始めに、「戊辰白河口戦争記」は白河市の教諭を勤めておられました佐久間律堂氏による昭和16年の作品です。
当書籍は昭和63年にも復刻版として戊辰白河口戦争記復刻刊行会より、発行されています。
復刻版では原本で読解困難だった単語にルビがふられ、また用語解説、人物解説、写真等も掲載されており、白河における戊辰戦争の様子を知る上で非常に有益な史料となっています。
しかし、残念な事にこれら復刻版、オリジナル版は廃盤となっており、現在非常に入手困難な書籍です。
このような書籍が他の多くの書籍の山に埋もれいってしまうのは、非常に忍びなく、また戊辰戦争中最大の戦場となった白河市にとって大いなる損失につながると考え、今回当書籍を電子化することとしました。
電子化に当たり、参考にしたのは復刻版でありますが、ルビは必要最小限に抑え、語注、人物紹介、写真等は割愛しており、オリジナル版に近い構成となっています。
なお、作者の佐久間律堂氏が昭和26年(1951年)死去のため、2009年現在、著作権は消失しておりますが、著作人格権に配慮し、オリジナル版を忠実に再現しつつも、資料としての便宜を図るために、旧字体は現行表記に、カタカナはひらがなへ、レ点の割愛等の改変が施されております。
以上の点をご理解いただけた上で、「戊辰白河口戦争記」をお楽しみいただければ幸いです。

戊辰白河口戦争記 本文

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