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身辺雑記(2021年5月)

2021年5月30日(日)
「くれrなずめ」観てきました
 今日は日曜日ですがきちんと起きて、朝一番で映画「くれなずめ」を観に行ってきました。「くれなずめ」を観るのは今月2回目です。松居大悟監督作品で、最初は高校時代の友人たちが社会に出てから高校時代を振り返ってといった感じの映画だと思って観に行ったのですが、これがファンタジーといっていいのか、泣ける映画と言っていいのか、はたまたおバカ映画と言っていいのか、とにかく何と言っていいのかはっきり言うことができない不思議な作品でした。今度はストーリー展開が分かっている中で、この作品をどう感じることができるのだろうと思って観に行ってきました。2回目でしたから、「あ~だからここでこのセリフがあったのか」などと2回目ゆえの観る楽しさがあり、わからなかったシーンも「そういうことかぁ」と理解でき、堪能しました。まあ、心臓を取り合うシーンは、今回も理解できませんでしたけど。
 緊急事態宣言が延長となりますが、東京では映画館が休業要請が緩和されて、時短ですが、営業ができるようになりました。映画関係者にとっては一歩前進ですね。美術館も同様で東京国立博物館の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」も6月1日から再開されるそうです。とはいえ、県外には行くことはできないしなあ。
2021年5月29日(土)
カエルの歌が聞こえてくるよ
 田植えのシーズンです。うちの裏の田んぼにも水が入りました。途端に今年も恒例のカエルの合唱が始まりました。今までどこにいたのかと思うほどのカエルたちの大合唱です。幼い頃からこの環境にいる僕にとっては、夜、窓を閉めていても聞こえてくるカエルの合唱は、今年も梅雨の季節だなあと思うくらいで、眠るのにまったく問題ないのですが、妻が初めてここに来た時にはうるさくて眠ることができなかったそうです。今ではすっかり慣れて大爆睡ですが。今年になって近所に引っ越してきた人は、きっと今頃驚いているんだろうなあ。
2021年5月22日(土)
「ファーザー」観てきました
 昨日、仕事帰りに先月発表されたアカデミー賞でアンソニー・ホプキンスが主演男優賞を獲得した「ファーザー」を観てきました。内容は認知症になった男の話です。これは身につまされました。この歳になると、アンソニー・ホプキンスほどの年齢ではないにしろ、やっぱり老いは気になりますし、特に認知症は、いつ自分もなるのかと不安になります。今でも人の名前が思い浮かばないし、あれっ?って思うことばかりです。いやぁ~アンソニー・ホプキンスを自分に重ねて本当に観るのが辛かったです。最後には子どものようになって母を追い求めますが、自分もこれと同じ姿になると思うと、何とも言いようがありません。近くに座っていた一人で観に来ていた若い女性は、このシーン、感極まったのか鼻をすすっていましたが、僕には辛すぎて、泣くことはできませんでした。
 先日、田村正和さんが亡くなったことが明らかとされましたが、昨夜から昔録画していた田村正和さん主演の「古畑任三郎」を観ています。桃井かおりさんん犯人役の回は最高でしたねえ。木村拓哉さんが犯人役の回の最期に古畑任三郎が木村さん演じる犯人の頬を裏拳で叩くのは、古畑としては珍しい。本当に怒ったのですね。
2021年5月19日(水)
“逃げ恥”がリアルに
 「え~!?」と、誰もが叫んだことでしょう。新垣結衣さんが、ガッキーが結婚!相手が星野源さんですって。“逃げ恥”がリアルになってしまいました。この前の松坂桃李さんと戸田恵梨香さんとの結婚発表以上の衝撃です。これは今年一番の芸能ニュースですねえ。まさか新垣さんがねえ。交際はこの1月に放映された“逃げ恥”SPの撮影終了後からだそうですから、やっぱりコロナの影響もあるのでしょうか。同じマンションに住んでいたそうですから、外出もできず、たまたま共演者が同じマンションに住んでいて声を掛け合ううちに・・・。あ~・・・これでおじさんのマドンナとして残るのは、あとは綾瀬はるかさんですよねえ。綾瀬さんのテレビドラマ「奥様は、取り扱い注意」で夫役を演じた西島秀俊さんは妻帯者なので安心ですが、さて、誰が相手として名乗り出るのか・・・。 
 朱野帰子さんの「わたし、定時で帰ります。ライジング」(新潮社)読書中。相変わらず、現在のサラリーマンの働き方を描くシリーズ3作目で、「あるある」と思うことが多くて、ページを繰る手が止まりません。サラリーマン必読です。
2021年5月18日(火)
今年初めての真夏日です
 こちらは今日、今年初めての真夏日でした。まだ5月半ばというのに、このままでは今年の夏が思いやられます。
 新型コロナウイルスの感染が止まりません。緊急事態宣言やまん延防止措置が発令される都道府県は増えるばかり。この中でどうやってオリンピックを開催しようというのでしょう。東京は緊急事態宣言が続き、昨年2月以降、東京の美術館に展覧会を観に行くことも、劇場に演劇を観に行くことも、そして地元では公開されない映画を観に行くこともできません。新装なった紀伊国屋ホールで公演される、大好きなつかこうへいさんの「新・熱海殺人事件」も観に行くことができず、残念です。そういえば、昨年2月に最後に観たのもつかこうへいさんの作品、「飛龍伝」だったなあ。
 俳優の田村正和さんが先月3日に心不全で亡くなっていたことが分かりました。「眠狂四郎」のようなニヒルな剣客から「古畑任三郎」のようなコミカルな刑事まで幅広い役どころで個人的にも好きな役者さんでした。このところ表舞台に出てこなかったので、体調がよくないのではないかと噂されていましたが、やっぱりそうだったんですね。77歳では、今の世では若すぎます。  
2021年5月15日(土)
映画館はどうなるのか
 東京は映画館が休業しているところも多いようですが、地元の映画館は営業中。今日も野球場は多くの観客が入っていたのに、なぜ小池さんは野球場は良くて映画館はダメなんですかねえ。そのあたりの説明をきちんとしてくれないと映画関係者は納得いかないですよね。
 昨日はTOHOシネマズデイでチケット代が割引の日でしたが、やはり新型コロナの感染拡大で映画館を敬遠する人も多いのでしょうか、いつもより観客は少なめでした。僕が観に行ったのは成田凌さんらが出演する松居大悟監督の「くれなずめ」でしたが、観客は7人だけ。かなりの間隔をとって座れたのはいいのですが、観客の中の高校生のカップル(こういう言い方って古い?)が、予告編が終わって映画の本編が始まっても楽しそうに大きな声で話し続けていて、かなり離れていてもうるさい。彼らに常識とか、エチケットとかいう言葉はないのでしょうか。話をしたいなら暗い映画館の中で話をしなくても、スタバにでも行け!と、いい加減、堪忍袋の緒が切れそうになったとたん、彼らの近くに座っていた若い女性が、「静かにしてもらえない!」と一喝。さすがに、高校生も静かになりました。こんな地味な映画を見に来るくらいだから映画好きな女性なんだろうなあ。僕なんかなかなか勇気が出ないのに、はっきり言ってくれて感謝です。
2021年5月12日(水)
緊急事態宣言が延長
 東京都等に出されていた緊急事態宣言が延長となり、更に、福岡県等に新たに宣言が出されました。延長による国の方針変更から、休館していた東京国立博物館など国立の博物館や美術館は再開する予定でしたが、東京都の要請を受けて,一転休館を継続することとなりました。東京国立博物館で開催している「特別展 国宝鳥獣戯画のすべて」の再開を期待していた人はがっかりでしょうね。今日、朝日新聞のネットショップで購入した「特別展 国宝鳥獣戯画のすべて」の図録が届きました。再開がされないこともあってか、図録の発売即売り切れのままだったネットショップも、ファンの声に応えて発売が再開されたようです。グッズもこれまで通販はなかったのですが、14日からセット販売に限るようですが、販売が始まるようです。実際に観ることができない分、図録を眺めて行った気分に浸ることにしましょうか。
 東京都は劇場や遊園地には時短営業を認めたようですが、そこから映画館は外れているようです。なんだか基準がおかしいですよね。映画館は窓はないけど換気は優れているといわれますし、何より鑑賞中は話をしませんからねえ。なぜ映画館は時短営業から外れたのか理解できません。まあポップコーンとか飲食をするので、その点は危険があるといえばあるのですが。映画関係者も、最初の緊急事態宣言の時のように飲食の販売を止めるということで営業継続を主張したらどうでしょう。どれにしても、これで公開が延期される映画がどんどん出てくるでしょうね。6月公開の「るろうに剣心 The Biginning」の公開は延期されないか心配です。
2021年5月6日(木)
GWも終了
  あっという間にGWも終了し、今日から出勤。5連休の後はやっぱり辛いですねえ。連休中は毎日ダラダラしていたのに、今日からは机に向かってパソコンとにらめっこで、背中が痛くなってしまいました。でも、明日1日出勤すればまた休みになるので、どうにか頑張らなくては。
 この5連休を使って、今までためておいた映画の感想を一気にアップしました。GW中もDVDで映画を観ましたが、映画館の大きなスクリーンで観るのとテレビで観るのとは大違いですね。それに家の部屋では暗い映画館と違って、外野からいろいろ雑音が入るので、映画に集中できません。早くコロナが収束して海外作品もどんどん公開してほしいです。
 映画館に観に行ったときには発売していなかった「ノマドランド」のパンフレット。アカデミー賞にノミネートされているのに、なぜ発売しないのかと憤慨していたのですが、ネットを見ていたら角川のオンラインショップで発売されていることを発見。送料等も含まれているので1340円とちょっと高かったですが、注文してしまいました。現在、公開している映画館では発売されるようですね。発売を希望する人の声が多かったのでしょうか。
 現在閉館中の東京国立博物館で開催している「鳥獣戯画展」の図録ですが、朝日新聞のオンラインショップでずっと完売中だったのが5月1日の真夜中に見たら発売中になっていたので、思わずポチってしまいました。緊急事態宣言を受けて閉館してしまっているので、観ることができない人が図録だけでもと思うのでしょうか。翌日ショップを見たらすでに完売となっていました。いやぁ~、真夜中でしたが何気なくショップを見て正解でした。5月中旬から発送のようなので到着が楽しみです。
2021年5月3日(月)
5連休も折り返し
  5連休も今日で折り返し。ステイ・ホームということで、DVD鑑賞と読書の日々。DVDは映画館で観ることができなかった「ザ・ハント」と「ドクター・デスの遺産」、映画館で観たけど、宇野祥平さんの演技をもう一度観たかった「罪の声」を鑑賞。「ザ・ハント」はいわゆる人間狩りの物語ですが、狩られる人間の中にとんでもない戦闘能力の高い女性がいたという話。「ドクター・デスの遺産」は中山七里さんの同名小説を綾野剛、北川景子主演で映画化した作品ですが、う~ん、映画館に観に行くまでもなかったかなあというのが正直な感想です。「罪の声」の宇野祥平さんは先の日本アカデミー賞では惜しくも助演男優賞は獲得できませんでしたが、個人的には受賞に値する演技だったと思います。
 本はスティーブン・キングの「アウトサイダー 上・下」(文芸春秋)を読了。キング作品としては、ビル・ホッジスを主人公にした「ミスター・メルセデス」、「ファインダーズ・キーパーズ」、「任務の終わり」の三部作に雰囲気に近いものといえます。というより、「アウトサイダー」はこの三部作と舞台となる世界を同一としており、ビル・ホッジスの部下というか相棒であるホリー・ギブニーが重要な役どころで登場しています。
 今は東野圭吾さんの「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社)を読書中。図書館に予約して刊行から5か月が経過してようやく順番が回ってきました。やっぱり東野作品は大人気ですね。
 ステイ・ホームが叫ばれていたGWですが、守れない人は大勢いるようで、東京から外へ遊びに行って帰る車で今夜の東京へ向かう高速道路はいつものGWほどではないにせよ、大渋滞となっています。感染者の減少も思うほどうまくいかないようで、これではGW明けの感染者数はまた増加するのでしょうね。さすがに大阪府知事も今回は早く宣言を解除してくれとは言わないでしょうね。
2021年5月1日(土)
今日から5連休
  いよいよ今日からGWの始まり。個人的には暦通りの5連休です。新型コロナ感染拡大期の中でのGWで、本来なら観光地は大勢の人出で賑わうところですが、昨年に続き、寂しいGWになりそうです。
 今月の読書は楽しめそうです。米澤穂信さんの「黒牢城」、道尾秀介さんの「雷神」、恩田陸さんの「薔薇のなかの蛇」、小野寺史宜さんの「片見里荒川コネクション(仮)」といった好きな作家の新作が刊行されます。米澤穂信さんの「黒牢城」は、米澤作品では読んだことのない本能寺の変の3年前が舞台となる時代劇です。米澤さんの時代劇、さて、どんな感じなんでしょう。恩田陸さんの「薔薇のなかの蛇」は理瀬シリーズの17年ぶりの新作です。舞台はイギリスのようですが、17年もたてば、前作のことはもうすっかり忘れてしまいました。そのほか、桂望実さんの「終活の準備はお済ですか?」は、この歳になると気になる題名ですね。
 今月の映画は昨日書いたように、一番楽しみだったはずの「ゴジラvsコング」が公開延期になってしまいました。それ以外では、先日のアカデミー賞でアンソニー・ホプキンスが主演男優賞を受賞した「ファーザー」、エミリーブラント主演で音に反応して人を襲う生物によって文明社会が荒廃した世界を描く「クワイエット・プレイス」の続編である「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」、そしてあおり運転の男に追われる女性の恐怖を描く「アオラレ」、邦画では江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎を描く「HOKUSAI」といったところでしょうか。とにかく、「ゴジラvsコング」の公開延期は残念。ほかの映画が追随しないか気になるところです。