若草山 山焼き 2008.01.13(日)
2008年度山焼きを鑑賞してきました

山焼き
インフォメーション
若草山は九折山(つずらやま)と呼ばれており、コブが三重に重なり
三重目の頂上には前方後円墳の巨大な鶯塚古墳がある
昔の若草山 東大寺境内図(756年)によると、現在の若草山には木が     茂っているので現在の春日山と同じく樹林であったようです
現在の夜間行事になったのは 明治33年2月17日からだそうです
山焼きの俗説として 春日・興福寺と東大寺の領地争いが元だとか
平成12年からは 祝日法の改正により 1月の第二月曜日の前日の
日曜日に行われる事に成りました
団員着火に散る
聖火行列
16:50 奈良公園シルクロード交流館前をを出発して水谷橋に着く
17:00 松明に聖火を灯した後 出発して僧兵ともに若草山山麓の
野上神社に17:20に着き 神事を執り行ない 大篝火に松明の火を移す
300名の消防団員により 山焼きの持ち場の若草山に散る
今年は前日の雨で湿気が有り 昨年のように盛大に燃えるか心配
Live2008
コンサート(若草山楽円Live2008)16:00〜17:00
若草山山麓 特設舞台にて出演者 CENAL(女性)と銀二による
歌と踊りにより行事を盛り上げていた 
「大とんど」はかって 山焼き行事と同じ日に行われていましたが
山焼きの日にしめ縄等持ち込まれても預かれず
今年は1月19日(土)のAM9:00〜PM2:00まで飛び火野会場で
行われます
聖火到着
若草山には大勢の観客が集まり 先ずは奈良市街を見ると東大寺の
大屋根と興福寺の五重の塔がシルエットで浮かぶ
明かりが灯り始め 阪奈道路の車のライト、テールが帯で輝く
遠くに金剛葛城 正面に生駒が良く見える 夕日で西が赤く染まる
若草山中腹に杭が打たれ ロープで立ち入り制限されている
一番前で場所確保しました 写真の三脚はセットしませんでした
カメラに70〜300mmのVRレンズを取り付け花火の開始を待つ
大篝火に着火
17:50分に場内放送で開始の知らせと 音球が上がる
ヒューと音がして頭の上でドカーンと花火が開く 耳が劈けるどよめく
次々と上がる花火を駄目もとで連続シャッターを切り続ける
無風の為 煙が漂い 10分間の真冬の花火を鑑賞する
老若男女見物人 冬の花火もええもんやと納得しきり
最後に連発を打ち上げて会場を盛り上げて花火を打ち終わる
花火打ち上げ
山焼き
若草山 山焼き開始 18:00〜
若草山 中腹から消防団員さんのトランペットの合奏で進軍ラッパが鳴る
ラッパの合図で個々の持ち場でススキに点火が始るがなかなか燃えない
無風なので煙で周囲が見難くなる 火が昨年のように草原を走らない
団員さんが各所で点火するが燃え広がらない 1段目山頂から
2段目山頂へ点火するがだめ 此処で山を降りる 大仏殿前の芝生へ
三脚を出して若草山をカメラで見る ポツポツと小さな炎が見える
観客もこんなものと拍子抜けの感 すぐ博物館前の池に写る山焼きをと
カメラをセットするも 水面に移るのは街灯の明かりだけ
興福寺に走り 五重塔をバックにカメラをセットするも小さな灯りの点で
大勢のカメラマン 拍子抜けの感じ
今年は仕方ないかと諦めて帰路に着く JR奈良駅前でラーメン 餃子と
生中で腹ごしらえした 20:00過ぎ
例年では21:00頃に居るが今年は燃えないので1時間も早い行程でした
焼き残りは後日 天気の良い日に再度焼き ススキや芝の芽出しを促進
お疲れさんでした

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