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身辺雑記(2023年5月)

2023年5月29日(月)
マスクを取るのは
 土曜日に観劇で行った池袋は週末とあって多くの人出で賑わっていましたが、新型コロナが感染豊饒類になってマスクをしている人もかなり少なくなっているだろうなと予想していたのですが、意外に多くの人がマスクをしていました。劇場内はもちろんほとんどの人がマスクをしていましたし(全員だったかもしれません。)、会場にいく途上もマスクをしている人が圧倒的でした。やはりまだ皆さん、人ごみの中は警戒しているのかもしれません。もう感染者も全数調査ではなくなり、定点での数が発表(それも毎日ではなく)されるだけなので、果たして感染者が増えているのか減っているのかはっきりわかりません。インフルエンザと同じ取り扱いといっても、あちらはタミフルなどの薬があるのですが、新型コロナはまだ特効薬がないですからねえ。同じといわれても・・・。
 カンヌ映画祭で是枝監督の「怪物」がパルムドールは逃しましたが、脚本賞に輝きました。教師と生徒の母親、そして子どもたちの視点で物語が描かれていくようですが、題名の「怪物」とはいったい誰のことなのか。気になります。今週末公開です。
2023年5月27日(土)
キャラメルボックス観てきました
  今日は、池袋のサンシャイン劇場で公演中のキャラメルボックスのクロノスフェスティバル「あしたあなたあいたい」と「クロノス・ビギンズ」を観てきました。クロノスといえば、2005年に上演された初演は私がキャラメルボックスを観た最初の作品で、大感動してそれ以降キャラメルボックスを観に行くきっかけとなった作品です。今回もクロノスフェスティバルと銘打って梶尾真治さんの小説を原作にした2作品が上演されました。後者は昨年梶尾真治さんが刊行したクロノスシリーズの新作「クロノス・ジョウンターの黎明」を原作にした新作ですが、前者も以前1時間で上演していたものを2時間の作品としたものなので、ほとんど新作と言っていいですね。どちらにもクロノスシリーズではお馴染みの野方課長が登場するほか(今回は両作品とも大内厚雄さんが演じています。)、前者ではなんと「クロノス」で吹原が自分の命を捨てても助けようとした蕗来美子のその後がハッキリと明らかとされます。これはシリーズファンとしては感動です。「クロノス・ビギンズ」の主演女優は今のキャラメルボックスの中で主演女優といったらこの人と言える原田樹里さんです。一方「あしたあなたあいたい」は森めぐみさん。個人的にはいつもニコニコ笑顔の森さんはイチオシの女優さんなので、今回の主演に拍手です。両作品とも登場人物たちがクロノスジョウンターを使って過去に跳ぶ際には鈴木理一郎さんの「クロノス」の音楽が流れました。「クロノス」のシーンが思い出されて感動で思わず涙がこぼれてしまいました。クロノスシリーズ、今回も堪能しました。このシリーズは今後も続けてほしいですね。さて、キャラメルボックスの次回はクリスマス公演です。「クローズ・ユア・アイズ」と発表されましたが、23年ぶりということで、阿部丈二さんも入団してからやったことがないと言っていましたが、私も観たことがありません。これは観に行きたいですね。
2023年5月22日(月)
山本周五郎賞は予想通り
  うっかり忘れていましたが、山本周五郎賞の受賞作の発表が先週ありました。期待どおり、永井紗耶子さんが「木挽町のあだ討ち」で山本周五郎賞を受賞しました。これで今年度上半期の直木賞の受賞も見えてきました。2021年の第165回直木賞と第34回山本周五郎賞を受賞した佐藤究さんの「テスカトリポカ」に続く史上3回目のダブル受賞を期待したいですね。
 今週末は東京へ演劇集団キャラメルボックスの「クロノス・ビギンズ」と「あしたあなたあいたい」を観に行く予定です。前者はクロノスシリーズの新作であり、後者は以前の1時間の上映時間を倍の2時間にしたものですから、こちらもほとんど新作といっていいですね。後者は席もど真ん中ですし、楽しみです。
2023年5月16日(火)
洋梨の苗を購入
 先日ホームセンターで洋梨のル・レクチェの苗に花が咲いていたのを見て思わず購入してしまいました。ネットで調べると、洋梨は自己受粉をしにくく、果実がなるためには別の品種の木があった方がいいとあったので、ネットで別の品種、ゴールド・ラフランスの苗木を購入。本日届いたのでさっそく鉢に植えました。来年以降が実がなるかどうかですが、最初に購入した木は花から実が一つだけついたので、果たしてこのまま大きくなってほしい・・・。
 島田荘司さんの「ローズマリーのあまき香り」(講談社)を読書中。600ページ、厚さにして4センチを超す大部なので、悩んだ末電子書籍を購入。でも、先日図書館へ行ったら新刊書籍の棚に貸し出しされずに置かれていたので、つい借りてきてしまいました。やっばり、紙のページをめくるという感覚が好きですねえ。ようやく、半分まで読了。先はまだ長いです。
2023年5月14日(日)
日常が戻ってきた感が
  新型コロナウイルス感染症が感染症法上季節性インフルエンザと同じ5類になってから初めての週末。今日、イオンモールにあるシネコンに映画を観に行ったら、シネコンはものすごい混雑。コロナ前の日常が戻ったようです。ただ、マスクはほとんどの人がつけていて、その点ではインフルエンザと同じといっても、人の気持ちはそこまではいっていないようです。
 今日観たのはケイト・ブランシェット主演の「ター」ですが、これはもうケイト・ブランシェットの演技が凄かったとしか言いようがありません。ストーリー的には今一つ理解できない部分もあったのですが、彼女の演技に圧倒されました。アカデミー賞主演女優賞はケイト・ブランシェットでも良かったではないでしょうか。
 「TOKYO MX」で「大魔神」を放映していました。小学生の頃、父親に連れられて観に行った記憶があります。通常は埴輪の顔をしているのに,怒ると般若の顔になるシーンは印象的でした。今夜もついつい見入ってしまいました。
2023年5月11日(木)
ご冥福をお祈りいたします
 原尞さんが亡くなったとのニュースを見ました。享年76歳。まだまだの年齢ですよねえ。2018年に探偵沢崎シリーズの「それまでの明日」が前作から14年ぶりに刊行され、「次作はもう少し早く」という原さんの言葉に新作を楽しみにしていたのに、その望みは永久に叶わないことになりました。シリーズ第1作の「そして夜は甦る」、そして直木賞を受賞した「私が殺した少女」ほか短編集も含め小説6冊とエッセイ集2冊だけの寡作の作家でした。ご冥福をお祈り申し上げます。
2023年5月8日(月)
GWも終わって
  5連休後の出勤日。月曜日はただでさえ出勤するには気が重い曜日ですが、5連休の後となってはなおさらです。ただ、仕事も今日しなくてはというものがなかったので、休みが取れるうちにと思って、午後から休みを取って定期的に通っている病院へ行くことにしました。病状に変化はなくひと安心。診察が予想以上に早く終わったので、そのあとは先日観たばかりの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3」を今回は吹替版で観てきました。二度目なのに今回も感動。字幕版ではよく理解できなかった細部もわかってより感動したかもしれません。
2023年5月6日(土)
GWも明日を残すのみ
  5連休もすでに4日目。一昨日は娘の希望で軽井沢のアウトレットまでドライブ。コロナ前の状況に戻ったようで、目的地まで12キロというところから、大渋滞。開店前に到着する予定だったのですが、着いたのは10時過ぎ。1時間以上予定から遅れました。すごい人出でしたが、日常が戻ってきた気がして、ある意味嬉しい。
 昨日は長野の高原にドライブ。緑が映えて爽やかな気候の中、気持ちのいい時間を過ごせました。途中で現地の取れたての野菜や長野といえばリンゴということで、リンゴも買って帰路につきました。そんな楽しい1日でしたが、石川県では震度6強の地震が発生。たまたま梯子に乗っていた人が転落して死亡するなど被害も出ているようで気がかりです。
 今日は、朝からシネコンへ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3」を観に行ってきました。シリーズ第3弾で、今回はロケットの過去が語られます。これで一応の区切りということのようですが、予想外にグッと感動させられました。個人的にはシリーズ一番の作品だったではないでしょうか。
 シネコンも大混雑。まだ、イオンモールの開店前の時間だったのですが、「TOKYO MER 走る緊急救命室」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」「名探偵コナン」は夕方までの回がすでにほぼ満席という状態。久しぶりにこれだけの混雑を見ました。映画好きとしてはこれも嬉しいです。
 さて、明日でGWも終わり。雨模様ですし、のんびり家で読書でもして過ごしましょうか。
2023年5月1日(月)
5月です
  TOHOシネマズの鑑賞料金が6月1日から値上げされるという発表がありました。一般料金1900円が2000円と、100円値上げです。100円ですが、ばかになりません。
 5月になりました。今月の読書は、まずは吉田修一さんの横道世之介を主人公とする第3弾、「永遠と横道世之介」(毎日新聞出版)です。39歳になったカメラマン、横道世之介を描きます。そして、もう1冊。奥田英朗さんの「コメンテーター」(文藝春秋)です。トンデモ精神科医、伊良部が17年ぶりの新作です。今回も大笑いさせてもらえそうです。
 今月の映画ですが、まずは洋画は、マーベル・シネマティック・ユニバースの人気シリーズである「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」第3弾の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3」です。これでシリーズもラストのようですが、前評判もいいので楽しみです。GW中に観に行きたいですね。ケイト・ブランシェット主演でゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得した「TAR ター」も期待大です。ドイツの有名オーケストラで女性として首席指揮者に任命されたリディア・ターの苦悩を描きます。そのほか、洋画ではロッキーシリーズを継承したボクシング映画である“クリード”シリーズ第3弾の「クリード 過去の逆襲」、韓国映画「The Witch 魔女」のシリーズ第2弾「The Witch 魔女 増殖」、アダム・ドライバー主演で巨大隕石が衝突する直前の6500万年前の地球に不時着した男の運命を描いた「65 シックスティ・ファイブ」も観に行きたいですね。
 邦画では岡田准一さん主演の「最後まで行く」です。ひとつの事故を発端に追い詰められていく刑事を岡田くんが演じます。韓国映画のリメイクのようです。共演は綾野剛さん。「新聞記者」の藤井道人監督がメガホンをとります。高橋一生さんの主演でNHKでテレビドラマ化された「岸部露伴は動かない」の劇場版「岸部露伴 ルーヴルへ行く」もドラマ同様期待できますね。そのほか、邦画コメディの「宇宙人のあいつ」も心温かくさせてくれそうです。中村倫也さん主演で、地球人に成りすまして家族として過ごしてきた宇宙人が地球を離れるまでの3日間で人間としてやり残したことに奮闘します。今月も観たい映画がいっぱいです。
 今月は舞台も観に行きます。キャラメルボックスの“クロノス”シリーズ2本立て、「クロノス・ビギンズ」と「あしたあなたあいたい」です。やはり、私にとってのキャラメルボックスは“クロノス”です。