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身辺雑記(2021年6月)

2021年6月27日(日)
「ドラゴン桜」最終回
  1週間、待ちに待った「ドラゴン桜」の最終回が放映されました。先週、最終回には“最強の助っ人”が登場すると予告され、ネットでは”山P”だ、“ガッキー”だと皆が予想合戦が繰り広げられていましたが、正解は”山P”“ガッキー”だけでなく、小池徹平くん、サエコさん、中尾明慶くんと前作の生徒全員でしたね(”山P”だけは声だけの出演でしたが。やっぱりジャニーズ事務所を辞める前の騒動を考えると、今の段階ではテレビに出演はできませんかねえ。)。いやぁ~新垣結衣さん、登場シーンは思わずこの歳にも関わらず、「ガッキーだ!」と叫んでしまいました。最後に登場したことから“最強の助っ人”はあえて言えば“ガッキー”ですかね。東大合格者は予想外の結果でした。鈴鹿央士くん演じた藤井は文転をせずに本当に自分が進みたい道を選択したところで、合格しないことが示されていたのかな。ストーリー的に驚いたのは、まさか敵だと思っていた林遣都くん演じる坂本と桜木のかつての教え子で自殺未遂を図った佐野勇斗くん演じる米山が味方だったこと。そこは予想外でした。本当に面白かったです。来週から日曜の夜はどうしよう?
2021年6月26日(土)
「夏への扉」と「Arc」観てきました
  昨日会社帰りに映画「夏への扉 キミのいる未来へ」を、今日は「Arc アーク」を観てきました。「夏への扉」はロバート・A・ハインラインのタイムトラベル小説の不朽の名作を、「Arc アーク」はケン・リュウの短編「Arc」をそれぞれ原作とした作品で、2日連続SF作品ということになりました。「Arc アーク」には好きな女優である倍賞千恵子さんが出演しているということもあって観に行きましたが、主演の芳根京子さんは個人的には今ひとつ。彼女にはこうした幻想的な作品より、青春ストーリーの方がお似合いですね。
 「夏への扉」のパンフレットの中にプロデューサーの「オススメSF作品3選」が掲載されていますが、その中にあるのが広瀬正さんの「マイナス・ゼロ」。これは僕的にもタイムトラベルものの1,2位を争う作品です。今でも本棚の中にあります。いつか余裕ができたらもう一度ゆっくりと読みたい作品です。
2021年6月23日(水)
「深夜食堂」と「孤独のグルメ」
  小林薫さん主演の「深夜食堂」というドラマが大好きですが、コロナ禍の今はあのドラマを制作するのは厳しいですよね。狭いカウンターだけの店に来る人々の人間模様を描く作品ですが、あのカウンターに仕切りでは雰囲気台無しです。
 来月から松重豊さん主演の「孤独のグルメ」シーズン9が始まります。あの番組は輸入雑貨の貿易商の井之頭五郎が仕事の傍ら美味しい料理を食べ歩くだけの番組ですが、ただ吾郎が食べるのを見るだけで不思議と楽しいです。吾郎は一人で酒も飲まずに(下戸です)食べるので、この番組は今のコロナ禍の中でもまったく問題ないですね。
2021年6月21日(月)
「ドラゴン桜」いよいよ来週最終回
 昨夜のTBSテレビ日曜劇場のドラマ「ドラゴン桜」は面白かったですね。理事数で負ける学園売却反対派にとって有利な定款変更があることがわかり、これで逆転勝利かと思ったら、なんと仲間だと思っていた及川光博さん演じる教頭が売却賛成派の一員であったことが明らかとなり、有利だった定款変更が逆に不利になるとは。あんなに生徒のことを思っていたはずの教頭がまさかあんな憎らしい態度をとるとは思いもよりませんでした。でも、来週に最終回の予告によると、最強の助っ人が登場するとのこと。いったい誰のことでしょうか。ネットでは”山P”だ、“ガッキー”だと予想合戦が繰り広げられていますが。これは楽しみですよねえ。やはり、今回長澤まさみさん演じる水野の口から“山P”演じる矢島の名前が出ていたことを考えると、これが伏線で、個人的には“山P”登場に1票です。最終回、誰が東大に合格するのかと共に、最強の助っ人は誰かに期待は高まります。見逃すことはできません。 
2021年6月20日(日)
トウモロコシ「甘々娘」がおいしい
  果樹王国のこちらの地元では、今はサクランボ、そろそろ桃の出荷が最盛期となりますが、果樹以外でもこの時期はトウモロコシがおいしいです。今朝は甘いことで人気の高い“甘々娘”という品種のトウモロコシを買うために農協の直売所に行ってきました。朝早くから直売所には他県の車がいっぱい。このコロナの感染の中、わざわざ他県からトウモロコシを買いに来るんですねえ。確かに、今朝取れたてですから新鮮で美味しいのは間違いないですけどねえ。さっそく帰ってレンジでチンして食べました。茹でるより、皮がついたままチンするのが美味しいそうですよ。
 週末、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」と「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」を観てきました。両作ともシリーズ第2弾です。「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、相変わらず岡田くんのアクションシーンが見せ場です。彼の身体能力は凄いです。小柄だけど筋肉凄いですよね。工事中の団地の足場を使ってのアクションシーンは、もちろんCGもあるでしょうけど、岡田くん自らが演じているようですしね。でも、この作品、岡田くん以上に存在感を示していたのは、元欅坂46の平手友梨奈さんです。彼女の演技にはいつも余裕を感じませんが、一生懸命の熱演はわかります。目力も凄いです。
 「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」は、前作で夫を亡くし、子どもが生まれて3人の子どもを抱えて怪物の闊歩する世界を生きるエヴリンと子どもたちを描きます。怪物たちが地球にやってきた1日目を描くなど、なかなか面白かったのですが、これはなぁ~と思ったのは、前作と子どもたちを同じ役者が演じていたため、子ども、特に男の子が大きくなってしまっているんですよね。これは過去を描いているシーンはいっそう違和感が大きかったです。続編が期待できる終わり方なので、パート3もあるかも。
2021年6月16日(水)
まだまだ舞台も観に行けません
  新型コロナウイルスの感染も高止まりですが、その中で演劇は様々な制限を受けながらも公演しています。昨年2月につかこうへいさんの「飛龍伝」を観に行ってから、舞台は全く見ていないのですが、今日ネットに「飛龍伝」が上演されるという記事が載っているのを見ました。たやのりょう一座という劇団が劇団☆新感線のこぐれ修さんの演出で7月28日から8月1日まで、東京芸術劇場シアターウエストで上演するようです。昨年公演する予定が新型コロナの感染拡大のために1年延期されていたとのこと。ヒロインの神林美智子を演じるのは中村静香さん。本当なら何をおいても観に行きたいところですが、東京の感染者数は今日は500人を超えて高止まりであり、ワクチンの接種もまだ行っていない中では、東京へは行くことはできません。もし万一感染ということになったら、家族や職場の同僚への責任を考えざるを得ませんからねえ。今回は残念ながらパスです。
 昨日、ワクチン接種を受けた母親ですが、夜いくらか熱が出たようです。冷やして寝たら朝は平熱になっていたようですが、やっぱり副反応が出るようです。1回目でこれでは、副反応が多く出ると言われている2回目の後は気をつけないと。政府はあまり副反応のことを言わないけど、本当はもっと深刻なものも出ているのではと疑心暗鬼になってしまいそう。 
2021年6月15日(火)
ようやく母が接種
  ようやく、今日、75歳以上の母親が1回目のワクチン接種を行うことができました。現在のところ、副反応は出ていないようで、本人も「どおってことなかった。」と言っていました。ただ、副反応が多いのが2回目の接種だと聞いていますので、まだ安心はできません。
 地元では今週から65歳以上75歳未満の高齢者の接種の予約が始まります。東京の豊島区では64歳以下の人への接種券の発送が始まるようですが、それに比べ、我が市の手続きは遅すぎます。僕たちの年齢が接種できるのはいつになるやらです。東京の大規模接種会場では64歳以下の人の接種も行うことができるようになるそうですが、さすがに東京まで行くのもねえ。
2021年6月14日(月)
梅雨入りです
  こちらでも今日梅雨入りが宣言されました。朝から降っていた雨が夕方には雷を伴う大雨となりました。今週の天気予報はどの日も曇りか雨。当分じめじめした日が続きそうです。裏の田んぼのカエルは梅雨入りを喜んでいるのか、今夜も大合唱です。
 このところ“華文ミステリ”が評判になっていますが、今読んでいるのも台湾人作家・紀蔚然の「台北プライベートアイ」です。劇作家で大学教授の職を捨て、突然私立探偵を始めた男を主人公とする話です。これもまた、なかなか出だしはひかれます。
2021年6月13日(日)
体重減少を目指して
  4月から新しい職場になったストレスもあったのでしょうか、この2か月ちょっとで体重増加、ウエスト回り増加という結果を招いてしまいました。毎日飲む晩酌もいけないかもしれません。というわけで、今日からお酒は週末だけに限定と決心。昨夜、少し早い父の日を祝ってくれるということで家族で食事に行って(感染予防のために、個室でテーブルには前横にパーテーションを設けてありました。)、普段飲めないおいしい生ビールを飲んで、これでしばらく我慢です。目標は9月末までにマイナス5キロです。
2021年6月11日(金)
直木賞候補作発表
 第165回芥川賞・直木賞の候補作品が発表されました。そのうち直木賞の候補作品は次の5作品です。
  一穂ミチ「スモールワールズ」(講談社)
  呉勝浩「おれたちの歌をうたえ」(文芸春秋)
  佐藤究「テスカトリポカ」(KADOKAWA)
  澤田瞳子「星落ちて、なお」(文芸春秋)
  砂原浩太朗「高瀬庄左衛門御留書」(講談社)
 5作品の中で読んだのは、呉勝浩さんの「おれたちの歌をうたえ」と一穂ミチさんの「スモールワールズ」です。どちらも個人的におすすめの作品ですが、呉さんの作品は長編、一穂さんの作品は短編集という違いもあり、どちらかを推すのは難しいのですが、より印象に残ったという点では初めて読んだ作家である一穂さんの「スモールワールズ」でしょうか。しかし、一穂さんは初めての候補ということもあり、5回目の候補となる澤田瞳子さんという強敵がいますから受賞は厳しいでしょうね。
 会社帰りに菅田将暉さん主演の映画「キャラクター」を観てきました。かなりのダーク・エンターテイメントといっていい作品ですが、ある人物の思わぬ運命にびっくりです。まさかそう来るとは想像もできませんでした。
2021年6月10日(木)
真夏日です
 まだまだ夏には程遠いのに、連日真夏日が続きます。このままだと、この夏は厳しい暑さの夏となりそうです。
 東京の新型コロナウイルス感染者は減少しているようですが、地元はクラスターが発生して急増。10万人当たりの感染者数では断トツの沖縄を除けば、北海道に続く第3位です。この順位は自慢できませんねえ。つい先頃までは知事は県の飲食店に対する認証制度が優れているからだと自慢していましたが、すっかりそれも言わなくなりましたねえ。クラスターからの濃厚接触者の状況が気がかりです。
 鉢植えのレモンの木が今年は不作です。4本あるうち、3本は葉っぱはいっぱい出てきましたが、花芽がまったくありません。残りの1本だけが花がたくさん咲いたのですが、果実にならない花ばかりでようやく実が4つだけなりました。でも、なかなか大きくなりません。このまま落果しそうです。毎年嫁のスイーツづくりの好きな父(!)がこのレモンを利用してスイーツ作りをしてくれているのですが、今年は無理ですね。
2021年6月7日(月)
キャラメルボックス活動再開
 先週6月3日、演劇集団キャラメルボックス公式webサイトで、代表の成井豊さんからキャラメルボックスの公演活動を12月から再開する旨の発表がなされました。一昨年の5月末で運営会社の破産で活動を休止していましたが、ようやくの再開です。僕が演劇を定期的に観るきっかけとなったのが、HPを訪問してくれていたnanayoさんから聞いたキャラメルボックスの「クロノス」を観に行ったことでした。「クロノス」に感動し、それからCSC会員にもなって公演を観に行き続けていました。まさか運営会社が破産で、劇団活動が休止になってしまうとは思いもよりませんでした。再開とは本当に嬉しいです。12月の再開公演が「サンタクロースが歌ってくれた」だそうですが、そこまでには新型コロナの感染はどうなっているのでしょうか。たぶん、僕らの年代もその頃までにはワクチン接種は終えていると思うのですが。そうすれば東京に行くことができるかも。
2021年6月6日(日)
「るろうに剣心 最終章 The Biginning」観てきました
  新型コロナの感染拡大となって以降、土日となっても遠出をするということがなくなりました。今週も高齢の母親を買物に連れて行ったのと、眼科と図書館に行っただけ。まだまだワクチン接種はいつになるかわからないし、当分東京にも行くこともできません。
 待ちに待った「るろうに剣心」の最終作「るろうに剣心 最終章 The Biginning」が金曜日に公開され、さっそく仕事帰りに観に行ってきました。多くの人が楽しみにしていたようで、劇場内は珍しく3分の2ほどの入り。平日の地方の劇場にしてはかなりの観客と言っていいでしょう。今回の最終章のエピソードは原作ではかなり人気が高かったようですが、残念ながら僕自身は漫画は読んでいません。この章では、そもそも暗殺者であった剣心が人斬りを止め、不殺の誓いを立てるまでを描く、つまり時間的にはシリーズの最初の話となっています。時代的には明治になるまでのことなので、今までのシリーズ作品から唯一登場している斎藤一は新選組三番隊隊長であり、新選組による京都の池田屋事件など、歴史上知っている事件や桂小五郎や高杉晋作などの歴史上の有名な人物も登場します。敵対する人物として幕府側の暗殺集団のリーダーとして北村一輝さん演じる辰巳が登場しますが、これまでのような志々雄真実などと比べると今ひとつ小者という感じでしたね。今作で重要な役どころとなる雪代巴を演じる有村架純さんですが、原作ファンはどう感じているのか知りませんが、あの静かな雰囲気は巴にぴったりだったなあと個人的には思います。
 書評で評判の良かった一穂ミチさんの「スモールワールズ」(講談社)を読了しました。初めて読んだ一穂作品でしたが、これは印象深い作品集でしたねえ。今後、注目したい作家さんです。
2021年6月1日(火)
6月です
  6月です。外では今夜も雨が降れとカエルが大合唱をしています。今ではカエルの大合唱もすっかり心地よい眠りのバックグランドミュージックとなっています。
 新しい仕事になって2か月が過ぎましたが、やはり、慣れない仕事は疲れます。2か月が過ぎてもまだ余裕をもって仕事ができません。ストレス溜まっているという感じです。
 今月の読書は、まずは市川憂人さんのマリアと漣コンビのシリーズ第4弾となる「ボーンヤードは語らない」(東京創元社)です。マリアと漣の過去を描くシリーズ初の短編集です。二人がバディを組んだ“始まりの事件”も描かれます。それ以外では辻村深月さんの「琥珀の夏」(文芸春秋)、原田ひ香さんのグルメ小説シリーズ第3弾の「ランチ酒 今日も満腹」(祥伝社)も読みたいですね。あとは万城目学さんの「ヒトコブラクダ層ぜっと 上・下」(幻冬舎)ですが、これは万城目ワールド全開のとんでもない話になりそうです。
 今月の映画は、何と言っても「るろうに剣心 最終章The Beginning」です。いよいよ「るろうに剣心」シリーズの最期の作品となります。剣心が不殺の誓いを立てるに至るまでの物語と、彼の頬に刻まれた十字傷の謎の迫ります。前作でちょっと登場した剣心の妻・雪代巴が全編に亘って登場します。これは絶対に観に行きたいですね。そして忘れてはならないのは、シリーズ第2弾となる岡田准一くん主演の「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」です。今回も岡田くんが体当たりのアクションを見せてくれるのでしょうね。
 洋画ではシリーズ第2弾となるエミリー・ブラント主演の「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」です。前作で夫を亡くし、赤ちゃんを授かったエミリーブラント演じるエヴリンが三人の子どもを抱え、音に反応して襲い掛かってくる宇宙生物と戦います。これはドキドキです。
 それ以外では、邦画では、菅田将暉さんと「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseさんの共演となる「キャラクター」、ロバート・A・ハインラインの名作SF「夏への扉」を山崎賢人さん主演で映画化した「夏への扉 キミのいる未来へ」、SF作家・ケン・リュウの短編小説「円孤(アーク)」を芳根京子さん主演で映画化した「Ark アーク」、洋画では、普通の中年男が世の中の理不尽に怒りを爆発して大暴れする痛快アクション「Mr.ノーバディ」、パソコンの画面上でドラマが展開する「サーチ」で注目を浴びたアニーシュ・チャガンティ監督の新作のサイコスリラー「RUN ラン」といった具合に、今月は観たい映画が盛りだくさんです。