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ドラゴンドラに乗って

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深夜のレッド・マーキーにDJ Kentaro登場

苗場3年目にして初めて深夜のレッド・マーキーに足を運んだ。アンダーワールド終了後、一旦戻って着替えをしてレッド・マーキーに戻ると、結構な人がいるじゃないですか。こいつらいつ寝てんのかなと思いながら、オアシスを一回り、そしてレッド・マーキーに入るとスゲー人がいる。これじゃとても踊れません。そう思っているとそれもそのはず、これをお目当てにしていた人も多いだろう、DMCワールドチャンピオンであるDJ Kentaroが登場。細かい技術的な事は僕はわからないが、それでも色々とDJのプレイを見る機会はあったが、これほどスゴ腕のDJはやはり見たことがない。スーパーの宣伝を使ったプレイとかは笑いもとるが、そのプレイのスゴさといったらホント凄かった。
20分ほどのプレイだったがそこにいた人はみんな楽しんだに違いない。
レッド・マーキーを出て沖縄そばを食べフラフラと歩いてMTVがやっているパープル・ヘイズで踊ったりしていたが、疲れでもうギブ・アップ。本当はオレンジ・コートでやっているオールナイト・フジにも行きたかったのだが、そのまま会場を後にした。

会場の外側で

2日目はチケットが完売しているので、いたるところでチケットを売ってくださいというプラカードを持っている人を見かけた。今までは売り切れることがなかったので、みんな悠長にチケット買わずにいたんだろうなぁ。去年の日曜に35,000人入って一応ソールドアウトって事になったみたいで、この日はその上を行く37,000人が詰め掛けていた。事前に当日券は発売しないとスマッシュのホームページで告知していたので、特に問題は起きなかったようだ。今年は金曜でも32,000人入っていることを考えると、来年は早めにチケットを買わないとあっという間に3日ともソールドアウトになるかも。
僕は当初から金曜だけと決めていたので、この日は別料金1,000円を払ってドラゴンドラに乗ろうと思っていた。金曜があいにくの天気だっただけに土曜の天候が気になったが、快晴とはいかないまでもなんとか曇り空でチョット雨は降ったようだが、よかったよかった。ただ雨の影響で足場はかなり泥ドロになっていたんでモッシュするにはかなり辛いかも。
いつもはすぐに会場内に入ってそのまま会場を周っているので外の様子は全然わからなかったが、こうして会場の外にいると、いろんな人がいるんだとつくづく思う。グッズを買うために長〜い列に並ぶ人、カレーを食べながらまったりとしている人。ステージに張り付いている人もいるだろうし、お目当てのバンドさえ見れれば後はゆっくりと過ごす人もいる。こういった光景がフジ・ロックをフジ・ロックたらしめているんだろうなぁ。

ドラゴンドラに乗って

グッズ売り場の横でドラゴンドラのチケットを買って、キャンプサイトの入り口奥の送迎バスに乗りドラゴンドラの乗り場へ。
レッド・マーキーの横を通り、ドラゴンドラの乗り場に着くと、8人乗りのドラゴンドラが待ち構えている。これに乗りこんで、いざ空中散歩に。
約20分もの空中散歩では昇りあり降りありの中、右手にグリーン・ステージやホワイト・ステージが見えてくる。そう、フジ・ロックの全貌がこのドラゴンドラから見えてくるのだ。
帰りのゴンドラの人が手を振ってこちらもそれに応えたりとしているとオレンジ・コートのさらに向こう側にはサッカーのフィールドが見えてくる。この1面を借りてオレンジ・コートが出来たんだよなぁと思いながら、フジ・ロックの会場の広さを改めて実感した。
さらに昇っていくときれいにな湖が見えてくる。田代湖だ。そして頂上付近には霧に覆われて神秘的な雰囲気が漂っている。終点について、ゴンドラを降りると、一面きれいな緑に覆われたオープンなスペースが。そこでは駄菓子を売っていたり、着ぐるみのトラが出迎えてくれたりとなんだかなごめる感じ。
奥のほうでは"DAY DREAMING"と名を打ったRave会場があり、こじんまりとはしているが、みなが思い思いに踊っていた。ついでにライオンの着ぐるみクンも楽しそうに踊っている。 手前は"SILENT BREEZE"といって、紙芝居やコネタのパフォーマンス、アンプラグドライヴが行われたり、遊具を貸し出しているので、それを使って遊んだりブランコに乗ったりとかなり自由な感じで時間が流れているようだった。
僕はまず、ライオンたちと一緒に踊っていた。その後、"SILENT BREEZE"に戻るとトラくんが大なわとびをするって言うんで、みんなと一緒に参加。昨日の雨で滑るためなかなか上手く跳べなかったが、10人ぐらいが一緒に1回跳んだだけで、もう大喝采。苗場まで来てまさか、なわとびをする事になるなんて思ってもみなかったな。でもすごく楽しんだし、これもアリかなって。
アンプラグドライヴでは元フライング・キッズの浜崎貴司の弾き語りが聴けたのは儲けモンだった。最後に"幸せであるように"も聴かせてくれた。いい曲は時と場所を選ばずいい曲だけれど、時と場所が最高だと、ますますいい曲に聞こえるから不思議だな。
ドラゴンドラはとりあえずやってみましたって感じだったが、今後もっと面白くなりそうな感じがするんで、時間があればぜひ、また次も行ってみたい場所だ。


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