アンチブルーミングフィルタ

 待望のブルーミング除去フィルタが発売日が決定し、現在ご注文受付中です。 米国アリゾナ州あるStarizonaと共同制作し、わたくし田中一幸が開発したブルーミング除去アルゴリズムをWindowsプログラムに組み込みました。 

デモソフトダウンロードはここをクリック。


動作環境
OS : Microsoft Windows98/NT/2000/Me/XP
メモリ:16MB以上
ハードディスク:4MB以上
価格:15,000円 9,800円
発売日:7月10日
内容:Anti-Blooming Filter(スタンドアローンプログラム)、MaxImDL用のプラグインソフトは付属していませんのでユーザの方でMaxImDLのプラグイン希望の場合はご注文時にその旨お伝えください。(MaxImDLのプラグイン機能はVer3.03以降から装備されています)

送料:CDによる製品のお届けの場合1000円、電子メールによるお届けの場合無料(ただしファイルサイズが1MB程度になるので受信可能なこと)

注文方法
電子メールでタイトルに「ABF」と書いて、ご注文枚数、お届け方法(CD or 電子メール)お名前、ご住所(郵便番号を忘れずに)、電話番号、電子メールアドレス、お支払い方法(現金書留 or 銀行振込)を書いて下記のアドレスまでお送りください。 現金書留によるお支払いの場合送り先住所をご連絡いたします。
電子メールアドレス:kztanaka@kjd.biglobe.ne.jp

銀行振込の場合
三井住友銀行 調布駅前支店 
口座種類 普通 0458773
フリガナ タナカ カズユキ
口座名 田中 一幸


 使い方はとても簡単でブルーミングした画像を開き、3つのパラメータを入力するだけでブルーミングを除去することができます。 SBIG社のSTシリーズをはじめ、MeadeのPictorシリーズやApogeeのAPシリーズそしてCVシリーズの多くのカメラで撮影された画像からブルーミング除去できることを確認しています。

Windowsプログラム Anti-Blooming Filterの画面

操作は簡単!
ブルーミングが発生している画像を開き、レベル、長さ、太さの3つのパラメータを入力するだけで簡単除去できます。
画面例のスバルの各星から縦に長くブルーミングが出ています。

除去後の画像はとてもナチュラル。


除去例

near Antares

A bright star in a image of comet LINEAR ( 2001 A2 )

4th magnitude star, 52 Cyg, nearby Veil nebula

5th magnitude star, 56 Cyg, in Pelican nebula
Attention to the recovered stars that were hided under blooming



なぜブルーミングが発生するのか?

 もともとCCDチップは強い光が当たるとブルーミングする特徴をもっていましたが、ブルーミングを発生しない機構をCCD表面に設けたのがABGチップです。そのためCCDカメラには、ブルーミングの発生するNABG仕様と、ブルーミングの発生しないABG仕様の2種類があります。 
 しかしこのABGチップには大きな欠点があり、光を遮蔽してしまうため感度がNABG仕様の半分程度しかありません。 天体撮影において低感度は致命的な欠点であるため、多くのユーザはNABGカメラを使っています。
 ハードウェアでブルーミングを防ぐにはこのような欠点が生じるので、ソフト的に除去することが理想的であると私は考え、ブルーミングを除去するアルゴリズムを完成させました。


お問い合わせ先
電子メールアドレス:kztanaka@kjd.biglobe.ne.jp
田中一幸


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