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身辺雑記(2025年9月)

2025年9月26日(金)
「沈黙の艦隊 北極海大海戦」観てきました
 このところ、朝晩が冷え込んできました。ようやく、秋が近づいてきたという感じです。今日は、今日から公開された「沈黙の艦隊 北極海大海戦」を仕事帰りにシネコンで観てきました。かわぐちかいじさんのコミックを大沢たかおさん主演で映画化第2弾です。今作品は原作随一のバトルシーンである「北極海大海戦」と連載時に大きな話題を呼んだという「やまと選挙」が描かれます。今回の戦いは潜水艦対潜水艦です。いやぁ~手に汗握る戦いでした。私自身、中学生の社会の授業で憲法の趣旨ともいうべき前文を記憶し、大学で憲法を学んだ身としては戦争放棄を謳う日本国憲法は素晴らしいと今でも思っていますが、現在の国際情勢の中で、軍備を持たないことが他国の侵略を招かないかという思いも持っています。海江田の目指す世界は果たして平和をもたらすものなのか。今作品には軍備の永久放棄を主張する津田健次郎さん演じる大滝という政治家が登場しますが、この人は気になりますねえ。大沢たかおさんは主役の海江田艦長を演じるとともにプロデューサーも務めていらっしゃいますが、このコミックに惚れ込んだんですかねえ。
 来年ライアン・ゴズリング主演で公開される「プロジェクト・ヘイル・メアリー」のアンディ・ウィアーによる原作が面白いという評判をYouTubeで見ました。たまたま図書館で貸出になっていなかったので、まずは上巻だけでもと思って借りました。内容はSFで、そちらの方にはあまり興味がなかったので、刊行当時も知りませんでしたが、SFファンの評価はかなり高いようです。図書館から借りている本が少ない今のうちに読んでみます。
 奥田英朗さんの「普天を我が手に 第二部」が今月刊行されたので、さっそく図書館に予約。2番目なので来月には読むことができそうです。このところ、図書館からの貸出本を読むのに追われて、購入した本が積読ママです。東野圭吾さんの「マスカレード・ライフ」、結城真一郎さんの「どうせ世界は終わるけど」、長岡弘樹さんの「新教場2」、櫻田智也さんの「失われた貌」、海外ものでは、アンソニー・ホロヴィッツの「マーブル館殺人事件」、ピーター・スワンソンの「9人はなぜ殺される」、ホリー・ジャクソンの「夜明けまでに誰かが」、そして、今日着いたばかりなのは石田衣良さんの「池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21」と、増えるばかりです。年末のベスト10発表までには読み終えたいと思っていますが、さて、どうなることやら。
 Netflixでは昨日から、「今際の国のアリス」の最新シリーズが配信になりました。前シリーズで一応決着がついたものの、ちょっと顔を出したままの登場人物がいましたからねえ。今シリーズではその人たちが前面に出てくるのでしょう。この週末、観ることができるとこまで観てみたいです。
2025年9月22日(月)
世界陸上閉幕
 9月13日に開幕した世界陸上が昨日終わりました。日本はメダルは競歩の銅メダル2つという結果に終わりましたが、110メートルハードルの村竹ラシッド選手や400メートルの中島佑気ジョセフ選手といった今まではまったく世界に通用しなかった種目であと少しでメダルも見えるという活躍がありました。男子400メートルリレーも期待されましたが、残念ながら6位でメダルに届きませんでした。日本が得意とするバトンリレーも他の国も上手になっており、その点だけで勝とうとするのは無理になってきましたね。やはり、9秒台を常に出せる選手の育成が必要でしょう。金メダルが期待された女子やり投げの北口選手は、ケガから復帰したばかりで実力を出し切れませんでしたね。しっかり、体調を戻して次に向かってほしいです。選手の皆様、お疲れさまでした。
2025年9月17日(水)
ロバート・レッドフォードさんが亡くなりました
 俳優のロバート・レッドフォードさんが9月16日に亡くなりました。享年89歳でした。ロバート・レッドフォードさんといえば、私にとっては、バーブラ・ストライサンドさんと共演した「追憶」、ポール・ニューマンさんと共演した「明日に向かって撃て」と「スティング」と、マイベスト10に入る映画に出演していた大好きな俳優でした。この3作は今でも時々DVDを観たくなりますが、何度見ても感動と面白さは失われません。ポール・ニューマンさんとの共演は最高でしたね。そのほか、「華麗なるギャツビー」、「大統領の陰謀」、「ナチュラル」、「愛と哀しみの果て」等記憶に残る映画に出演されました。「普通の人々」では監督としてアカデミー賞監督賞も受賞しました。永遠の二枚目でしたね。ご冥福をお祈りいたします。
2025年9月6日(土)
台風一過の猛暑
 台風一過で、今日は朝から雲一つないいい天気。というか、朝から猛暑の兆し。家にいるよりはと、朝からシネコンへ。昨日から公開された橋本環奈さん、眞栄田郷敦さん共演の「カラダ探し THE LAST NIGHT」と広瀬すずさん、二階堂ふみさん、吉田羊さん共演の「遠い山なみの光」を観てきました。
 前者は2022年10月に公開された「カラダ探し」の続編です。深夜0時に始まり、バラバラになった身体を見つけ出すまで同じ日を繰り返す「カラダ探し」から生還した直後、眞栄田郷敦さん演じる高広の前から明日香が消えてしまうことから始まります。新たな「カラダ探し」をすることになるのは、「推しの子」はじめ、このところ出演作が続々と公開される桜井海音さん、子役から活躍する鈴木福さん、フィギュアスケート選手の本田真凛さん、安斉星来さん、吉田剛明さんの5人。この中で、安斉星来さん、きりっとした顔立ちで、これKら活躍しそうです。
 後者はノーベル文学賞受賞作家であるカズオ・イシグロさんが自身の出生地である長崎を舞台に書いた長編小説デビュー作の映画化です。日本人の母とイギリス人の父を持つニキ。作家を目指すニキは長崎で原爆を経験し戦後イギリスに渡った母・悦子の半生を作品にしたいと考え、母・悦子に話を聞く。映画は長崎での悦子と日本人男性との結婚生活と、そこで知り合った佐知子とその幼い娘・万里子との交流を1980年代のイギリスと1952年の長崎を舞台にして語られていきます。ラストは驚きの事実が明らかになるミステリー風味の作品でした。吉田羊さんが、全編英語のセリフで違和感ありませんでしたねえ。二階堂ふみさんは、若いながらも貫禄ある演技でした。
2025年9月5日(金)
「バレリーナ FROM THE WORLD OF JOHN WICK」観てきました
 今日は朝から台風の接近のため、大雨。ところが、昼前から急に台風の速度が速まり、3時過ぎには青空へと変わってきました。今日は台風の影響で気温も30度を超えませんでしたが、明日からはまた猛暑だそうです。嫌になりますね。
 台風一過の仕事帰りにシネコンで「バレリーナ FROM THE WORLD OF JOHN WICK」を観てきました。キアヌ・リーヴス主演のジョン・ウィックシリーズのスピンオフ作品です。ジョン・ウィックと同じ暗殺者を育成する“ルスカ・ロマ”で殺しのテクニックを学んだイヴが父親の復讐のため、1000年の歴史を持つ暗殺教団と戦うというストーリーです。展開がスピーディーで飽きることがありません。イヴ役を務めたアナ・デ・アルマスがカッコいいのなんのって。アクション映画としては今年ナンバー1ではないでしょうか。公開から1月が過ぎましたが、地元の映画館でもまだ人が入っていますから、なかなか評判いいのではないでしょうか。これはシリーズ化期待です。
 妻と娘は二人で大阪万博を観に行ったので(私も誘われたのですが、この暑さの中、列に並びたくないと行くのを遠慮しました。)、この土日は一人でのんびり生活です。明日は猛暑なので映画館で涼もうかなあと思案中です。
2025年9月1日(月)
9月になりました
 9月になりましたが、暑さは和らぎません。今日も36度まで気温が上がりました。トランプは地球温暖化など何とも思っていないようですが、このままだと本当に大変なことになってしまいそうな気がします。
 今月の読書ですが、9月といえば毎年恒例の石田衣良さんの池袋ウエストゲートパークシリーズの新作が発売になります。今年も下旬にシリーズ第21弾「池袋NO NAME」(文藝春秋)が発売になります。今回はどんな現在を切り取ってくれるのでしょうか。そのほか、7月に刊行された奥田英朗さんの「普天を我が手に」(講談社)の第二部が発売になります。今回は太平洋戦争勃発からの話になるようです。果たして、子どもたちはどんな関わり方をしていくのでしょう。
  もう一冊は、真藤順丈さんの第160回直木賞受賞作「宝島」の続編である「英雄の輪」(講談社)です。今月に「宝島」が映画化されるので、その点からも楽しみです。
 今月の映画は、洋画はこれといって観たい作品はなく、逆に邦画は観たい作品が盛りだくさんです。「俺ではない炎上」「ブラック・ショーマン」「宝島」「遠い山なみの光」といった小説の映画化が相次いで上映されます。
 「俺ではない炎上」は浅倉秋成さん原作で阿部寛さんが主演を務めます。SNSでいつの間にか殺人事件の犯人とされてしまった男が、逃げながら自分の無実を証明しようと奮闘する作品です。ネットでは真実ではないことも、あたかも真実であるように広まっていきますから、一度フェイクニュースを流されると怖いですよねえ。
 「ブラック・ショーマン」は東野圭吾さん原作。現在小説ではシリーズ2作目までが刊行されていますが、福山雅治さんが主人公の手品師を演じ、探偵役として兄の殺害犯人を明らかにします。相棒である姪を有村架純さんが演じます。
 「宝島」は第160回直木賞受賞作である真藤順丈さんの作品の映画化です。妻夫木聡さん、永山瑛太さん、窪田正孝さん、広瀬すずさんら豪華キャストで、戦争直後のアメリカ統治下の沖縄を舞台に若者たちの苦悩を描きます。上映時間3時間11分という大作です。映画評では、今年、「国宝」に並ぶ作品だと評されていますので、これは楽しみですね。3時間11分の長さはトイレが心配ですが。
 「遠い山なみの光」はノーベル賞作家であるカズオ・イシグロさんが自身の出生地である長崎を舞台に書いた作品です。広瀬すずさん、吉田羊さん、二階堂ふみさんらが出演します。
 そのほか、バカリズムさんが脚本を手掛けた「ベートーヴェン捏造」、2023年の映画第1作及びアマゾンプライムで配信されたドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 東京湾大海戦」の続編である「沈黙の艦隊 北極海大海戦」、2021年にNHKで放映された「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」の映画化である「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」も観に行きたい作品です。