脱肛(内痔核第3度、4度)に対する
古典的痔核結紮療法(分離結紮術)

私たちは、基本的に本間棗軒の「瘍科秘録」に記載している結紮術に、若干の工夫を加えた痔核に対する古典的痔核結紮療法(分離結紮術)を根治術として実施し、良好な成績を収めてきました。この術式は古典的な非観血療法として伝承されてきましたが、熟達すれば手技が簡便で術後の疼痛も少なく、外来手術として十分即応できる方法と考えられました。また、根治性には術者の技術による大きな差がないので普遍的な術式ともいえます。








    

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