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身辺雑記(2023年6月)

2023年6月25日(日)
雑草との戦い
  初夏になり、庭も家庭菜園も雑草が繁茂して大変な状況になっています。特に先週土日はコロナの感染で家に籠っていたので、雑草取りもできなかったのですが、この1週間ですくすくというのはおかしいですが、そこら中雑草だらけ。母親が家庭菜園に植えたキュウリもミニトマトの苗も雑草で隠れてしまうほどです。昨日今日と梅雨の合間の晴の日だったので、外に出て朝から雑草取り。雑草もしっかり根を張って、なかなか抜くのも大変です。2日頑張りましたが、まだまだ雑草は抜き切れません。久しぶりに体を動かしたので、体中痛いし、年だなあと自覚してしまいました。当分、雑草との戦いは続きます。
 さて、今週末は東京へ高橋一生さん、松たか子さん、多部未華子さんら出演のNODA・MAP「兔、波を走る」を観に行く予定です。映画では「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」や公開するかすったもんだあった「東京リベンジャーズ2 地のハロウィン編決戦」も公開されます。いやぁ~楽しみですねえ。
2023年6月21日(水)
なかなか本調子とはいかず
 先週コロナに罹患して、今週から仕事に復帰しましたが、体調は今一つはっきりしません。コロナに罹患したときによく言われる味覚障害はまったくありませんが、やはり40度以上の熱が出て寝ていたということがあってか、腰は痛いし、とにかく身体がだるいです。
 先週、コロナで寝ている間にDCコミックスの「ザ・フラッシュ」が公開されましたが、すでに上映回数が1日2回のみになっています。終了する前に観に行かなくては。
2023年6月18日(日)
コロナに感染してしまいました
 ついに新型コロナに感染してしまいました。先週月曜日の夜、なんだか喉がいがらっぽいと思いながら寝たのですが、翌朝目覚めると熱がある感じがして、体温計で測ってみると既に38.4度。この時期の熱なら、これはもしかしてコロナかと、かかりつけ医に行って検査すると、予想どおり新型コロナの陽性の結果が出ました。ワクチンも5回接種し、5類移行後もマスクの着用を続けていたのですが、ついに感染してしまいました。先週は仕事が立て込んでいたのですが、さすがに新型コロナ感染では出勤するわけにもいかず、同僚、上司には申し訳なかったのですが、先週いっぱい休みとなりました。
 GW明けから、インフルエンザと同様の5類に移行したものの、インフルエンザに効くタミフルのような薬はなく、医者で処方されたのは感冒薬と高熱時の解熱剤だけ。インフルエンザに罹ってもタミフルで治ると安心できますが、コロナはひたすら熱が下がるのを待つだけというわけです。高齢の私たちとすれば、ワクチンを接種していると重症化しないという政府の見解を信じるしかないのですが、医者から帰ってきてから、どんどん熱が上がってきて40度をあっという間に突破。処方された解熱剤を飲んで38度台まで落ちるのですが、解熱剤の効果が切れると再び40度超えとなり、再び解熱剤というイタチごっこが2日続きました。3日目にようやく38度台になり、4日目に37度台まで落ち、5日目になって平熱と37度台を行ったり来たりして、夜から平熱。6日目の今日午後に抗原検査キットで検査をしたところ、ようやく陰性となりました。
 40度を超える熱は今まで経験したことがなく、ひたすら冷やして寝てるだけでしたが辛かったですね。若者ではないので、年齢的にいつ急変するのではないかという恐怖もありましたし。これでも軽く済んでいるのでしょうか。特効薬はいつになったらできるのでしょうか。こちらがマスクをしていても周囲の人がマスクをしていなければ感染の確率は高くなるし、今は政府は感染者数を定点だけでしか捉えていないので、実際の感染者数がわかりませんが、実は増えているのではないでしょうか。とりあえず、職場は行政の推奨どおり、発症後5日間経過後までは休暇ということになっていますので、明日からは出勤です。
 コロナの感染期間中高熱でテレビも見ることができず、新聞も読んでいませんでしたが、世間ではいろいろありましたね。自衛官候補生の男が射撃訓練中に教官らを銃撃して射殺してしまった事件は、銃を持つことを許されている自衛隊の中で起こったということで大きな問題ですね。教官との間でトラブルがあったのでしょうか。何にしろ、銃で問題を解決しようとする人物が自衛官というのは恐ろしいですね。しっかりと、理由を調べてもらいたいです。
 俳優の永山絢斗が大麻所持で逮捕されました。今月30日に彼も主要な役で出演している「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦」が公開されることになっているのに、いったい彼は何ということをしてくれたのでしょう。映画の公開はどうなってしまうのでしょう。先日は天海祐希さんの「緊急取調室」が市川猿之助さんの心中未遂騒動で公開延期になったばかりですし、個人的には彼の罪は罪として、他の一生懸命作品に参加した多くの俳優さん、スタッフさんもいることですし、彼らのためにも公開してほしいですね。
 第169回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。個人的に注目の直木賞ですが、冲方丁さんの「骨灰」、垣根涼介さんの「極楽征夷大将軍」、高野和明さんの「踏切の幽霊」、月村了衛さんの「香港警察東京分室」、そして私の一押しの永井紗耶子さんの「木挽町のあだ討ち」。読んだのが高野和明さんの「踏切の幽霊」と永井紗耶子さんの「木挽町のあだ討ち」の2冊だけですが、選考委員がへそ曲がりでなければ山本周五郎賞も受賞した永井さんだと思うのですが。
 海の向こうでは、いつの間にやら、大谷選手がホームラン争いのトップに立っていました。このところの打撃の好調さは目を見張るばかりです。
2023年6月5日(月)
カエルの大合唱が始まりました
 今年も裏の田んぼに水が入りました。夜になり、さっそくカエルが大合唱しています。カエルの大合唱といえば、先日ネットニュースでこんな話を読みました。引っ越してきた人が近くの田んぼのカエルの鳴き声がうるさいと田んぼの所有者を訴えたそうです。所有者とすれば「え!何のこと?」と、びっくりでしょうね。別に所有者がカエルを飼っているわけではないし、カエルたちはどこからか現れて、鳴いているだけですからねえ。うるさいからどうにかしろと言われてもどうしようもないです。所有者からすれば、もともと田んぼだったわけですし、周囲に田んぼがあることを知って家を建てただろうと言いたくなりますよね。さて、この結論はどうなるのでしょう。
 都会で育った私の妻も今の家を建てたときにはカエルの鳴き声がうるさかったそうですが、今では全く気にならないそうですから、慣れですね。生まれたときから梅雨時はカエルの鳴き声の中で育った子どもたちは、まったく気にしていませんしねえ。
 現在、「THE WITCH 魔女 増殖」という映画が公開されていますが (残念ながら地元では公開されていません。)、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビンさんが出演していることもあって、話題を呼んでいます。この作品、実は2018年にほんのわずかな映画館だけで公開された「THE WITCH 魔女」の続編ということで、せめて最初の作品だけでも観ようかとアマゾン・プライムで観てみました。ストーリーは、「遺伝子操作で人間の能力を飛躍的に向上させる研究をしている研究所から幼い少女が警備の者を殺害して逃げ、記憶を失って倒れているところを、牧場主の夫婦に助けられる。ク・ジャユンと名付けられ娘として育てられて19歳に成長したが、牧場の経営は苦しく、また、養母は認知症を患う中で、彼女は金を得るためにスター発掘のオーデイション番組に出て賞金を獲得しようとする。しかし、そこで彼女が見せたマジックが話題を呼び、研究所に彼女の存在が知れてしまう 。・・」 という話です。派手な戦闘シーンに血まみれシーンが次々と出てきて、韓国映画らしい作品といえます。ただ、単に戦闘シーンが目を引くだけでなく、ある種明かしがされ驚きのストーリー展開になっています。こんなに面白い作品が当時全国公開されなかったのは不思議です。ジャユンを演じたキム・ダミはこの後、私は見たことはないのですが、韓国の大人気テレビドラマ「梨泰院クラス」の主演で有名になった女優さんだそうです。そのドラマの人気で有名になった梨泰院で昨年のハロウィンで人が集まりすぎて圧死したという悲惨な事件が起こりましたね。閑話体題。ラストは謎のまま終わっており、題名が元々「THE WITCH part1」ということで、続編が予定されていたのですが、制作のワーナー・ブラザーズが撤退し、キム・ダミも大人気女優になってしまったため、そのままパート2の制作が止まっていたようです。ようやく昨年完成し、日本では現在公開中ですが、キム・ダミも主演ではないようですが出演しています。どうして、地元では公開されないのでしょう。早いレンタル化が待たれます。
2023年6月2日(金)
映画の梯子をしてきました
 台風2号のため朝から大雨でしたが、仕事が早く終わったので、仕事帰りにシネコンで映画を梯子してきました。一本は、先日のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞した是枝裕和監督の「怪物」、もう一本は今年のアカデミー賞で脚色賞を受賞した「ウーマン・トーキング 私たちの選択」です。
 「怪物」は学校で起こったある出来事を、生徒の母親、教師たちと視点を変えて描いていく作品です。題名にある“怪物”とはいったい何者なのか、何なのか。まさか子どもたちが怪物という安易な種明かしにならないようにと思って観に行ったのですが、結局“怪物”とは何だったのでしょうか。う~ん、「これだ!」とはっきり言えないですねえ。ただ、LGBTやクィアを扱った映画を対象に贈られるクィア・パルム賞を受賞した理由は予想していたとおりでした。予告編では安藤サクラさん、永山瑛太さん、田中裕子さんは登場していましたが、高畑充希さん、中村獅童さんという大物俳優も出演していたんですね。ラストはどうとらえればいいのでしょうか。子どもたちは助かったのか、それとも・・・。
 「ウーマン・トーキング 私たちの選択」は台風というせいもあったのでしょうか、観客は私も入れて3人だけ。アカデミー賞脚色賞という地味ですがアカデミー賞を受賞した作品であるのに寂しい状況でした。物語は自給自足で生活しているキリスト教のとある一派の村で起きたレイプ事件を舞台に、村の女性たちが犯人の男たちに対しどうするのかを話し合いで決めていく過程を描きます。地味な映画ですが見させます。アカデミー主演女優賞を3度も受賞しているフランシス・マクドーマンドが出演していますが出番が少なく、どうしてだろうと思ったら、プロデューサーをしていたんですね。ルーニー・マーラー、知的で美しいです。 
2023年6月1日(木)
今年最初の台風襲撃
 6月になりました。台風2号が太平洋沿岸をゆっくりと北上しているため、雨模様の週末になりそうです。そろそろこちらも梅雨に入りそうですね。
 今月の映画は、まずは先のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞した是枝裕和監督の「怪物」ですね。教師、生徒の母親、そして生徒たちの視点を通して“怪物”とは何かを描いていきます。ミステリ風味があって、楽しむことができそうです。他の邦画では「渇水」は水道料金を滞納している家庭や商店を回り、料金徴収や支払いがされなければ水道を停止する業務に就いている生田斗真さん演じる青年・岩切を主人公にした作品です。育児放棄をしている家庭の水道を止めなければならなくなった岩切がその家庭の幼い姉妹と出会ってどうするのか。
 今月最後の日に公開されるのが「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編決戦」です。いよいよ後編です。タケミチはマイキーや場地、一虎たちそれぞれの思いを受け止めながら、ヒナタの命を救うことができるのか。う~ん、個人的には「怪物」より「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編決戦」が今月の邦画一番ですね。あと、地元では公開されないのですが、伊藤沙莉さん主演の「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」も気になります。
 一方洋画ですが、何を措いても今月最終日に公開される“インディ・ジョーンズ”シリーズ第5作となる「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は見逃すわけにはいきません。1981年製作の「レイダース 失われたアーク」から42年。今回、過去4作で監督を務めたスティーブン・スピルバーグはジョージ・ルーカスとともに製作総指揮に回り、監督は「LOGAN ローガン」のジェームズ・マンゴールドが務めます。インディ・ジョーンズを演じるハリソン・フォードは今80歳ですから、さすがにアクションも辛いでしょうねえ。これで最終作でしょう。本当に楽しみです。
 「ウーマン・トーキング 私たちの選択」はアカデミー賞脚色賞を受賞した作品です。キリスト教のとある一派の村で性被害に遭った女性たちが自らの未来のために話し合いを重ねていく姿を描きます。あらすじを読む限りではかなり重厚な作品みたいです。
 ホラーでは「M3GAN ミーガン」。最初は子どもの友だちになるようにプログラムされていたAI人形が、やがて狂気の行動をとる恐ろしさを描きます。予告編で観たミーガンの踊りが何とも異様です。
 DCコミックス原作のヒーローが集結した「ジャスティス・リーグ」で登場したフラッシュを主人公に描く作品が「ザ・フラッシュ」です。マーベル・シネマティック・ユニバースでもマルチバースの世界が描かれますが、この作品でもフラッシュは過去に遡って世界を改変し、その結果新たな世界になってしまうことが描かれます。こういうストーリー展開、好きなんですよねえ。
  市川猿之助さんの自殺騒動で果たして公開されるのかどうかはっきりしなかったのですが、今日公開延期が決まった「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」。4シーズンにわたってテレビ朝日で放送されたドラマの完結編となる劇場版です。キントリの真壁演じる天海祐希さんの最後の勇姿は果たして観ることができるのでしょうか。
 今月の読書はまずは“特捜部Q”シリーズの最新作、ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q カールの罪状」(ハヤカワ・ミステリ)です。いよいよシリーズ9作目となり完結目前です。第1作から未解決となっているステープル釘打機事件はどうなるのか。今作ではカールが釘打機事件の重要参考人になっていることがわかります。
 シリーズものでは、誉田哲也さんのジウサーガの新作「ジウX」(中央公論新社)も楽しみです。「歌舞伎町セブン」にかつてない危機が迫るそうです。8月に綾瀬はるかさん主演で映画化される「リボルバー・リリー」の作者である長浦京さんの「アンリアル」(講談社)も期待したいです。ある特殊能力を持って警察官になった主人公が日本を守るためスパイ組織の中で敵に対峙していくストーリーだそうです。