めましたが、942名の方にご協力いただきました。
物販の方では、動物実験していない化粧品メーカーを紹介した「JAVAコスメガイド」を73冊、「JUST SAY NO to ANIMAL TESTING(動物実験にNOと言おう)」Tシャツを218枚ご購入いただきました。活動資金になるということで買ってくださる方も多くて嬉しかったです。
7.
2度目の参加でしたが、初めての経験もたくさんありました。フェスはまさに生き物です!
私達が成長しようとすれば、それを受け入れてくれるフジロック。今後の展開も楽しみです。

地雷廃絶日本キャンペーン

ミラレパ基金

知的障害を正しく理解する会
自然推進市民フォーラム
ホームページ、連絡先などを教えてください。
SAFE SEX LOVE TO LIVE
ホームページ、連絡先などを教えてください。

NOG各位様
アンケートのご協力をできましたらお願い致します。
また、アンケートにご協力いただいた各NGOの関係者の方々には心よりお礼申し上げます。
当ホーム・ページ管理人より

このページのトップに戻る

フジ・ロック・フェスティバル・レポートに戻る

フジ・ロック・フェスティバルに戻る

home