Plankton of the Lake Biwa
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  Author - 一瀬 諭 (Satoshi ICHISE) の紹介
 

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専門分野

・環境生物生態工学
・湖沼のプランクトン

センターでの研究テーマ

・琵琶湖におけるプランクトン等の長期変遷に関する解析モニタリング(S53〜H29)
・瀬田川におけるプランクトン連続調査・研究(S53〜H29)
・人工湖岸化が沿岸帯の生態的機能に及ぼす影響評価研究(H20〜H27)
・化学物質評価への生物検定手法の適用に関する研究(H17〜H27)
・琵琶湖における淡水赤潮およびアオコの発生状況調査(H17〜H29)
・湖辺域における底質環境の評価に関する研究サブテーマ(H26-H28)
・琵琶湖沿岸域における底質環境・生物再生に向けた研究サブテーマ(H29-H31)

外部研究プロジェクト等への参加

・湖内生産および分解の変化と難分解性有機物を考慮した有機汚濁メカニズムの解明に関する研究
(環境省環境研究総合推進費:B-0805、H20〜H22研究代表)
・湖沼水質形成における沿岸帯の機能とその影響因子の評価に関する研究
(環境省環境研究総合推進費:5B-1102、H23〜h25研究代表)

略歴

1971年 滋賀県職:醒ヶ井養鱒試験場勤務(水産試験場兼務)
1977年 滋賀県立衛生環境センター勤務
2005年 琵琶湖環境科学研究センター勤務〜現在(特命研究員)
2010年 全国環境研協議会会長表彰
2013年 東北大学大学院工学研究科 博士号取得(工学)
2014年 琵琶湖成蹊スポーツ大学(2013〜2017)
2014年 京都学園大学外部講師(2014)
2014〜2016年 日本水処理生物学会編集委員・副学会長
2017〜日本水処理生物学会評議手・編集委員・基肥講座講師

主な著書・論文

・琵琶湖におけるプランクトンの長期変動:海と湖の貧栄養化問題-水清ければ魚棲まず-第2章COLUMN,地人書館(2015)
・琵琶湖における難分解性有機物生成に及ぼす植物プランクトンの影響:八郎湖流域管理研究、秋田県立大学(2014)
・日本水環境学会主催WET2014:「Does a decrease in chlorophyll-a concentration in Lake Biwa mean a decrease in primary productivity by phytoplankton」,WET Excellent Research Award 受賞(2014)

学会・研究会での発表等

・S K-XAFS Analysis of the Metabolites Produced by Sulfur Bacteria in the Lake Biwa, 17th International Symposium on River and Lake Environment and the 3rd, (2017)
・結像型軟X線顕微鏡の環境科学への応用:Pseudanabaena foetida (Phormidium tenue)の微細構造とカビ臭産生能, 日本放射光学会,(2017)
・ XANES Spectroscopy for Determining the Chemical States of Sulfur Species in the Sediment of Lake Biwa, Journal of Water and Environment Technology,(2016)
・琵琶湖沿岸域における底泥の評価について,第19回日本水環境学会シンポジウム(2016)
・琵琶湖における市民協働による水辺空間修復への取り組み,第43回全国環境保全・公害防止研究発表会,全国環境研協議会(2016)
・琵琶湖沿岸域における底泥の評価について,第43回全国環境保全・公害防止研究発表会,全国環境研協議会(2016)
・琵琶湖南湖沿岸域の砂質地点・泥質地点における底生動物相の比較,日本水環境学会(2016)
・Phormidium tenueの増殖に及ぼす琵琶湖南湖底泥抽出液の影響, 日本水環境学会( 2016)
・ 「琵琶湖水質とプランクトンおよび沿岸帯機能評価」,平成28年度環境省課題分析研修会, 環境省環境調査研修所(2016)
・Does a decrease in chlorophyll a concentration in Lake Biwa mean a decrease in primary productivity by phytoplankton, Journal of Water and Environment Technology, (2015)
・低照度環境下におけるPhormidium tenueの増殖生理特性の評価,日本水環境学会(2015)
・Sulfur K-edge XANES Spectroscopy as a Method for Estimating Redox State of Sediment in Lake Biwa Water and Environment Technology Conference(2015)
・琵琶湖における里湖作りと沿岸帯の機能評価,第42回全国環境保全・公害防止研究発表会,全国環境研協議会(2015)
・ 藻類シードバンクからみた琵琶湖の沿岸帯機能,第42回全国環境保全・公害防止研究発表会,全国環境研協議会(2015)
・ 「今、琵琶湖で何が!水質の長期変動とプランクトンの変遷」,日本陸水学会第80回大会公開シンポジウム招待講演(2015)
・ XANESによる琵琶湖の底質環境評価の試み,文部科学省先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業,合同シンポジウム(2014)
・琵琶湖の環境生態の現状将来と浄化対策の取り組みの方向:日本水環境学会シンポジウム、(2014)
・滋賀県立大学・沿岸帯の機能評価-琵琶湖底泥からの動・植物プランクトンの回帰試験結果-:日本水環境学会年会(2014)
・琵琶湖の底泥より発生した藻類について:日本水環境学会年会(2013)
・琵琶湖における沿岸帯機能評価の概要:日本陸水学会(2013)
・琵琶湖沿岸帯における動・植物プランクトンの分布と底泥からの回帰実験について:日本水処理生物学会(2013)
・沿岸帯の機能評価1.琵琶湖沿岸帯における底泥からの動・植物プランクトンの回帰実験について:環境保全・公害防止研究発表会,40.(2013)
・琵琶湖の底泥より発生した藻類について:日本水環境学会年会(2013)
・琵琶湖における沿岸帯の機能とその影響因子の評価について:日本陸水学会(2012)
・琵琶湖沿岸帯における植物プランクトン動態および水質解析:日本水処理生物学会(2012)
・湖沼水質形成における沿岸帯の機能とその影響因子の評価:環境保全・公害防止研究発表(2012)
・琵琶湖北湖岸における底泥調査とアオコ形成種の分布について:日本陸水学会(2011)
・琵琶湖北湖岸における泥質化の現状とアオコ形成種の分布について:環境保全・公害防止研究発表会(2011)
・琵琶湖のプランクトンデータベースが公衆に公開されるシステム SYSTEM OF PLANKTON DATABASE OPENING TO THE PUBLIC IN LAKE BIWA:世界湖沼会議、インドジャイプール (2007)
・モデル水域におけるアオコ発生抑制対策後の検証:日本陸水学会 (2007)
・琵琶湖沿岸帯のモデル水域におけるアオコ発生機構について:日本陸水学会 (2006)
・琵琶湖沿岸帯琵琶湖(瀬田川)における植物プランクトンの長期変動と放流について:日本水処理生物学会 (2006)
・琵琶湖北湖湖岸帯における湖底泥質化調査-泥質化と藍藻(アオコ・付着藍藻)の関連:日本水処理生物学会 (2005)

審議会委員等

・皇居外苑濠水環境管理検討会(環境省委員:2012〜2016)
・生物応答を利用した水環境管理手法検討会(環境省委員2012〜2015)
・湖山池水質予測に係る生態系予測に関する検討会(鳥取県委員2011)
・早崎内湖再生保全協議会委員(2015〜)

講義・指導等

【大学等での講義】
・琵琶湖成蹊スポーツ大学外部講師(2014〜2017)
・京都学園大学外部講師(2014〜)
・環境省環境調査研修所:プランクトン課題分析研修,講師(1995〜)
・日本水処理生物学会:水処理生物基礎講座,講師(2014)
・日本水処理生物学会:水処理生物基礎講座,講師(1996,2008)
・立命館大学SRセンター研究成果報告会(2009)
・京都大学生態学研究センター210回セミナー(2009)
・京都市情報交換会(2011年〜)
・大津市環境フォホーラム、大津市民環境塾(2011・2013・2014)
・滋賀大学流域政策研究フォ-ラム(2013)

【招待講演】
・「琵琶湖の水質とプランクトンの関係について」地域の歴史と琵琶湖,びわこ成蹊スポーツ大学特別講演, 2014年5月
・「琵琶湖水質とプランクトンおよび沿岸帯機能評価」,環境省課題分析研修プランクトン講演, 2014年6月
・「琵琶湖水質と食物連鎖の原動力プランクトンを観てみよう」,大津市民環境塾招待講演(大津環境フォーラム),2014年7月
・「琵琶湖南湖のプランクトンと魚介類の移り変わり」,大津環境フォーラム招待講演(2014年8月
・「琵琶湖の環境生態の現状と浄化対策の取り組みの方向性」,日本水環境学会招待講演,2014年9月
・「シジミの餌(プランクトン)と琵琶湖水質の移り変わり」,第27回山川海セミナー,招待講演,2014年10月
・「琵琶湖のプランクトンと沿岸帯機能のあり方について」,大津市公共下水道地元対策委員会招待講演(大津市),2015年2月
・「琵琶湖の水質とプランクトンの関係について」, びわこ成蹊スポーツ大学特別講演, 2015年4月
・「水環境にかかわる調査研究」,スーパーサイエンスハイスクール講演(立命館守山高校:滋賀県), 2015年5月
・「琵琶湖水質とプランクトンおよび沿岸帯機能評価」,環境省課題分析研修プランクトン講演(環境省環境調査研修所:所沢), 2015年7月
・「今、琵琶湖で何が!水質の長期変動とプランクトンの変遷」,日本陸水学会第80回大会公開シンポジウム招待講演(函館)2015年9月
・「びわ湖のプランクトンの変動と水産魚介類への影響について」,滋賀の科教材研究委員会招待講演(守山市), 2015年10月
・「琵琶湖水質とプランクトンおよび沿岸帯機能評価」,プランクトン講演(環境省) 2016年6月
・「琵琶湖の水質とプランクトンの関係について」, びわこ成蹊スポーツ大学特別講演, 2016年6月
・「早崎ビオトープとプランクトン」, 早崎内湖再生保全協議会特別講演(長浜市野鳥センター), 2016年7月
・「琵琶湖における植物プランクトンの長期変動と生態影響」,日本水産学会水産環境保全委員会招待講演, 2016年9月 
・「水質汚濁評価からの脱却,水質の長期変動とプランクトン相の変遷」,滋賀県計量協会環境計量証明部会研修会招待講演, 2016年10月
・「琵琶湖のプランクトンの変遷と水質の現状と課題について」, 琵琶湖淀川水質汚濁連絡協議会, 2016年10月
・「餌資源から見たシジミ復活にかける夢」, 平成28年度第12回河川を愛する市民会議講演, 2016年11月
・「琵琶湖の水質やプランクトンの現状および琵琶湖の抱える問題について」, 平成28年度猪名川水質協議会定期研修会講演(豊中市), 2016年12月

ひと言

・現在、瀬田川のプランクトン速報を37年間継続
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・湖沼沿岸帯の生態的な機能評価には、まず、「人工的湖岸」の構造を把握し、泥質化の状況を評価した上で、琵琶湖における豊かな生態系の象徴である「タナゴやシジミ、タテボシ等が生育しやすい湖岸環境づくり」を合言葉に、水の流れ等を考慮した浅場造成などの対策を検討していくことが求められる。

・今、全国各地において里山、里川、里海作りが推進されているように、これからの琵琶湖の時代は、湖沼沿岸帯においても、上記の視点をふまえた「里湖(さとうみ) 作り」を関係者が積極的に推進していくことが必要だと考える。そして、こうした取り組みが、湖沼沿岸帯における生物の多様性を取り戻し、ひいては、水産魚介類の復活にもつながる手段になると確信している。

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