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身辺雑記(2023年10月)

2023年10月29日(日)
4連休を終えて
  先日の谷村新司さんの訃報に続き、今日はもんたよしのりさんが18日に大動脈解離のために死去したというニュースが入ってきました。もんたよしのりさんといえば、私が働き始めた間もない頃に、「もんた&ブラザーズ」のボーカルとして「ダンシング・オールナイト」を大ヒットさせました。当時、まだカラオケルームなんてなく、スナックのカラオケで歌う時代でしたが、あの高音の「ダンシング・オールナイト」を何回も歌ったものです。今でも歌詞は忘れていません。谷村さん、もんたさんと私の世代が共に生きてきた歌手の方が相次いで亡くなられて、寂しい限りです。
 京極夏彦さんの「ぬえ(空偏に鳥です)の碑」(講談社ノベルス)読了。東照宮等の蘊蓄は読んだそばからすぐ忘れてしまいましたが、ストーリーはやっぱり面白いです。17年ぶりの百鬼夜行シリーズということで、オールキャストというのも楽しかったです。これは、年末のベスト10で果たして何位になるのか、気になります。
2023年10月23日(月)
また訃報が
  先日の谷村新司さんの訃報に続き、今日はもんたよしのりさんが18日に大動脈解離のために死去したというニュースが入ってきました。もんたよしのりさんといえば、私が働き始めた間もない頃に、「もんた&ブラザーズ」のボーカルとして「ダンシング・オールナイト」を大ヒットさせました。当時、まだカラオケルームなんてなく、スナックのカラオケで歌う時代でしたが、あの高音の「ダンシング・オールナイト」を何回も歌ったものです。今でも歌詞は忘れていません。谷村さん、もんたさんと私の世代が共に生きてきた歌手の方が相次いで亡くなられて、寂しい限りです。
 京極夏彦さんの「ぬえ(空偏に鳥です)の碑」(講談社ノベルス)読了。東照宮等の蘊蓄は読んだそばからすぐ忘れてしまいましたが、ストーリーはやっぱり面白いです。17年ぶりの百鬼夜行シリーズということで、オールキャストというのも楽しかったです。これは、年末のベスト10で果たして何位になるのか、気になります。
2023年10月16日(月)
谷村新司さんのご冥福をお祈りいたします
 アリスの谷村新司さんが8日に亡くなっていたことが明らかにされました。病気で入院していることは知っていましたが、これほど重篤だったとは知りませんでした。谷村新司さんを初めて知ったのは高校時代。友人から面白い深夜放送があると聞いて、受験勉強をしていた深夜、なかなかきれいに入らない電波に耳を澄まして聞いたのが、谷村新司さんがディスクジョッキーをしていた「セイヤング」でした。まだまだ「今はもうだれも」も「冬の稲妻」も「涙の誓い」も発表される前の全国的には無名の時代の谷村さんが、やはりまだ「いちご白書をもう一度」で売れる前のバンバンことばんばひろふみさんとやっていた「天才・秀才・バカ」のコーナーには真夜中に大笑いしたものでした。その後、ヒット曲を連発してすっかり売れっ子になってしまいましたね。まだ74歳ですから、早すぎますよね。残念です。
 いよいよ、京極夏彦さんの「ぬえ(空へんに鳥です)の碑」(講談社ノベルス)を読み始めます。さて、何日かかるか・・・。
2023年10月14日(土)
「キュビズム展」「仮面山荘殺人事件」「アカシアの雨が降る時」観てきました
 今日は朝から東京へ。まずは国立西洋美術館で開催されている「キュビズム展」へ向かいました。私がキュビズムで知っている画家はピカソとブラックくらいでしたが、50年ぶりの大キュビズム展と謳われているように、ピカソ、ブラックはもとより私の知らない画家の作品が多く展示されていました。開会してからまだ日が経っていないせいか会場は意外に混雑していず、ゆっくりと作品を鑑賞することができました。一部の作品を除き、最近よくある写真を撮ることができる展覧会で、中には端から作品を全部撮っている人もいました。キュビズムという言葉はキューブからきているようですね。音声ガイドを借りましたが、ボーナストラックで山田五郎さんの「そもそもキュビズムとは何?」などの解説があり、これは私みたいな美術に詳しくない人は必聴です。
 「キュビズム展」の後は池袋のサンシャイン劇場へ。キャラメルボックスの成井豊さん脚本の東野圭吾さん同名小説の舞台化「仮面山荘殺人事件」を観ました。2019年に初演があったのですが、役者を変えての再演です。製薬会社の社長・森崎の別荘に交通事故で亡くなった娘・朋美をしのぶため、婚約者の樫間など8人の親族・友人が集まる。そこに銀行強盗の犯人たちが押し入り、仲間と待ち合わせると言って、8人を監禁する。やがて、何者かにより1人が殺害死体となって見つかる。果たして犯人は・・・というストーリーです。ネタバレしてしまうので感想を書くのは難しいのですが、原作を読んだことのある私にとっても楽しんで観ることができました。キャラメルボックスの役者さんが4人出演していましたが、唯一初演にも出演していた畑中智行さんは、同じ役だったのでもうお手のものという感じでしたね。森めぐみさんのファンとしては彼女の出演は嬉しかったです。今回は前の方の席だったので、顔もしっかり見ることができましたし。ただ土曜日の昼の回で、本当は一番客が入る回と思うのですが、前の方にも空席があったのは残念です。
 次の予定の観劇まで時間があったので、観たかった映画のパンフレットだけでも買おうと日比谷シャンテシネへ向かいました。ここで「ロストキング」のパンフレットを購入。地元では公開していなかったので、東京へ行ったついでに観たかったのですが、ちょうどよい上映時間がありませんでした。
 1日の最後は新国立劇場で今日から公演が始まった鴻上尚史さん作・演出の「アカシアの雨の降る時」を観に行きました。倒れた母が目を覚ますと、自分を20歳の女性だと言い、孫を恋人時代の夫だと思い、あろうことか息子のことは誰かわからないというアルツハイマー型認知症を発症してしまいます。母が20歳の娘だと思って50年前に起こっていたベトナム戦争反対闘争を繰り広げるのですから、息子と孫はドタバタ騒動に巻き込まれるというストーリーです。劇中で竹下景子さん演じる母・香寿美の口から出てくる昭和の香りがする言葉はちょっと下の年代の私にはすべてわかりました。若い人は「アッと驚くタメゴロー」なんて言われてもわからないでしょうねえ。孫の陸を演じたのは鈴木福くん。今日が1回目ということもあってか、セリフを噛んでしまった場面もありましたが、しっかり歌って踊っての熱演でした。やはり、ストーリー的に観客は年配の方が多かったですね。
 今日は朝から東京だったので、観ることができなかったのですが、箱根駅伝の予選会が行われました。来年正月の大会は100回目の記念大会ということで、いつもは関東学連に所属している大学だけの参加でしたが、今回は全国の大学が参加でき、予選通過チームもいつもより多い13チームという中で予選会が行われました。私が応援する山梨学院大学は、このところ有力選手が入学せず、毎年苦しい戦いをしていましたが、さすがに予選通過が3チームも多いのだから、今回は通過は楽勝だと思っていました。ところが、「キュビズム展」を観終わって美術館を出て家でテレビを見ていた家族に結果を聞いたところ、なんと通過ぎりぎりの13位で、それも14位とはわずか3秒差。それも14位の東京国際大学は飛び抜けた記録を持つ留学生が転倒というアクシデントがあったそうです。ホント、儲けものの予選通過ですね。通常の10チームであればダメであったしねえ。正月は気分転換して頑張ってもらいたいものです。何せ自分たちの大学の後ろには誰もいないのですから、気が楽です。がんばれ!山梨学院大学! 
2023年10月13日(金)
「アナログ」観てきました
  仕事帰りに映画「アナログ」を観に行ってきました。二宮和也さん、波留さん共演のラブストーリーです。昔ながらのストーリー展開でお涙頂戴映画と言ってしまえばそうなんですが、たまにはこんな映画を観て心洗われてもいいかなと思う映画でした。まさか、ビートたけしさんの小説が原作なんて信じられないですね。こんな真っ直ぐな恋愛小説を書くとはねえ。二宮さん、波留さんの主演コンビ以上に個人的にいいなあと思ったのは二宮さん演じる悟の親友の高木を演じた桐谷健太さんと山下を演じた浜野謙太さん。うるさい友人だけど大変な時にはこんな友人がいてくれたらと思う高木と山下を見事に演じています。そうそう、悟とみゆきが木曜日に会う喫茶店”Piano”のマスターを演じたリリー・フランキーさんはセリフは少なかったですが、存在感ありました。
 明日は朝から東京へ。せっかく東京へ行くのだから色々やってこようと思い、午前中は国立西洋博物館で開催中の「キュビズム展」を、午後はサンシャイン劇場で東野圭吾さん原作ミステリの舞台化「仮面山荘殺人事件」と新国立劇場で鴻上尚文さん作・演出の「アカシアの雨が降る時」を観てきます。強行日程ですが、楽しみです。 
2023年10月11日(水)
懐かしい歌が・・・
  夕食を食べながら耳に聞こえてきたのは懐かしい歌。テレビ朝日の「昭和の名曲TOP60!!心にしみる恋愛ソング」という番組で流れていた昭和年代、それも1970年代から90年代の歌でした。個人的にはちょうど、青春時代とも言っていい頃の歌が次々と歌われたので、ついつい最後まで観てしまいました。あまりに懐かしく、もう40年以上も前の歌なのに、なぜか不思議と歌詞を覚えていて、思わず歌ってしまいましたねえ。妻と娘にうるさいと怒られましたけど。歌はその歌が流行っていた頃の記憶とも結びついていて、色々な歌が流れるたびに、そういえば・・・という記憶が浮かび上がりました。歳取ったということでしょうか。番組での1位はサザンオールスターズの「いとしのエリー」でした。この歌、テレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」の主題歌としても印象に残っています。ただ、第1位は人それぞれでしょうね。
 市川憂人さんの「ヴァンプドックは叫ばない」(東京創元社)を読み始めましたが、まだ序盤ですがこれは面白いです。最後までこの面白さが続いてくれれば、ミステリベスト10のランクインも間違いないところです。
2023年10月9日(月)
三連休も終わりです
  昨夜はワールドカップラグビーのベスト8進出をかけた日本対アルゼンチンの試合が行われました。前回大会に続きグループリーグ突破を目指した日本でしたが、後半最初までは善戦しましたが、結果はアルゼンチンの前に完敗となりました。日本は自陣での反則が多く、アルゼンチンにそこをうまく突かれて失点を重ねてしまいました。強豪国は相手のミスを見逃しませんね。とはいえ、依然と比べると強豪国にも善戦するようになりましたし、善戦から勝利にはあと少しです。次回大会を期待したいですね。選手の皆さん、お疲れさまでした。
 三連休もあっという間に終わりました。このところ急に気温が下がり、昨日は長野にドライブに行ってきましたが、長そでシャツを着た上に、羽織るものがなければ寒くていられませんでした。いよいよ秋ですね。
 この三連休に読み終えた本は、図書館で借りていた織守きょうやさんの「隣人を疑うなかれ」(幻冬舎)と東野圭吾さんの「あなたが誰かを殺した」(講談社)の2冊。予定していた市川憂人さんの「ヴァンプドックは叫ばない」(東京創元社)までは無理でした。
2023年10月6日(金)
明日から三連休です
  月曜日がスポーツの日で休日のため、明日から三連休です。夏は雑草に悩まされましたが、今度は庭の植木が伸び放題で、これをどうにかしなくてはと考慮中。亡くなった父親が植木が好きで松やら何やら庭に木が植えてあるので、剪定をするのも大変です。父親は植木の手入れも好きで自分でやっていたのですが、私自身はまったく興味がないので、業者に入ってもらうしかないのかなあ。
 三連休で、1冊は本を読み終えたいと思っています。積読中の東野圭吾さんの「あなたが誰かを殺した」(講談社)を読む予定です。できれば市川憂人さんの「ヴァンプドックは叫ばない」(東京創元社)に取り掛かることができれば最高です。 
2023年10月1日(日)
10月になりました
 10月になりましたが、まだまだ暑いです。明日からクールビズが終わってネクタイをしていかなければならないのは辛いですねえ。
 今月の読書ですが、9月と違ってこれはというものはありません。その中では、吉永南央さんの紅雲町珈琲屋こよみシリーズの新作「雨だれの標本 紅雲町珈琲屋こよみ」(文藝春秋)と本屋大賞受賞後第1作となる逢坂冬馬さんの「歌われなかった海賊へ」(早川書房)でしょうか。あと、藤野千夜さんの「じい散歩」の続編となる「じい散歩 妻の反乱」(双葉社)も面白そうです。
 今月の映画は、洋画ではまずは「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ監督の「ザ・クリエーター 創造者」です。人類とAIとの戦いを描きますが、渡辺謙さんが物語の重要なカギとなる人物を演じますので、これは観に行かないわけにはいきません。最近予告編が劇場で始まった「ドミノ」も面白そうです。ベン・アフレックが行方不明となった娘を探すストーリーですが、観客を騙す映画だそうなので、これが私好みの作品のようです。そしてもう1編。マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ共演の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は実話をもとに描いた重厚な作品です。
 邦画ではビートたけしさんの小説の映画化である「アナログ」。携帯電話を持たない女性に恋した男の物語です。二宮和也さんと波留さんの主演です。そのほか、2016年に日本テレビで放映していた連続ドラマ「ゆとりふぇすがなにか」の映画化である「ゆとりですがなにか インターナショナル」が面白そうです。岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんを始め、安藤サクラさん、吉田鋼太郎さんと豪華キャストです。水田伸生監督に脚本が宮藤官九郎さんですから、きっと笑わせてくれますね。同じ水田伸生監督作品ですが、まったくジャンルが違うのが「お前の罪を告白しろ」です。政治家の孫娘が誘拐されるが、犯人が要求したのが身代金ではなく、政治家が犯した「罪」を告白しろというもの。真保裕一さんの同名小説の映画化です。竹野内豊さんと山田孝之さんが共演した、6人の女に監禁された2人の男の運命を描いたサスペンススリラー「唄う六人の女」も気になる1作です。
 今月の観劇は、東野圭吾さんの同名小説の舞台化である「仮面山荘殺人事件」を池袋のサンシャイン劇場に観に行ってきます。キャラメルボックスの成井豊さんの脚本・演出によるものですが、2019年の初演も観に行ったので、今回の再演がどうなるのか楽しみです。