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身辺雑記(2024年2月)

2024年2月23日(金)
雨模様の三連休初日です
  今日から三連休です。朝早くからイオンモールのシネコンへ。三連休で雨模様の天気ということもあってか、映画館も多くの人が訪れていました。今日から公開の「マッチング」の舞台挨拶の回は朝の時点で既に満席でした。
 私が今日最初に観たのは今日から公開の「落下の解剖学」。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドール賞を受賞し、来月のアカデミー賞でも作品賞を始め5部門にエントリーされています。犬の散歩から帰ってきた目に障害を持つ少年が父が窓の下に転落して死んでいるのを見つける。自殺なのか事故なのか。はたまた殺人なのか。前日に作家である妻と喧嘩したことを知った警察は妻を逮捕して殺人で起訴する。かなりの部分が法廷の、いわゆる法廷劇です。最初寝落ちしそうになりましたが、法廷シーンの検事と弁護士の丁々発止のやり取りは聞き応えがあって目が覚めました。検事の追及はなかなかでしたけどねえ。裁判の結果はああなりましたが、あれが真実だったのでしょうか。どんでん返しがあると思ったのですが・・・。
 続いて、やはり今日から公開の「マダム・ウェブ」を。マーベルコミックスが原作の作品です。マーベルコミックスの中では、この「マダム・ウェブ」という女性はスパイダーマンを助ける役という立場にあるようですが、今回の作品は前日譚というべき彼女が若き頃の話です。救命救急士であった彼女がある理由で予知能力に目覚めます。でも他のヒーローと異なり予知能力ではなかなか敵と戦うのは難しいですよね。私自身は楽しみましたが、海外では評価が低いようですから続編がありますかねえ。
 食事をしてから、更にもう一本と思ったのですが。イオンモールの食事どころはどこも満席状態で、しょうがないので、歩いてイオンモールを出て、近くで食べてから再度イオンモールに戻りました。近隣の駐車場はいっぱいで入場する車で道路も大渋滞でした。三連休ですが天気が悪いので近場で済まそうという人が多かったのでしょうね(人のことは言えませんが。)。
 戻って時間がうまくあった「ネクスト・ゴール・ウインズ」を観ました。これまた今日公開のタイカ・ワイティティ監督作品です。破天荒な性格のため、アメリカのサッカーチームの監督を首になった男がワールドカップ予選で歴史的な大敗を喫した米領サモアの監督になって、勝利をつかむまでを描きます。タイカ・ワイティティ監督らしい、大いに笑わせてくれる、そして感動の作品でした。
 いやぁ~映画三昧の一日でした。あとは「コヴェナント 約束の脱出」と邦画の「マッチング」を観に行きたいと思っていますが、帰りに「マッチング」のパンフレットだけでも先に買っておこうと思ったら、公開初日にもかかわらず既に売り切れでした。「マッチング」って、どこに人気あるんでしょう。主演の土屋太鳳さん、それとも最近多いマッチングアプリが題材だからでしょうか。 
2024年2月22日(木)
明日から三連休
 明日から三連休です。先日は2月だというのに24度まで気温が上がりましたが、この三連休は雪模様で一気に気温が下がるようです。今週末から観たい映画が目白押し。明日は一日、イオンのシネコンに行って映画三昧の予定です。今週末公開で観たい映画は5本。「コヴェナント 約束の救出」、「マダム・ウェブ」、「落下の解剖学」、「ネクスト・ゴール・ウィン」に、邦画が「マッチング」。さて、何から観ようかな。
2024年2月12日(月)
お祭りに行ってきました
  三連休も今日で終わり。明日からまた忙しい仕事が待っていると思うと、ちょっと気分はブルーです。
 この三連休、天気は良かったので、昨日はコロナ禍で中止が続いていた地元のお祭りに行ってきました。元々は臼や杵など木工製品の展示販売が中心のお祭りだったのですが、この時代となって木臼を使う家も少なくなったせいか、木工製品の展示販売はほんの一握り。ほとんどが食べ物の屋台でした。それでも、コロナ禍では屋台が並ぶということがなかったので、お祭りに来た大勢の人はみな屋台で焼きそば、たこ焼き、イカ焼き等ソウルフードを買ってブラブラするだけで満足という感じでした。明後日は近くの寺のお祭りです。こちらは厄を払うというお祭りです。子どもの頃は、友達とこづかいの100円玉を握りしめて学校が終わると、ランドセルを投げ捨てて走っていったものです。でも、さすがに平日ですからねえ。仕事終わってから行くのはちょっと辛い。
 先日録画しておいた黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」を観ました。昨年、夏に明治座で公演があった上川隆也さん、風間俊介さん、六角精児さんらの出演の舞台を観に行ったのですが、映画を観たことがなく、一度観たいなあと思っていました。先日NHKで放映されたので、録画して休日の今日、のんびり観ることができました。黒澤明監督といえば主演は三船敏郎さん。やっぱりすごい役者さんですよねえ。印象に残ったのは、秋月藩の雪姫役を演じた上原美佐さん。日本人離れした長い手足と、雪姫役にふさわしい勝気そうな顔立ちは印象深かったです。デビュー作で黒澤映画のヒロインを務めながら、「私には才能がない」と言って、2年で役者を引退してしまうなんて、ある意味凄いですよねえ。
2024年2月9日(金)
「カラーパープル」観てきました
 仕事帰りに今日から公開の「カラーパーブル」を観てきました。1986年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の同名作品をミュージカル作品にしたものです。過酷な人生を歩む姉妹の物語を姉の視点で描いた作品ですが、それまでのスピルバーグ作品とはまったく趣の異なる作品にアカデミー賞10部門にノミネートされました。スピルバーグ作品は公開当時観に行っているのですが、ストーリーはまったく覚えていなかったので、まっさらな状態で観ることができました。今回、主役のセリーを演じたのは、ブロードウェイの舞台でもセリー役を演じたファンテイジア・バリーノ、また舞台でソフィア役を演じたダニエル・ブルックスも出演していますが、圧倒される歌声ですね。
 日本の誇る世界的指揮者、小澤征爾さんが亡くなりました。88歳だそうです。どこかに小澤征爾さん指揮のベートーベンの運命か英雄があったはずで、探して聴いてみます。ご冥福をお祈りします。
2024年2月5日(月)
この冬初めての積雪です
 今日は昼頃からこの冬初めての積雪となりました。もう5センチほど降り積もっています。まだ降り続くようなので、明朝どれくらい積もっているのか心配です。通勤は大渋滞になりそうで、かなり早く出かけなくてはならないのですが、道路状況が不安です。
 池上彰さんの「昭和の青春 日本を動かした世代の原動力」(講談社現代新書)を読み始めました。今、テレビの世界では「昭和ブーム」が続いているそうです。昭和が注目される理由について、池上さんは日本の人口の中で大きな割合を占める”団塊の世代”が人生の終盤を迎えていることが大きい、人は老い先短くなってきたとき、自分の青春時代を振り返りたくなるのは古今東西変わらない人間の心理ですとされています。確かに、私自身は団塊の世代の下の世代ですが、やはり年齢を重ねるに従い若き頃のことを思い出します。学生運動、高度経済成長、昭和の文化等々興味深い言葉が並びます。楽しむことができそうです。 
2024年1月31日(水)
2月になりました
 2月になりました。もう1年の12分の1が過ぎたのですから、本当に早いです。
 今月は正月映画が終わって、観たい映画が盛りだくさんです。邦画では、瀬尾まいこさんの同名小説の映画化である「夜明けのすべて」、ムロツヨシさんが吉良上野介の身代わりとなる弟役を演じる「身代わり忠臣蔵」、能登の加賀温泉の女将さんたちがダンスで温泉街を盛り上げる「レディ加賀」、土屋太鳳さん演じる恋愛に消極的な子がマッチングアプリに登録したことから始まる恐怖を描いた「マッチング」でしょうか。中でも「レディ加賀」は被災地の加賀温泉を舞台にした作品ですから、直接支援はできないまでも、観に行きたいですね。
 洋画では、1985年のスティーブン・スビルバーグ監督作品をミュージカル仕立てにした「カラーパープル」、「ミッドサマー」のアリ・アスター監督と「ジョーカー」のホアキン・フェニックスがタッグを組んだスリラー「ボーはおそれている」、第76回カンヌ国際映祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞した視覚障害を持つ少年以外は誰もいなかった山荘で起きた転落事故の真相を描く「落下の解剖学」、マーベル・コミックスの未来予知の能力を持つキャラクター、マダム・ウェブを主人公にしたミステリーサスベンス「マダム・ウェブ」、アフガン戦争の中、自分を助けたことによリタリバンに命を狙われるアフガン人通訳を救うためアメリカから再びアフガニスタンに向かう男を描く「コヴェナント 約束の脱出」、マ・ドンソク主演の型破りな刑事が犯罪組織と壮絶な戦いを繰り広げるシリーズ第3弾、日本の青木崇高さんも出演している「犯罪都市 NO WAY OUT」、ワールドカップサッカー予選で0対31の大敗を喫して以来1ゴールも上げられないでいた米領サモアの代表チームがワールドカップ予選で起こした奇跡のような実話を描いたタイカ・ワイティティ監督の「ネクスト・ゴール・ウインズ」でしょうか。この中で、「落下の解剖学」は地元では公開予定がないので、観るとしたら東京へ行くしかないかなあ。
 映画に比べ今月の読みたい本はいまひとつ。北村薫さんの「中野のお父さんと五つの謎」(文藝春秋)、小野寺史宜さんの「うたう」(祥伝社)、伊吹亜門さんの「帝国妖人伝」(小学館)、下村敦史さんの「そして誰かがいなくなる」(中央公論新社)くらいでしょうか。