電磁ドアロック取り付け H16/03/21
Yahooで後付けタイプの電磁ドアロックを購入し取り付けたので紹介します。
1、構成
・ コントロールBOX 1
・ ドアロックモータ 2
・ 取り付け治具 2
・
配線
1
2、準備
・ コントロールBOXの取り付け位置を決めます。
今回は、運転席前のヒューズBOX近くとしました。
・ 配線の取り付け位置を確認する(常時ON電源とGND)
今回はアンサーバックは配線がわからず保留にしました
・ ウィンドウは下まで下げておきます。
3、ドア内張りはがし
・ ドアの開閉ノブは、ねじをはずして前方向へずらすと外れます。
・ ノブにはリンクのバーが来ているので白いプラスチックの固定部品を くるりと回して抜き取ります。これでノブは外せます。
・ 次に、手をかけるところ(ドアハンドル)のねじを外します。
・ これでねじはおしまい、扉の前のほうに手を入れるくぼみがありますので
思い切って内張りを手前に引きます。
クイックでとまっているだけですので、ぱちぱちと外れます。
・ パワーウィンドウの配線をきらないように注意してコネクタを抜きます。
・ 最後に、防水シートの必要な部分を剥がして加工に備えます。
4、ドアロックモータ取り付け
・ ドアのロックボタンの直下あたりにうまくモータを取り付けます。
このとき、収納された窓ガラスやリンクバーなどと干渉しないように取り付けます。
私はパワーウインドウのレールのねじを利用しました。
(このレールはウインドウの支えになっていますのでリンク機構に干渉しないように注意してください。
ウインドのリンク機構は窓が中間ぐらいに来るときに最も後ろまで来ます。)
・ 次に、モータとドアロック機構を付属のリンクバーを曲げてうまくつなぎます。
このとき、力の掛かる方向を良く考えてモータの駆動軸とドアロック機構の可動方向を
合わせるのがコツです。(図中黄色の矢印で示してます)
5、配線の実施
・ モータを取り付けたらいよいよ配線です。
電源(常時12V)とGNDは省略しますが、ドアへ配線を通すのが難物です。
・ 配線はドアと車体間にもともと通してあるので、このゴム製のブ−ツを
利用して通します。しかし、これがなかなか難しい!私は写真にあるように
少し固めの単線にオスのコネクタを圧着してこれを治具に使って
一本づつ通しました、根気が必要な作業です。
・ 配線が通れば後は付属の図面どおりに接続して電装はOKです。
6、動作の確認
・ ここで、カバ−類を元に戻してはだめです。
配線を繋いでから、電源を入れて動作を確認します。
結構これも難しくて、リンク機構のばね性でロックがはねます。
取付金具の位置をずらしたり、リンクの棒の曲がりを調整して
確実にLOCK⇔UNLOCKの動作ができるまで調整します。
・ 最後に、取付金具や各部の取り付けねじを再度増し締めします。
・ ここで、やっとカバ−類を元に戻して組み上げます。
・ 最後に配線類を整理して完了です。
取り付け後の動作はばっちりでとても便利ですよ(^^)>
特に助手席の鍵穴なしも苦にならなくなります。
7000円ぐらいで取り付けられ、とても満足しています。
PS)本記事はあくまでも事例です、実際の加工に際しては
各機器に付属の取扱説明書に従ってください。
当方では本記事の内容での作業結果に関しては責任を負いかねます。