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身辺雑記(2025年5月)

2025年5月31日(土)
おぎはら植物園に行ってきました
 今日はあいにくの雨模様でしたが、気分転換にドライブついでに妻と娘と3人で、いつもネット通販で利用している長野県上田市にある「おぎはら植物園」の実店舗に行ってきました。大きな2つのビニールハウスの中に様々な植物が展示されており、近所のホームセンターではお目にかかれない花があって、ゆっくり目の保養になりました。欲しかったアスチルベや宿根フロックスなどを購入、満足です。
 昼食は長野に来たのだからと、真田幸村で有名な上田城跡の横にある信州そばの草笛上田店で、妻と娘はおススメの「くるみそば」を、私は「そば定食」をいただきました。「くるみそば」はくるみだれにそばつゆを入れて食べますが、娘が言うには甘みがあって美味しかったそうです。とにかく、そばの一人前が量が多く、十分満足。「そば定食」についていた「おはぎ」ですが、ごまとくるみのどちらかを選ぶことができ、私はくるみのおはぎを選んだのですが、これが絶品でした。おはぎですが、かなり餅のような食感でした。入口の横でそば打ちをしていましたが、やはり手打ちをその場で食べるのは美味しいです。
 さて、明日は天気も晴れるようですし、雑草取りをして、今日購入した苗を植えなくては。
2025年5月24日(土)
「ミロ展」と「祈りの幕が下りる時」観てきました
 昨日は朝から東京へ行ったのですが、目的は下北沢の本多劇場で公演中のヨーロッパ企画を主宰する上田誠さん脚本・演出の「リプリー、あいにくの宇宙ね」を観ることと、SOMPO美術館で開催中の「藤田嗣治 7つの情熱」展を観ること。とはいえ、貧乏性なので、せっかく東京に行くのだからほかに何かあればと映画のスケジュールを確認して映画も2本観ることにしました。1本は原作が高野和明さんの韓国映画「6時間後に君は死ぬ」、そしてもう1本は先行公開される「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」。かなりハードな1日となりました。
 東京に着いて、まずはシネマート新宿で公開中の「6時間後に君は死ぬ」を観に行きました。私はただ単に時間があったことと、原作が高野和明さんだったことから観に行ったのですが、劇場は若い人から年配の方まで女性が大部分で、あとで買ったパンフレットを読んだら、死を予告するジュヌを演じたのが日本でも人気のK-POPグループ、NCTのジェヒョンという人物だったので、女性ファンが足を運んだようです。主演の死を予告されたジュンユンを演じたパク・ジュヒョンさんは私は初見だったのですが、なかなか綺麗な素敵な女優さんでした。
 その後は下北沢の本多劇場へ。下北沢は演劇の街と言われるようですが、かつて大学生の頃東京にいても下北沢を訪れることはなく、足を踏み入れるのは初めてでした。劇場は駅から歩いてすぐの本多劇場でしたが、駅から出ると外は雨だけでなく風も強く、持って行った折り畳み傘も壊れ、周囲もよく見ていなかったので、初めて行く本多劇場の場所がわからず慌てました。まさか階段を上がったところだったとは。どうにか、雨に濡れながら時間ギリギリに到着しました。上田誠さん主宰のヨーロッパ企画の作品は瑛太さん、上野樹里さんら共演で映画化された「サマータイムマシン・ブルース」がおもしろかったので、舞台版はどうなんだろうとDVDを購入して観たことはあったのですが、舞台を直接観るのは昨年、「鴨川ホルモー、ワンスモア」が初めて。今回が2回目です。物語は宇宙船の中でのドタバタ喜劇です。題名の「リプリー」は、リドリー・スコット監督の「エイリアン」の主人公、シガニー・ウィーバーが演じたリプリーのことでしょう。物語の冒頭、船員がコールドスリープしている間に宇宙船の中に現れた卵はエイリアンの卵そのものでしたねえ。顔に張り付いたり、お腹を食い破って出てきたりするのは、「エイリアン」そのものですね。そんな冒頭から、シシド・カフカさん演じる漂流吟遊詩人の登場とか、「2001年宇宙の旅」を思い浮かべるモノリスのようなものとかの登場等々、とにかく眠ることのないバタバタのコメディでした。
 本多劇場から新宿に戻ってSOMPO美術館へ。藤田嗣治展を観るのは2018年に東京都美術館で開催された「藤田嗣治展」を観に行って以来です。前回は没後50年を記念してでしたが、今回は生誕140周年記念だそうです。展覧会名にもあるとおり、藤田嗣治を7つの視点で紹介し、最後は藤田の周辺にいた日本人美術家たちの絵を展示しています。
 1日の終わりは先行公開されるトム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」を観ました。今までのシリーズの中での最長の169分。前作の続編です。敵がAIなので、わかりにくい点がありましたね。今回も空を飛ぶ飛行機の上でのアクションをトム自ら行っているそうです。還暦過ぎのおじさんには見えませんよね。私としては、前作で亡くなったはずのイルサが実は生きていて再登場というシーンを期待したのですが、それはさすがにありませんでした。1作目からのシーンが導入されたりして、シリーズ集大成という感じでしたが、さて、続編は製作されるのでしょうか。ラストは新たなメンバーの紹介という感じもしないでもありませんでしたよね。
2025年5月18日(日)
昨日は東京へ行ってきました
 昨日は朝から東京へ行ったのですが、目的は下北沢の本多劇場で公演中のヨーロッパ企画を主宰する上田誠さん脚本・演出の「リプリー、あいにくの宇宙ね」を観ることと、SOMPO美術館で開催中の「藤田嗣治 7つの情熱」展を観ること。とはいえ、貧乏性なので、せっかく東京に行くのだからほかに何かあればと映画のスケジュールを確認して映画も2本観ることにしました。1本は原作が高野和明さんの韓国映画「6時間後に君は死ぬ」、そしてもう1本は先行公開される「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」。かなりハードな1日となりました。
 東京に着いて、まずはシネマート新宿で公開中の「6時間後に君は死ぬ」を観に行きました。私はただ単に時間があったことと、原作が高野和明さんだったことから観に行ったのですが、劇場は若い人から年配の方まで女性が大部分で、あとで買ったパンフレットを読んだら、死を予告するジュヌを演じたのが日本でも人気のK-POPグループ、NCTのジェヒョンという人物だったので、女性ファンが足を運んだようです。主演の死を予告されたジュンユンを演じたパク・ジュヒョンさんは私は初見だったのですが、なかなか綺麗な素敵な女優さんでした。
 その後は下北沢の本多劇場へ。下北沢は演劇の街と言われるようですが、かつて大学生の頃東京にいても下北沢を訪れることはなく、足を踏み入れるのは初めてでした。劇場は駅から歩いてすぐの本多劇場でしたが、駅から出ると外は雨だけでなく風も強く、持って行った折り畳み傘も壊れ、周囲もよく見ていなかったので、初めて行く本多劇場の場所がわからず慌てました。まさか階段を上がったところだったとは。どうにか、雨に濡れながら時間ギリギリに到着しました。上田誠さん主宰のヨーロッパ企画の作品は瑛太さん、上野樹里さんら共演で映画化された「サマータイムマシン・ブルース」がおもしろかったので、舞台版はどうなんだろうとDVDを購入して観たことはあったのですが、舞台を直接観るのは昨年、「鴨川ホルモー、ワンスモア」が初めて。今回が2回目です。物語は宇宙船の中でのドタバタ喜劇です。題名の「リプリー」は、リドリー・スコット監督の「エイリアン」の主人公、シガニー・ウィーバーが演じたリプリーのことでしょう。物語の冒頭、船員がコールドスリープしている間に宇宙船の中に現れた卵はエイリアンの卵そのものでしたねえ。顔に張り付いたり、お腹を食い破って出てきたりするのは、「エイリアン」そのものですね。そんな冒頭から、シシド・カフカさん演じる漂流吟遊詩人の登場とか、「2001年宇宙の旅」を思い浮かべるモノリスのようなものとかの登場等々、とにかく眠ることのないバタバタのコメディでした。
 本多劇場から新宿に戻ってSOMPO美術館へ。藤田嗣治展を観るのは2018年に東京都美術館で開催された「藤田嗣治展」を観に行って以来です。前回は没後50年を記念してでしたが、今回は生誕140周年記念だそうです。展覧会名にもあるとおり、藤田嗣治を7つの視点で紹介し、最後は藤田の周辺にいた日本人美術家たちの絵を展示しています。
 1日の終わりは先行公開されるトム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」を観ました。今までのシリーズの中での最長の169分。前作の続編です。敵がAIなので、わかりにくい点がありましたね。今回も空を飛ぶ飛行機の上でのアクションをトム自ら行っているそうです。還暦過ぎのおじさんには見えませんよね。私としては、前作で亡くなったはずのイルサが実は生きていて再登場というシーンを期待したのですが、それはさすがにありませんでした。1作目からのシーンが導入されたりして、シリーズ集大成という感じでしたが、さて、続編は製作されるのでしょうか。ラストは新たなメンバーの紹介という感じもしないでもありませんでしたよね。
2025年5月16日(金)
「サブスタンス」観てきました
 今夜は仕事帰りにデミ・ムーア主演の「サブスタンス」を観てきました。まあ、とんでもない映画でしたというのが正直な感想です。ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞、アカデミー賞にも作品賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞らにノミネートされた作品だったので期待して観に行きました。ホラーとは聞いていましたが、デミ・ムーアの演技が絶賛ということで、もう少し人間ドラマかなとも思ったのですが、ちょっと見ているのが辛いほどの暴力に血まみれの大騒ぎ映画。B級映画テイスト満載の映画でしたね。確かにデミ・ムーアの演技は鬼気迫るものがありましたけどねえ。老いの恐怖を描いている中で、デミ・ムーアは60歳過ぎてのフル・ヌードでしたが、とてもそうは思えぬスタイルでしたね。ラストはジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」を思い浮かべてしまいました。
 明日は、東京へ。本多劇場の舞台「リプリーあいにくの宇宙ね」とSONPO美術館の「藤田嗣治 7つの情熱」を観に行ってきます。あいにくの雨です。
2025年5月11日(日)
コンクラーベ
 先日、新しいローマ教皇が選出されましたね。私自身、カトリック教徒でもないので、誰が新教皇になろうが、あまり興味はなかったのですが、ただ、今年、タイミングよく(といっては失礼ですが)「教皇選挙」という映画を観て、生々しい教皇選挙の状況を知ることができたので、そういう意味では少しばかり選挙の状況は気になりました。映画の中では対抗馬を蹴落とそうといろいろ画策するのですが、現実の今回の選挙でも、有力な候補者が健康状態が悪いという噂が流されたようです。選挙の結果は4回目の投票で、前評判のあった枢機卿ではなく、名前の挙がらなかったアメリカ人の枢機卿が新教皇・レオ14世となりました。トランプ大統領はアメリカ人の新教皇の誕生に拍手を送っているようですが、この新教皇となったレオ14世は、もともとペルーで長く布教活動をし、移民問題にも理解を示していたようなので、トランプとはあまり相容れないような気がします。
2025年5月1日(木)
5月になりました
 あっという間に4月も終わり、5月に突入です。
 トランプ大統領の発言に右往左往させられた4月でしたが、その状況は先日の就任後100日の自画自賛の演説の様子を聞いても、まだ続きそうです。アメリカ大統領としてSNSで「株は今が買い時だ」と発言し、その後に株が急騰するという、まるでインサイダー取引のようなことを平気で行っても批判されないなんて、アメリカ全体がおかしくなっている感じです。言いたい放題、やりたい放題、朝令暮改も柔軟に対応したという言い訳等々、これが世界を牽引するアメリカ大統領かと言いたくなります。それでも、岩盤支持層がいるからトランプ大統領は懲りないんですねえ。
 5月の映画ですが、洋画は何と言っても「ミッション・インポッシブル ファイナル・レコニング」です。前作「ミッション・インポッシブル デッドレコニング」の後編となります。とても還暦を過ぎているとは思えないトム・クルーズが相変わらず派手なアクションに自ら挑戦します。今回のアクションの見どころは何なんでしょうか。楽しみです。ただ、イルサを演じていたレベッカ・ファーガソンが前作で退場してしまっているのが残念です。デミ・ムーア主演でアカデミー賞作品賞、主演女優賞にもノミネートされた「サブスタンス」も面白そうです。ホラーのようですが、デミ・ムーアの怪演とも呼ぶべき演技が評判になっているようです。
 邦画は映画版第2作となる「岸部露伴は動かない 懺悔室」です。前作はパリでのロケでしたが、今回は全編ベネチアロケだそうです。前作後結婚した岸部露伴を演じる高橋一生さんと編集者の泉京花を演じる飯豊まりえさんの夫婦共演が見られますね。
 5月の読書は、何を措いてもまずは伊坂幸太郎さんの「パズルと天気」(PHP研究所)です。これまで未収録だった短篇が5編収録された短編集です。昨年一気に3作を刊行した金子玲介さんの新作は「流星と吐き気」(講談社)です。今度はどんな趣向を見せてくれるのでしょうか。万城目学さんの「あの子とO」(新潮社)は「あの子とQ」と関係があるのでしょうか
 今月は舞台を2本観に行ってきます。キャラメルボックスの成井豊さんが脚本を書く東野圭吾さん原作の「祈りの幕が下がる時」の舞台化と、上田誠さん主宰のヨーロッパ企画による「リプリーあいにくの宇宙ね」の2本です。
 前者は東野圭吾さんの作品を舞台化していく第一弾とありますので、今後第二弾、第三弾と続いていくのでしょう。かつて、成井さんはキャラメルボックスで「容疑者Xの献身」を舞台化していますが、これも再度舞台化するのでしょうか。後者は元乃木坂46の伊藤万理華さんが主演です。彼女が乃木坂46にいたことはまったく知りませんが、卒業後は映画やテレビドラマで活躍していますね。
 コロナ禍で集客が落ち、新型コロナが5類に変更になっても客足が戻らなかったため経営が苦しくなり、閉館した地元のミニシアターが再開するそうです。この映画館が閉館してから県内の映画館は郊外のイオンモールの中にあるシネコン1館になってしまい、ミニシアター系の映画が地元では公開されなくなったので、映画ファンとしては再開は嬉しいです。ただ、客足が戻るかどうかわからないので、上映も様子を見ながらというようで、常に開いているのかまだ詳細はわかりません。開館が続くようファンとしても利用するようにしないと。