◇ 仏教質問箱 ◇  仏壇編 その@

        
仏壇の中におられる【仏さま】は誰ですか?


     
浄土宗の場合、 中央に     【阿弥陀如来】
                     向かって右に 
【善導大師】
                     左に       
【法然上人】    です。      


       『阿弥陀如来』
   

       
「如来」「仏」と同義です。
       仏壇では、この方だけが
「仏さま」金色に輝いているのが普通です。
       また、大きく分けて、
「立像」「座像」があります。


       『善導大師(ぜんどうだいし)

       
中国・随の方で、西暦613年生まれ。【観経書】を著されました。
       この書物によって法然上人が浄土宗を立教開宗されたので、
       浄土宗の
「高祖」と呼びます。
       「半分仏になられたお姿」で法然上人の夢枕にたたれたので、
       その様子から
「下半身が金色」で表現されていることが多いです。
       (金色は「仏」を意味しています。)
       また、その発する言葉がすぐに
「仏の姿」に転じたと言われ、
       口から左肩の上方へと、雲に乗った弥陀三尊(阿弥陀如来・
       観音菩薩・勢至菩薩)が見られることがあります。


       『法然上人』

       1133年4月7日生まれ。
       浄土宗の
宗祖
       宗祖 円光東漸恵成弘覚慈教明照和順大師。
       (えんこうとうぜんえじょうこうがくじきょうめいしょうわじゅんだいし)
       建暦2(1212)年1月25日入寂されました。
       亡くなる二日前に、
「一枚起請文」を残されたのは有名な話です。

          ※法然上人に関しては、別の機会に詳しく述べます。




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