◇ 仏教質問箱 ◇
【初詣】
◇ 恵方(えほう)参り
初詣の『はじまり』は、江戸時代の恵方参りに
由来するそうです。
【恵方】とは、歳徳神のおられるという大吉の
方角のことで(陰陽道の考え方による)、
その年の恵方に当たる寺社へと、
年の初めにみんなで詣でたことから
始まったようです。
◇ お参りの仕方
《神社の場合》
ほとんどの方が神社へと初詣に行かれますが、
その正式な作法とされるものは、
まず、手水屋で手と口を清めたあと、
鈴を鳴らして心を清め、賽銭を供えてから、
拝礼(二礼二柏手一礼)します。
また、【願い事】は、神社へ向かうときから
(家を出るときから)持っているので、
特にその場で祈る必要はないということです。
《お寺の場合》
あまりご存じないでしょうが、
お寺だって初詣されても良いのですよ。
(喪中で鳥居をくぐれないときなんかは
考え方次第では便利かもしれませんね。)
その作法としては、手水屋があれば、
神社と同じように手と口を清めて、
それから参拝するのが本来です。
ただし、お賽銭のあとは柏手は打ちません。
静かに合掌して祈願してください。
(神社と違って、お寺には手水屋や賽銭箱など、
置いていない場合もよくあります。)
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