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Information - インフォメーション Paper抜粋 ・琵琶湖の美しいプランクトンを紹介します。ミクラステリアス ハーディ ○分類.緑藻類、ホシミドロ目、ツヅミモ科、ミクラステリアス ハーディ ○特徴. 本種は緑藻の大形ツヅミモ科に属し、オーストラリアやニュージーランド、ニューサウスウェールズ州、 タスマニア州などから報告されていますが、琵琶湖では報告例がない比較的珍しい種類です。 琵琶湖では数年前から時々南湖で観察されるようになりました。夏季から秋季に時々観察されますが 水温の低くなる冬季や春季には観察されません。今後の増減に注目しています。 詳細はリンク先本文(PDF)をご参照ください。 ・琵琶湖沿岸での水質形成機構に関する調査 −沈水植物の吸収・分解実験について− 琵琶湖で優占する沈水植物5種を培養室内に持ち込み,吸収実験や分解実験を 試みた結果、センニンモ区で窒素類(N)が初期濃度の約115倍と最も多く放出され また,リン類(P)ではクロモ区から初期濃度の約150倍と他の沈水植物より 多く放出された。これらの種類が多量に繁茂した場合、沿岸帯の水質への 影響が無視できないことが明らかとなった。 ・琵琶湖固有種ビワツボカムリ(Difflugia biwae Kawamura, 1918)の分布と消長について 琵琶湖固有種のDifflugia biwae Kawamura。1918について、所蔵する過去の標本を 再検査した結果、本種は1960年代までは夏季から秋季にかけて琵琶湖全域に分布し、 また、鉛直的にも増加期には、表層部から底層部まで、ほとんど均一に分布していたことが 明らかになった。しかし、その後、急速に減少し、死殻が僅かに採集された1994年4月以降、 全く確認されていないことから、本種の絶滅が危惧される。 ・琵琶湖底のメタロゲニウム 北湖水深90m層で多量に本微粒子が出現し、湖水は茶褐色となり、溶存酸素量も低下していた。 (マンガン酸化物構造体:メタロゲニウム) ・琵琶湖岸の泥質化と藍藻の実態 北湖東岸部の泥質化の現状と底泥上のアオコ形成種の分布等について ・琵琶湖における「淡水赤潮」の実態 琵琶湖では毎年、4〜6月に本種が大量に発生し「淡水赤潮」を形成する。 ・ミジンコの急性遊泳阻害試験 急性毒性の調査手法の確立 ・琵琶湖に出現した大型ミジンコの繁殖試験 在来ミジンコ数種を用いた繁殖試験 ・琵琶湖における植物プランクトンの長期変動 ・琵琶湖産ミジンコのバイオアッセイ ダフニア マグナとダフニア プリカリアの生物検定比較試験 ・琵琶湖に出現したアファニゾメノンのアオコ 秋から冬に発生するアオコ形成種 ・琵琶湖における水の華発生状況について 超大型アオコ種の大発生(Oscillatoria kawamurae ) 琵琶湖での初出現は平成2年からであるが,平成10年は過去にない大発生となった。 本種1群体の体積量を推定した結果,M.aeruginosa 1群体の約110倍,A. affinis 1群体の約1,600倍にも達していた。 |
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