平和食品工業(株)の沿革

                                                                 河野 善福 記

        【 平和食品の変遷 】

 昭和6年、加藤栄吉は文京区小石川原町の自宅の一部を改造して、固形即席カレーの製造を開始した。
 昭和7年、固形カレーは不評であったので、これを粉末に改良し好評を得た。
 昭和10年、加藤は森永製菓と協同で落合食品研究所を新宿に設立し、森永カレーを製造した。
 昭和12年、加藤は落合食品研究所を解散して「金鶏商会」を興し、渋谷区代々木富ヶ谷に工場を建設した。
 昭和16年、金鶏商会は横須賀海軍の軍需部管理工場に指定されて、海軍にカレー粉を納入した。
 昭和20年5月、工場は戦災により焼失しましたが、10月に同所に工場を建設して事業を再開した。
 昭和22年10月、加藤栄吉は渋谷区代々木富ヶ谷の会社を法人として「株式会社金鶏商会」(カレー製造業)を資本金50万円で設立し
       法人としてのスタートを切った。この頃の主な取り扱い商品は、即席カレー(粉末),純カレー(缶入),胡椒(缶入、袋入),七味唐
       からし、一味唐からし、辛子、わさび等であった。
 昭和28年3月、加藤栄吉の病没により工場は閉鎖された。
 昭和28年10月、山崎雅司が「株式会社金鶏」を設立し、「株式会社金鶏商会」の設備を借り受けて事業を継続した。
 昭和31年12月、「キンケイ食品工業株式会社」を経営していた森村武次郎が「株式会社金鶏」とともに「株式会社金鶏商会」も取得し、
       三社を経営するところとなった。
 昭和41年7月、「株式会社金鶏商会」は「東京配給株式会社」に商号変更をした。 
 昭和42年10月、「株式会社金鶏」は「平和食品工業株式会社」に商号変更をした。
 昭和43年11月、森村武次郎は「東京配給株式会社」が所有していた富ヶ谷の工場を売却し、埼玉県草加市に工場を移転したが、本社
       は世田谷区北沢に置いた。
 昭和46年2月、「東京配給株式会社」に「平和食品工業株式会社」を吸収合併して、同日「東京配給株式会社」の商号を「平和食品工業
       株式会社」に変更した。合併後の資本金は1600万円で、役員は代表取締役森村武次郎、取締役堀 亘、森村憲二、監査役
       平山一郎の4名であった。
 昭和47年5月に濱中正雄が取締役に増員就任し、48年5月に監査役の平山一郎は柳田修と交代した。
 昭和49年、資本金を2000万円とした後、50年に3000万円にした。その年森村憲二は専務取締役に昇格した。
 昭和50年5月、東京本社を渋谷区東1丁目に移したが、本社登記はそのまま世田谷区北沢に置いた。
 昭和51年5月、取締役に野田良知、監査役に森村浚三が増員就任した。濱中正雄はこの年に常務取締役となり、翌52年専務取締役
       に就任した。
 昭和51年7月、社長森村武次郎が逝去し、代表取締役は森村憲二となった。
 昭和51年9月堀亘が退任。52年5月、取締役に森村しげのと、千丸勇三が新規に就任した。 資本金は52年3、600万円、53年4、000
       万円、54年4、500万円、55年に5、000万円となった。
 昭和55年、野田良知は常務取締役に昇格した。 
 昭和56年、柳田修監査役が退任した。 
 昭和57年、取締役に原田安清が就任。濱中正雄は副社長となった。
 昭和61年5月に常務取締役野田良知が、7月に取締役千丸勇三が逝去した。
 昭和61年8月、本社を目黒区青葉台に移転し、登記上の本社も目黒に移した。
 平成元年、森村浚三が監査役を退任し、河野善福、滝井高正と共に取締役に、監査役に森村武司が就任した。翌2年、原田安清は常
       務取締役に昇格し、森村浚三は平成3年専務取締役に昇格した。
 平成7年8月には取締役森村しげのが逝去し、濱中正雄が非常勤監査役となった。 新たに監査役に森村和江、取締役に森村武司が
       就任した。森村浚三は副社長に昇格した。
 平成11年5月、河野善福が常務取締役に昇格した。
 平成13年5月、原田安清常務取締役と非常勤監査役の濱中正雄が退任し、吉田俊雄が取締役に、山本邦夫が監査役に就任した。原
       田安清は参事に就任し同年9月に退任。濱中正雄は相談役に就任し翌年5月退任した。
  平成14年5月、河野善福が専務取締役に、森村武司が常務取締役に昇格した。
 平成15年4月、朝日食品鰍フ坂戸工場の営業譲渡を受け、当社の坂戸工場として製造を開始した。
 平成16年5月、山本邦夫が取締役に、森村荘太郎が監査役に就任した。  
 平成17年5月、吉田取締役が退任して非常勤取締役となり、森村荘太郎が取締役に就任した。
 平成17年12月 吉田非常勤取締役が退任した。
 平成21年5月 森村武司が専務取締役に、山本邦夫が常務取締役に就任した。
 平成26年5月 河野善福が専務取締役を退任し監査役に就任した。新たに執行役員として千丸勇郎(営業担当)、鈴木英也(特販担当)
        が就任した。 常務取締役山本邦夫は、自社商品開発担当取締役となった。
 平成27年5月 森村浚三副社長は取締役を退任し、監査役に就任した。
     なお、森村和江監査役は退任した。
 平成28年5月 執行役員として安田孝之(生産本部長)が就任した。

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金鶏商会と加藤栄吉の家族
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