2025年8月29日(金) |
「8番出口」を観てきました |
今日は仕事帰りにシネコンに寄って二宮和也さん主演の「8番出口」を観てきました。金曜日の夜だけあって、また、今日が公開初日ということもあってか、田舎のシネコンでもそれなりの人の入りでした。世界的にヒットしたゲーム「8番出口」の実写化だそうです。ストーリーは、『地下鉄から降りて元恋人からの電話を受けて話している男が地下道の中で迷ってしまい、いつまでたっても出口にたどり着かず、やがて、壁に掲示された奇妙なご案内を目にする。そこには「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から外に出ること」と書かれていた。男は8番出口を目指して異変がないか探しながら進むが、何度も元に戻ってしまう・・・』というお話です。なぜ、二宮くん演じる男がそんな地下通路に迷い込んでしまったのかの説明はありません。不条理なストーリーなので、そんなことはどうでもいいのでしょう。ワイシャツ姿の”歩く男”を演じる河内大和さんが強烈な印象を残します。大ヒットしたTBSテレビのドラマ「VIVANT」にも出演していましたね。そうそう、Youtuberのヒカキンが地下鉄を降りる二宮くんとすれ違う人物として、ただそれだけのために出演していましたね。正直のところ、カンヌ映画祭に選出されるほどの作品なのか、個人的にはいささか疑問。 |
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2025年8月23日(土) |
「新・幕末純情伝」観てきました |
今日は東京へ行ってきました。一番の目的は紀伊国屋ホールで公演中のつかこうへいさんの「新・幕末純情伝」を観るためです。
会場は昔からのつかファンが多かったのでしょうか、白髪の人や髪の毛が少ない人が目につきました(他人のことは言えませんが。)。若い人は沖田総司役の村山彩希さんのファンでしょうか。ミュージカルと謳っていたので、どうなんだろうと不安に思いながら観に行きましたが、確かに歌唱シーンや踊るシーンもありましたが、それほど違和感なく観ることができました。席も前から4列目の真ん中だったので、役者さんの表情や飛び散る汗やつばまで見えて迫力がありました。
やっぱり何度観ても感動です。今日も目に涙が浮かんでくるシーンが何度もありました。桂が米屋の丁稚だった時に泥の中に落ちた米粒を泥と一緒にじゃりじゃりと噛むシーン、教師になりたいと言っていた新撰組隊員の○を総司が斬るシーン、総司を見捨てた桂のために、長州に行って桂の好きな人を連れ帰り花嫁衣装を着せて天皇のもとに連れて行けと言うシーン等々涙が溢れるシーンが満載でした。
演出の岡村さんがアイドル好きなのか、このところ、沖田総司を演じたのが松井玲奈さん、北原里英さん、菅井友香さんとアイドルばかりですが、今回も元AKB48の村山彩希さん。歌は大丈夫でも初めての舞台の演技はどうなんだろうと思いましたが、今日を入れて2回の公演を残すのみということでだいぶ慣れたようですね。殺陣もやったことはなかったそうですが、近藤勇役の久保田創さんによると、みんなより早く来て練習していたリ、家に竹刀や木刀を持って帰って練習していたそうです。
今回の作品では勝海舟を演じた細貝圭さんや、近藤勇を演じた久保田創さん、新選組隊士・二宮を演じた佐久本宝さんなど、つか作品にお馴染みの役者さんが出演し、安心して観ていられたのですが、個人的に今回の作品で一押しは、岡田以蔵を演じた嘉島陸さん。殺陣も素晴らしかったし、最初の河原のシーンから最後の総司に斬られるシーンまで、とにかくその演技が心に響いてきました。坂本龍馬を演じた百名ヒロキさんはつか作品では初見でしたが、ミュージカル作品の「レント」に出演していたそうですから、今回の革命ミュージカルにはピッタリでしたね。
今日は高校野球で沖縄尚学が優勝したそうで、沖縄出身の佐久本宝さんの公演前の提案で、沖縄尚学の応援の形を取り入れたシーンもありました(うまくいかなかったようですが。)。準決勝で山梨学院が惜敗した山梨県人としては悔しいシーンでしたけど。
いやぁ~おもしろかったです。何度でも観たいですね。
舞台の前は映画「木の上の軍隊」を、舞台後には映画「入国審査」を観ました。どうも貧乏性なので、せっかく東京まで行って舞台1本だけではもったいないと思ってしまうんですよねえ。前者は堤真一さんと山田裕貴さん主演の邦画です。第二次世界大戦中、沖縄の伊江島で終戦に気づかないまま2年間も木の上で生き抜いた2人の日本兵の実話に着想を得た井上ひさしさんの舞台劇の映画化です。堤真一さんと山田裕貴さんの演技が素晴らしかったです。
一方「入国審査」はスペイン映画です。映画評が良かったので観ようと思った作品です。スペインから移住のためにアメリカにやってきたカップルが空港の入国審査で止められ、別室に連れていかれて受ける尋問の様子を描いた作品です。上映時間77分という短い時間の中で、緊迫感溢れる尋問の様子が描かれていきます。お金かけなくてもアイデアで面白いものは作ることができることが証明されました。この映画、ラストも意外でしたが、それ以上にこれからどうなるのと考えさせられる映画でしたね。
舞台に映画2本と充実した1日でした。 |
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2025年8月22日(金) |
夏休み明けの1週間が終わりました |
長い1週間が終わりました。先週はお盆で夏休みを取ったので、今週は仕事に出るのが辛かったです。休みとはいえ、旅行を予定していたわけでもなく、あまりの暑さで何をする気にもならず、親戚の新盆にお線香を立てに行ったり、暑さが厳しくならない午前中に庭の雑草取りに精を出したりしたくらいで休日を過ごしていました。遠出したのは、清里の萌木の村のイングリッシュガーデン見学と、評判のロックのカレーを食べに行ったくらいです。評判だけあってカレーは美味しかったです。
清里もバブルの頃は芸能人の店も多数出店して都会の雑踏を歩くくらいの人出でしたが、久しぶりに行った清里は、萌木の村には観光客が多数訪れていたものの、駅前はがらがら。観光シーズンでありながらお店はほとんどシャッターを下ろしていました。バブル当時は清里を第二の軽井沢にしようと、県が主体となって別荘地の開発も進められましたが、伝統ある軽井沢とは大違いでしたね。三浦友和さんの姉の経営するペンションが建設されたことが広まると、百恵ちゃんが来るのではと周辺が観光客で大騒ぎになったこともあったものですけどねえ。
今でも清里で混んでいるのは、萌木の村かソフトクリームが人気の清泉寮と冬はスキー場、夏は絶景が楽しめるサンメドウズ清里くらいでしょうか。
明日は東京へ出かけてきます。 |
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2025年8月6日(水) |
広島原爆の日 |
今日は広島への原爆投下から80年の「広島原爆の日」です。原爆死没者名簿には昨年から4940人が追加され、合計34万9200人余となりました。80年もたつと生存されている被爆者の方も少なくなってきています。しかし、核保有国も拡大し、実際に核を保有する国が戦争の当事国となっている現在、被爆体験を語り継いでいくことは大きな意義があると思います。広島、長崎以降核が使用されないことは、これまで被爆者の方々が核の怖ろしさを語ってきてくれたことに大きな理由があったと思います。私は6年前に初めて広島に行き、原爆ドームを見て原爆平和記念資料館も見てきました。戦争を実際に知らない私にとっても、あの原爆被害の悲惨さに胸が重くなりました。先の参議院選挙では某候補者は日本も核を保有すべきと主張していましたが、何だか世の中が右傾化しそうで怖いです。私は子どもたちを戦争に追いやりたくはありません。
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2025年8月5日(火) |
歴代最高を更新 |
今日は群馬県伊勢崎市で気温が41.8度を記録し、7月30日に兵庫・丹波市で記録したばかりの41.2度の歴代最高を更新しました。お風呂の中で活動しているのと同じです。40度以上になった地点も12か所あるとのことです。8月になったばかりなので、まだまだ記録更新が予想されますね。夜も暑くて、エアコンを運転しないと寝ることもできません。電気料が大変だなどと言っていられない暑さです。甲子園の高校野球も開会式が午後4時からですし、昼間の一番暑い時間は試合をしないようですし、時代は変わりました。本当に地球温暖化が進んでいるのでしょうね。 |
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2025年8月1日(金) |
8月になりました |
8月になりました。ただでさえ暑かった7月でしたが、いよいよ本格的な夏ですねえ。
今月の読書ですが、まずは長岡弘樹さんの「新・教場2」(小学館)です。さて、今回はどんな話になるのでしょうか。意味深な終わり方をしたテレビドラマの続編となる木村拓哉さん主演の映画の撮影は始まっているようなので、そちらも気になります。次は、ついにシリーズ完結となる今村翔吾さんの「イクサガミ 神((講談社文庫)です。いよいよ舞台は最終目的地の東京となり、ここまで生き残った9人の最後の戦いが始まります。これは発売が待ちきれません。山口美桜さんの「白魔の檻」(東京創元社)は昨年話題となった「禁忌の子」に続く、医師・城崎響介が探偵役を務める第2弾です。今回のワトソン役は研修医・春田芽衣です。8月といえば江戸川乱歩賞が刊行されます。今年の受賞作は野宮有さんの「殺し屋の営業術」(講談社)です。凄腕営業マンが殺人事件を目撃したことで殺し屋のビジネスを手伝うことになるというストーリーだそうです。そのほか誉田哲也さんの「イノセンス」(幻冬舎)、小野寺史宣さんの「あなたが僕の父」(双葉社)、阿津川辰海さんの「最後の挨拶」(光文社)、櫻田智也さんの「失われた貌」(新潮社)、恩田陸さんの「洒亭DARKNESS」(文藝春秋)、夕木春央さんの「楽園」(講談社)、下村敦史さんの「暴走正義」(幻冬合)、早見和真さんのシリーズ第3弾「さらば1店長がバカすぎて」(角川春樹事務所)など、個人的に好きな作家さんの新刊が多数刊行されます。読むのが大変です。
今月の映画ですが、洋画はまずは「ジュラシック・ワールド 復活の大地」です。シリーズ第7作、前作の「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」から5年後を描く作品だそうです。新シリーズなので主役は変わって、スカーレット・ヨハンソンが演じる特殊工作員のゾーラ・ベネットとなります。「バレリーナ The World of John Wick」はジョン・ウイックシリーズのスピンオフ作品となります。キアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックも登場するようですが、今作の主人公はアナ・デ・アルマス演じるイヴ。ジョン・ウィックと同じ組織で殺人のテクニックを磨いた女性という設定です。
邦画はまずは太平洋戦争を舞台に不沈艦として私もその存在を知っていた駆逐艦・雪風を描く「雪風 YUKIKAZE」です。竹野内豊さんが演じる艦長は実在の人物ではないそうですね。夏といえばホラーですが、そちらからは2本。1本は二宮和也さん主演の「8番出口」。地下通路を8番出口から出ようとあがく男を描きます。もう1本は「近畿地方のある場所について」です。「このホラーがすごい!2024年版」で第1位を獲得した背筋によるホラー小説が原作です。過去の未解決事件や怪現象を調べていたオカルト雑誌の編集者が行方不明となり、同僚の編集部員が行方を探すうち謎が近畿地方のある場所に繋がっていることに気づくというストーリーです。菅野美穂さん、赤楚衛二さん主演です。
今月の舞台は1つ。紀伊国屋ホールでのつかこうへいさんの「新・幕末純情伝」です。岡村俊一さんが演出ですが、今回はこれがミュージカルとなっているそうです。どうなるのでしょうね。個人的にはミュージカル仕立てではなく普通にやってもらいたいのですが。今回、沖田総司を演じるのは元AKB48の村山彩希さん。相変わらず、岡付さん、主役には初舞台のアイドルを据えますねえ。 |
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