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身辺雑記(2022年7月)

2022年7月31日(日)
掲示板終了します
 現在使用しているレンタル掲示板の「teacup」が8月1日をもってサービスを終了することになりました。他の無料レンタル掲示板への移行も考えましたが、HP自体への訪問者も減少していることもあり、この機会に掲示板の利用を辞めることとしました。書き込みをしていただいた皆様、特にLIFEさん、長い間、ありがとうございました。
2022年7月29日(金)
「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」観てきました
 会社帰りに「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」を観てきました。「ジュラシック・パーク」から「ジュラシック・ワールド」に到るシリーズの最終作です。初めて「ジュラシック・パーク」を観たときには、本当にそこに存在しているかのような恐竜の造型に、びっくりしたものでした。CG技術の発展は凄いですよねえ。「ジュラシック・パーク」から、29年、いよいよ最終作の今作は、前作で世界の各地に逃げ出した恐竜たちのその後を描きます。最終作とあってか、「ジュラシック・ワールド」シリーズの主演、クリス・プラット演じるオーウェン、ブライス・ダラス・ハワード演じるクレアに加え、「ジュラシック・パーク」に登場していたサム・ニールが演じていたグラント博士、ローラ・ダーンが演じていたエリー・サトラー博士、ジェフ・ゴールドブラムが演じていたイアン・マルコム博士も出演するという、この辺り最終作らしいお祭り模様です。最近の発見で恐竜に毛が生えていたということがわかってきましたが、この作品でも毛の生えた恐竜・テリジノサウルスが登場します。そのほか、ヴェロキラプトルより強そうなアトロキラプトルとか毒液を吐くディロフォサウルス、陸上最大級の肉食恐竜・ギガノトサウルスなど様々な恐竜が登場します。やっぱり、この作品でも“アレ”が吠えるんですよねえ。2時間30分弱、楽しみました。シリーズの最後に拍手です。
2022年7月27日(水)
感染拡大の影響が舞台に
  新型コロナウイルスの感染拡大で舞台の中止が相次いでいます。昨日は「ハリー・ポッター」の公演が上演開始時間後に中止が発表されました。明日からは再開されるようですが、あれだけ多くの出演者ですから、いつ誰が要請になるかわかりません。公演がまだ始まっていない野田秀樹さんのNODA・MAP「Q」も開催日程を延期するなど、そこかしこに影響が出ています。「ハリー・ポッター」は相当の人気だったようですから、座席に座って開演を待っているときに中止の発表とは、チケットを獲得した人の落胆は大きいでしょうね。とはいえ、関係者としても感染しないよう最大限の注意を払った上での感染でしょうから、だれも恨むことはできないでしょうね。これで、実は終演後に飲み歩いていたなんてことになると怒ってしまいますけど。私がチケットを持っている「Q」の方も心配です。
 オンライン書店に注文していた宮部みゆきさんの「よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続」(角川書店)」が届きました。シリーズ8作目で、語り手が三島屋の次男・富次郎に代わってから3作目です。まだまだ百物語には相当ありますが、宮部さん、私の生きているうちに最後まで書いてください。
2022年7月25日(月)
「初級革命講座 飛龍伝」を観てきました
  紀伊国屋ホールで上演していた「初級革命講座 飛龍伝」を観に行ってきました。「初級革命講座 飛龍伝」は大人数で上演する神林美智子を主人公とする「飛龍伝」と異なって少人数(普通は3人)で上演される作品です。今回は元機動隊員・山崎役に高橋龍輝さん、元全学連の闘士・熊田留吉役に吉田智則さん、熊田の息子の嫁・アイコと山崎と愛し合う全学連の女性闘士・小夜子の二役を演じたのは佐々木ありささんの3人に加え、途中ちょっと一息入れる場面で昨日まで熊田留吉役を演じていた久保田創さんと大石敦士さんが出演し、合計5人の舞台となりました。
 始まる前に大石敦士さんが物語の中に登場する用語解説を行いました。話に出てくる安保闘争とかはもう50年以上前の話ですから、観客の中には生まれていない人も多かったのでは。中学生くらいの一団がいましたが、彼らは安保はもちろん中核派とか革マルなんてセクトも知らないでしょうから(よくこの舞台を観に来たものです。)用語解説も必要だったかもしれません。
 物語は冒頭、山崎のひとりがたり。最後は振り下ろした警棒が小夜子の頭にというところでは「飛龍伝」を思い出し、危うく涙がこぼれそうになってしまいました。山崎役の高橋龍輝さん、凄いですよねえ。息次ぐ間もなくセリフを何分続けていたのでしょう。今回のつかこうへい13回忌追悼公演では先の「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」にも出演し、印象に残っていましたが、今日の「初級革命講座 飛龍伝」の演技は見事としか言いようがありません。大拍手です。Wikipediaを見たら仮面ライダーもやっていたようですが、ただのカッコいいだけの俳優ではありません。
 一方、熊田留吉役は昨日、一昨日の久保田創さんに代わって吉田智則さんです、吉田智則さんは北区つかこうへい劇団の二期生ですから、つか作品にはお馴染みの俳優さんです。個人的には「新・幕末純情伝」の桂小五郎役で泥水と一緒にコメを口に入れるというシーンの印象が強烈に残っています。
 途中で息抜きに登場するのが大石敦士さんと久保田創さんですが、昨日まで熊田留吉を演じていた久保田さんが今日は何と女装して登場しました。落差激しすぎて観客席も大笑いです。
 アフタートークは北区つかこうへい劇団の一期性である神尾佑さんの司会で春田純一さんと平栗あつみさんが登場。つか作品に出演した際の楽しい話をしてくれました。
 つかこうへい13回忌追悼公演「つかこうへいLonely 13 Blues」と銘打たれた、先日の「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」と今日の「初級革命講座 飛龍伝」。前者は前から2列目の席、今日は最前列と、俳優さんたちの表情が見える絶好の席だったこともあり、両作品とも期待に違わず本当に面白く観ることができました。これからもつか作品は見逃せないですね。ただ、「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」はともかく、「初級革命講座 飛龍伝」は前説で用語の説明をしなくてはならなくなるなんて、これから上演が続いていくのかちょっと心配です。そういう意味でも、今日観客席にいた中学生くらいの年齢の彼たちは今日の舞台にどんな感想を持ったことでしょう。聞きたいですね。
 次の観劇予定は野田秀樹さんのNODA・MAP「Q」ですが、今日メールで開幕延期(一部公演中止)の知らせが来ました。新型コロナの感染拡大が理由のようですが、このままの感染拡大が続くと今後も公演中止になることが予想されます。どうにか公演中止にならないことを祈るばかりです。
2022年7月21日(木)
吉田拓郎さん
 今、フジテレビで放映していた「LOVE LOVE あいしてる」を見ていました。吉田拓郎さんが、これで芸能界から引退するようですね。76歳ですかぁ。病気もしたこともあって、歌をうたい続けるのも辛いのでしょうか。吉田拓郎さんの歌は私が高校生、大学生の頃、よく聞き、よく歌いました。「今日までそして明日から」「祭りのあと」「人生を語らず」「夏休み」「結婚しようよ」「襟裳岬」等々挙げればきりのないほど名曲がいっぱいでしたね。その中でも「落陽」と「外は白い雪の夜」は大好きだったなあ。歌とともに過去の記憶が蘇ってきます。拓郎さん、ありがとう!
2022年7月20日(水)
直木賞発表
 第167回直木賞が発表されました。受賞作は窪美澄さんの「夜に星を放つ」です。残念ながら唯一読んでいた呉勝浩さんの「爆弾」は受賞を逃しました。まあ、個人的には、窪さんの作品にしても、呉勝浩さん以外の作品は読んでいないので比べようがないのですけどね。
 新型コロナの感染者数が凄いことになっています。こちらでは、今日は昨日の倍以上になりました。感染者が少なくなると、新たな型が出てきてまた感染者数が増えるというイタチごっこで、これでは終息なんて考えられないですね。
2022年7月18日(月)
「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」観てきました
  三連休も今日で終わり。三連休の初日は、朝から東京へ。新宿の紀伊国屋ホールで上演されている“つかこうへい13回忌特別公演”の舞台「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」を観に行ってきました。
 「蒲田行進曲」といえば、」つかこうへいさんの舞台であり、小説化され第86回直木賞を受賞した作品でもあり、更には銀ちゃんを風間杜夫さん、ヤスを平田満さんで映画化されています。この映画作品は以前観たことがあるのですが、舞台は初めてです。元々は「蒲田行進曲」は大部屋俳優のヤスがスターの銀ちゃんから押し付けられた身重の女優・小夏の出産費用捻出のために、やれば死ぬか、よくて半身不随となると言われる“階段落ち”をするまでを描き、「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」は冒頭、銀ちゃんの葬儀のシーンから始まり「蒲田行進曲」のその後を描くのですが、今回は、「蒲田行進曲」と「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」の二作品をまとめて一つの作品として構成しています。
 銀ちゃんを演じるのは味方良介さん、ヤスを演じるのは“NONSTYLE”の石田明さん。味方さんも石田さんもつか作品の「熱海殺人事件」「飛龍伝」「幕末純情伝」と、経験していますから、つか作品の機関銃を撃つような早くて長いセリフはもうお手の物ですね。味方さんは「熱海殺人事件」の木村伝兵衛や「飛龍伝」の桂木純一郎などイイ男役が似合います。石田さんが演じたヤスですが、これがまたいい。ヤスが田舎の実家の兄嫁や障害を持った甥の小夏に対する思いを吐き出すシーンには思わず涙がこぼれてしまいました。
 演出の岡村さんは相変わらずヒロインにはアイドルを当てるようで、今回は乃木坂46から北野日奈子さんが小夏を演じます。正直、どれだけ演技ができるのだろうと観に行ったのですが、始まった当初はセルフを噛むシーンもあり、やはり素人に毛が生えたくらいなのは致し方ないかなあと思いながら観ていました。ただ、つか作品らしく途中にかなりの長台詞を一気に言うシーンがあったのですが、そこは見事に噛むことなく言い終えたのには大拍手です。
 彼らの周囲を固めるのは、つか作品にはお馴染みの細貝圭さん、高橋龍輝さん、久保田創さんですから安心して観ていることができます。2時間の上映時間、堪能しました。次は「初級革命講座飛龍伝」です。
 コロナの感染がまた拡大してきたので、県外には行かないで、県内で泊りで出かけてきました。高原だったので、天気はいま一つでしたが、涼しくて夜は毛布を掛けないと寒いくらいです。いやぁ~快適な一日を過ごしてきました。どこも観光客でいっぱいです。コロナなんて関係ないですね。明日からまた蒸し暑い日が続くと思うと嫌になります。
 数日前ですが、歌手の山本コウタローさんが亡くなったことが発表されました。「走れコウタロー」もですが、何といっても「岬めぐり」は大好きで、高校の修学旅行の際、バスの中で皆で歌ったことを思い出しました。ご冥福をお祈りいたします。
2022年7月15日(金)
「キングダム2」観てきました
 仕事帰りに今日から公開の「キングダム2」を観に行ってきました。
 前作に登場していた山の民の王・楊端和役の長澤まさみさんが出演していないのは残念でしたが、その代わりに圧倒的な輝きを見せるのは羌かい(きょうかい)を演じる清野菜名さん。元々、舞台等で切れ切れのアクションを見せてくれていましたが、この作品の中でも思わず「おお!」と叫んでしまいそうな見事としか言いようのないアクションを見せてくれます。個人的にはこの映画の中で一番強烈な印象を与えてくれました。羌?(きょうかい)のための映画と言ってもいいのでは。
 わずかな出演でも存在感の凄さを見せてくれるのは、前作にも登場した王騎役の大沢たかおさん。ムキムキの胸板にちょっとオネエっぽい言葉遣いが忘れられません。また、最初は部下に無理難題を言って手柄は自分のものにする嫌な上司の典型かと思わせた渋川清彦さん演じる縛虎申がいい味出していましたねえ。
 今回、えい政役の吉沢亮さんと河了貂役の橋本環奈さんの出番が少なかったですね。吉沢亮さんはNHKの大河ドラマが忙しかった頃でしょうか。橋本環奈さんも色々引っ張りだこでしたからねえ。
 そうそう、脇役では信と戦いの伍(5人組)を組むことになる伍長・澤圭を演じる「カメラを止めるな!」の濱津隆之さんが相変わらずの善人を演じています。
 エンドロールの後で「キングダム3」の予告編が流れます。ちょこっと出ていた、あの足は、もしかしたら長澤まさみさんかも。これは期待したいです。
2022年7月10日(日)
参議院選投開票日です
 今日は参議院選の投開票日。現在、開票速報が進んでいますが、結果は自民党の圧倒的勝利。野党は立憲民主党は惨敗、議席を増やしたのは個人的には自民党の補完勢力と思っている維新ですから、改憲にしろ、これから世の中どうなっていくのだろうと考えてしまいます。私が望むのは、子どもや孫の世代が平和に暮らすことです。圧倒的な力を持った自民党には、謙虚に自分たちの政策をよくよく考えながら、平和な日本を維持していってもらいたいです。
 新型コロナの感染者が急増しています。しかしながら、昨日映画を観に行ったシネコンのあるモールはものすごい人出です。マスクはしているものの、コロナ前の状況と変わりはありません。政府ももう今までのような緊急事態宣言やまん延防止等重点措置ということは考えてもいないようですね。そういう私自身も今月は東京での観劇は以前のように中止せずに観に行く予定ですが。
2022年7月8日(金)
安部元首相銃撃される
 今日は安倍晋三元首相の銃撃の話で午後からの一日が終わりましたね。夕方からはテレビ東京を除いて、事件の特番がずっと流れていました。とにかく、思想・信条が異なるということで相手を殺害するなんて自由主義国家ではありえないことですし、もちろん、人間的に嫌いだからといって殺害するなんて近代国家で許されることではありません。しかし、こうしたことが銃を自由に持てるアメリカで起きたのではなく、外国人に治安が一番いいと思われている日本で起きるとはびっくりです。今ではネットに銃の作り方のマニュアルも流れているし、3Dプリンターで銃も作れるというのですから、一般の人でも銃を作ろうと思えば作ることができる世の中になってしまったようです。ましてや、犯人のように元自衛隊員なら銃を取り扱いには慣れていたことでしょうし。警察にはしっかり犯人の動機を調べてもらいたいものです。
2022年7月1日(金)
7月です
 7月になりました。今日も朝から猛暑で、既に夏真っ盛りという感じです。
 今日は午後から休みを取って、映画「PLAN75」と「エルヴィス」を観に行ってきました。「PLAN75」は公式サイトを見ても地元の映画館での公開がなかったので、観るのを諦めていたのですが、今朝地元のミニシアターのHPを見ると、今日から公開されることが載っていました。これは早く観に行かないとすぐに終わってしまうなあと思い、思わず出勤してから休暇を請求して観に行きました。小さなスクリーンに、10名にも満たない観客でしたが、明らかに私より高齢の人ばかり。やはり、題材が75歳になったら自ら死を選択できる近未来の日本ということから、高齢者の皆さんは身近に感じるのでしょうか。まあ、私自身も竹内まりやさんの「人生の扉」ではないですが、「満開の桜や色づく山の紅葉をこの先いったい何度見ることになるだろう」という年齢なんですけどね。映画はこういう題材ですから、ひたすら暗いです。最後のシーンは、いったいどう考えればいいのでしょう。あの後は、決して明るいものではないと思いますが。
 せっかく休みを取ったのだからと、鑑賞後はシネコンに行って、今日から公開の「エルヴィス」を鑑賞。エルヴィス・プレスリーといえば、世代的には私より上の世代の人気歌手ですが、やはり年配のお客さんが多かったです。私がエルヴィス・プレスリーを意識したときには、42歳で亡くなる少し前くらいのことで、かなり太っていましたから。ラスト、実際のエルヴィス・プレスリーが歌う「アンチェインド・メロディー」にはグッときます。マネージャーのトム・パーカー大佐役を演じたいつも善人のトム・ハンクスが憎たらしかったですねえ。
 今月の読書は、何をおいても、まずは宮部みゆきさんの「よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続(角川書店)ですね。シリーズ第8弾。聞き手が三島屋の次男坊・富次郎に変わって3作目になります。これだけは購入する予定ですが、あと長岡弘樹さんの「殺人者の白い檻」(角川書店)、貫井徳郎さんの「紙の梟 ハーシュソサエティ」(文芸春秋)は図書館で借りるかなあ。
 今月の映画は、今日観に行った歌手のエルヴィス・プレスリーを描いた「エルヴィス」、マーベル・シネマティック・ユニバースの「マイティ・ソー」シリーズ第4弾、「アベンジャーズ エンドゲーム」後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々とともに宇宙に旅立ったソーの活躍を描く「ソー ラブ&サンダー」、夏といえばホラー作品である「Xエックス」、低予算ながら一大ブームを巻き起こした「カメラを止めるな!」をフランスでリメイクした「キャメラを止めるな!」、ジュラシック・パークシリーズの最終章「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」、そして邦画では「キングダム」の続編「キングダム2 遥かなる大地へ」と、今月は観たい映画が盛りだくさんです。こちらの地元では公開されないポール・トーマス・アンダーソン監督の「リコリス・ピザ」やサイコスリラーの「ブラックフォン」も面白そうです。
 今月は舞台も観に行きます。つかこうへいさんの13回忌追悼公演で公演される「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」と「初級革命講座 飛龍伝」の2本です。「蒲田行進曲」は初めてなので本当に楽しみです。