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.新刊紹介「医療のための安全学入門」事例で学ぶヒューマンファクター | 返信 |
管理人S-1 02/09水22:41 #r132 もうお読みになったかもしれませんが医療関係以外の方が読まれても面白い本が出ました。医療のための安全学入門」事例で学ぶヒューマンファクター (篠原一彦 丸善2005.1.) と言う本です。1900円+税 著者は現役の外科医で、医学生に「安全工学概論」を講義しながら、かつ東京工科大学で 医用工学や臨床工学技師教育に携わっておられる方です。航空界の例をわかりやすく挙げ ながら、自分たちの問題点は?と・・学生用さんの「講義の副読本として」書かれたよう ですがおもしろかったです。一気に読めます。是非ご一読を。 この本を読むのと前後して、東京電力の河野先生の講義をお聴きする機会がありました。 お二人に共通されていたのが、作るべきシステムは「患者(様)中心の」というどこかで 聞いたような「枕詞」でなく「(そこに働く従業員をも「主役」として含めた)人間中心 のシステム」ということと、「安全」「安心」にはコストがかかることを社会に受け入れ させなければならない、と。同感。 |