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身辺雑記(2021年4月)

2021年4月30日(金)
怖れていたことが起きました
  怖れていたことが起きてしまいました。5月14日から公開が予定されていた映画「ゴジラvsコング」の公開延期が今日決定されました。新型コロナウイルスの感染状況に鑑み公開を延期するとの発表ですが、いつこの感染が落ち着くのか先はわからず、公開日は未定だそうです。楽しみにしていたんですけどねえ。邦画の「ヒノマルソウル」も5月7日に公開が予定されていましたが、こちらも公開延期。この映画は昨年の6月19日に公開予定だったのが新型コロナウイルスの感染で公開延期となっていましたから、再度の延期ですね。6月には「るろうに剣心 最終章The Beginning」が公開予定ですし、いい加減感染が収まって欲しいです。
 明日からGW本番。5連休が始まります。旅行に行かないまでも、さすがに家の中に5日間閉じこもっていることもできないので、せめて本屋さんに行ったり、DVDを借りに行って外出しながら読書と映画鑑賞で家で過ごすしかないかな。
2021年4月29日(木)
GWが始まりました
 ゴールデン・ウィークが始まりました。とはいえ、今日はあいにくの雨の上に明日は出勤なので本格的な休みは明後日から。世間はコロナの感染が拡大しているので、旅行に行くわけにもいかず、明後日からはゆっくり家でのんびりしようかな。
 7月に京極夏彦さんの「遠巷説百物語」(角川書店)が刊行されます。11年ぶりに刊行される“巷説百物語”シリーズの新作です。いやぁ~楽しみです。きっと今回も弁当箱のような分厚い作品になるのでしょうねえ。すっかり、シリーズの詳細は忘れてしまいましたが、読了後の胸のスッキリ感は覚えています。あと2月。待ちきれません。
2021年4月26日(月)
アカデミー賞発表
 アカデミー賞授賞式が行われました。作品賞は大方の予想通り、フランシス・マクドーマンド主演の「ノマドランド」、監督賞は「ノマドランド」のクロエ・ジャオ。昨年の「パラサイト」のポン・ジュノ監督に続くアジア系の監督が受賞ですね。女性監督としては2人目だそうです(1人目は「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグローです。)。主演女優賞がやはり「ノマドランド」のフランシス・マクドーマンド。3回目の受賞です。「ノマドランド」強かったですねえ。唯一番狂わせだと思われたのが主演男優賞の「ファーザー」のアンソニー・ホプキンスです。昨年亡くなったチャドウィック・ボーズマンに栄冠をという声も大きかったようで、有力視されていましたし、なにせアンソニー・ホプキンスは授賞式を欠席することを表明していましたからねえ。確かにチャドウィック・ボーズマンでなければアンソニー・ホプキンスとは言われていましたが・・・。アンソニー・ホプキンスはあの「羊たちの沈黙」以来29年ぶりの受賞です。あと、注目するのは助演女優賞を受賞した「ミナリ」の韓国人女優のユン・ヨジョンです。あの「ミナリ」の強烈な個性のおばあちゃんに拍手です。
 昨日から東京、大阪等に緊急事態宣言が発せられましたが、ニュースで報道される東京の渋谷や原宿の様子を見ると、昨年の緊急事態宣言時とは大違いですね。多くの人出で、緊急事態宣言が発せられたようには思えません。これで感染は防げるのでしょうか。
2021年4月25日(日)
明日から東京等に緊急事態宣言
  日曜日から5月11日まで東京、大阪、京都、兵庫で緊急事態宣言が発令されます。酒類を提供する飲食店や百貨店など大型店舗に休業要請がされるそうです。そのため、東京国立博物館も休館、開催中だった「鳥獣戯画展」も臨時休館となりました。予約販売でようやく手に入れたチケットを入手していた人は残念だったでしょうね。猶更図録を買いたくなりましたが、未だ品切れ中。これでまた人気になりそうですね。
 映画館も休館をするところが多いようです。昨日から「るろうに剣心 最終章 The Final」が公開されたばかりなのに、映画関係者にとっては痛手です。地元の映画館は今は開館中ですが、いつ新型コロナの感染が拡大して緊急事態宣言が発せられるかもしれないと思って、昨日会社帰りに「るろうに剣心 最終章 The Final」を観てきました。剣心の頬の十字傷の謎が明かされるということでしたが、う~ん・・・内容的にはアクションシーンだけが見ものの作品でしたね。とはいえ、アクションシーンはワイヤーアクションなのかCGなのか、とにかく凄かったですけど。原作の漫画を読んでいる息子に言わせると、妻であった雪代巴との話がファンの間でも評判だということなので、6月から公開予定の「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は期待ができそうです。
2021年4月22日(木)
緊急事態宣言発令・・・
 東京、大阪、兵庫、京都に25日から来月11日まで、緊急事態宣言が出されるようです。問題は宣言の中身ですよね。前回と同じ内容なら緊急事態宣言と言っても何ら今までと変わりがありません。大阪府知事は飲食店や百貨店、テーマパークの休業要請を求めているようですが、さて、政府はどう判断するのでしょう。とにかく、今年のGWも楽しく遊びまわることはできないですね。
 それに関して、今朝のワイドショーで映画関係者が映画館の休業要請はしないでほしいと求めたようですが、どうなるのでしょう。感染が食事をしている場合に多いということからすれば、映画館を休業にしないまでも、せめて飲食は禁止した方がいいかも。どうしても食べるときはマスクを外しますから、隣の席の人がポップコーンを食べたり、飲み物を飲んだりするのは気になります。それさえ禁止すれば、上映中はおしゃべりはしないし、映画館の劇場内は換気がしっかりなされているので、休業要請する必要はないのではと映画好きとしては個人的に思います。今週金曜日からは「るろうに剣心 最終章」が始まりますし、休業になる前に観に行かなくては。
2021年4月17日(土)
「鳥獣戯画展」が始まりましたが・・・
 東京国立博物館で4月13日から「国宝 鳥獣戯画のすべて」展が始まっています。昨年7月の開催予定が新型コロナウィルスの感染拡大のため今年に延期され、それもチケット予約販売の形式をとっての開催です。6年前に同じく東京国立博物館で開催された「鳥獣戯画 京都高山寺の至宝」展にも行きましたが、ものすごい入場客でゆっくり鑑賞したといえず、今回再挑戦と楽しみにしていたのですが・・・。東京は20日から「まん延防止等重点措置」の対象となり、とてもじゃないですが東京に行く勇気はありません。せめて気分だけでも展覧会を味わいたいと思い、通信販売で図録を買おうとしましたが、まだ展覧会は始まったばかりというのに、すでに完売。同じことを考える人が多いのでしょうね。入荷次第販売を開始するそうなので、サイトを毎日覗くことにします。
2021年4月14日(水)
2021本屋大賞発表
  「2021本屋大賞」が発表になりました。町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)に決定です。個人的には伊吹有喜さんの「犬がいた季節」(双葉社)か伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」(集英社)、それとも青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」(ポプラ社)の受賞に期待していたのですが、読んでいない作品が受賞となりました。「お探し物は図書室まで」は第2位、「犬がいた季節」は第3位、「逆ソクラテス」は第4位でした。これは残念。県立図書館も市立図書館もすでに予約は6人と7人。すぐには借りるのは無理なので、今回はスルー。
2021年4月13日(火)
まだまだ慣れません
 慣れない職場の仕事に自覚以上に身体が疲れを感じているのか、風呂に入って夕食をとり、布団に入って本でも読もうかと思いながら毎晩数ページも読まないうちに爆睡です。読書が全然はかどりません。パソコンに向かうのもなかなかできず、HPの更新も滞っています。とりあえず読書は宮部みゆきさんの「魂手形 三島屋変調百物語七之続」(角川書店)を読み始めました。今までと異なり、3話しか収録されておらず、厚さもかなり薄くなりました。これは、従前のように5話とか収録となると刊行が遅くなってしまうと考えたのか、それとも3話ずつにすれば新刊の発行機会が増えて出版社が儲かると考えたのか・・・。何はともあれ、宮部さん、執筆スピードを速めてもらわないと、僕が死ぬまでに100話までたどり着くことができません。お願いします。
 本日、大阪府の新型コロナウィルスの感染者数が1000人を超えました。東京都が510人ですから、東京都の2倍です。感染者数が多く出る水曜日、木曜日にはもっと多くなるのでしょうか。「まん延防止等重点措置」が実施されても大阪の人出は多いようですし、今の「まん延防止等重点措置」では減少しそうにありません。大阪府知事どうする。 
2021年4月7日(水)
東野圭吾さんの「白鳥とコウモリ」発売
  東野圭吾さんの「白鳥とコウモリ」(幻冬舎)が発売になりました。幻冬舎の特設ページでは『「白夜行」「手紙」・・・新たなる最高傑作、東野圭吾版「罪と罰」』と紹介されています。東野さんは「今後の目標はこの作品を超えることです」と言っています。東野さん自身が自分の最高作と言っているようなものですから、これは期待できそうです。図書館で借りるとなると順番がいつになるかわからないので、購入しようと思います。今月はあとは小路幸也さんの東京バンドワゴンシリーズ新作の「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」ですね。
 大阪では今日、新型コロナウィルスの感染者が878人と、過去最高を記録しました。緊急事態宣言解除から1月であっという間のことです。大阪府知事は宣言解除を要請したことを何も述べていませんが、責任は重大です。
 これはもうオリンピックなどと言っていられません。感染者が増えている愛知では聖火リレーで明らかに蜜となる状況が生じており、これでは感染拡大は止まりません。東京は500人台ですが、これが大阪のように増加しないことを祈るばかりです。
2021年4月5日(月)
そろそろ本格始動
 新しい職場に移って2週目の月曜日。いよいよ今週から本格的に新しい職場での仕事が始まります。前の職場とはいろいろやり方は違うので相変わらず緊張した1日でした。
 恩田陸さんの「灰色の劇場」(河出書房新社)を読了。物語は恩田さんを思わせる作家が昔新聞の片隅に乗った二人の女性の心中事件をモデルに小説を書こうとする「0」のパートと、心中をした女性らしき?とTという仮名の女性を主人公にした「1」のパート、更には「1」の舞台化をめぐる人間模様を描く「(1)」の3つのパートに分かれて描かれますが、ミステリーではないし、恩田さんがこの作品で何を描きたかったのかわからず。僕の後ろに10数人の貸し出しを待っている人がいるので、返却期限を待たずに返すことにします。 次は小川糸さんの「とわの庭」(新潮社)を読み始めます。
2021年4月4日(日)
「ノマドランド」観に行ってきました
  仕事が変わっての初めての週末でしたが、やはり少しは気疲れがあったのでしょうか、昨夜は早く布団に入って、本を読みながらいつの間にか寝入ってしまいました。それもあって、今朝は5時ごろに起床。せっかく早く起きたのだから時間を有意義に使わないとおもったいないと、3月下旬から公開になったアカデミー賞ノミネート作品「ノマドランド」の朝一の上映を観に行ってきました。
 さすがに、8時ちょっと過ぎからこういう作品を観に行く人は少なく、400人弱入るスクリーンに、入場者は20人ほど。コロナには十分過ぎるほどの間隔をとっての鑑賞となりました。でも、アカデミー賞ノミネート、それも本命と言われている作品で日曜日でこの観客数とは、ちょっと寂しいですね。
 いつも映画を観ると購入するパンフレットですが、この作品は制作されていないということで買うことができませんでした。アメリカの車上生活者を描いた作品で、ノンフィクションを原作にしており、そもそも登場人物も実際にノンフィクションで描かれた人々が登場しているので、主演のファーン演じるフラシス・マクドーマンド以外パンフレットで俳優として紹介する人もいなかったんでしょうねえ。でも、ファーンが行く先々がどこなのか全くわからなかったので、パンフレットで紹介してほしかったですね。
 アカデミー賞はこの「ノマドランド」が本命、「ミナリ」が対抗のようですが、両作品を観て個人的には「ノマドランド」はドキュメンタリーといった感じで、映画ということでは「ミナリ」に軍配を上げたいです。主演女優賞はきっとフランシス・マクドーマンドでしょうけど。
2021年4月1日(木)
新年度です
 4月1日です。新年度が始まり、今日から新しい職場に出勤しました。職場の異動は今まで何度も経験してきましたが、何度経験してもやはり最初は緊張します。いつもより早く起きて、遅刻しないように余裕をもって出勤。でも席に座っても何から手をつけたらいいのかまったくわかりません。参りましたねえ。それはともかく、世間は狭いもので、元々いた社員が元部下の奥さんだったり、小学校からの親友の知り合いだったり、更にびっくりしたのは高校時代の同級生がいたこと。こちらはまったくわからなかったのですが、相手が名前を見て気付いてくれました。もう何十年も会っていないのですからわからないですよねえ。とにかく、知り合いが多かったのは心強いです。
 今月の読書は、まずは何と言っても東野圭吾さんの「白鳥とコウモリ」(幻冬舎)でしょう。あとはこの月恒例の小路幸也さんの東京バンドワゴンシリーズの新作「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」(集英社)、首藤瓜於さんの「ブックキーパー 脳男3」(講談社)、朱野帰子さんの「わたし、定時で帰ります。ライジング」(新潮社)、大崎梢さんの「めぐりんと私。」(東京創元社)といったところでしょうか。
 今月の映画は、大ヒットシリーズ「るろうに剣心」の完結編2部作の第1弾となる「るろうに剣心 最終章The Final」です。いよいよ剣心の額の傷の謎が明らかになるほか、剣心が不殺の誓いを立てる理由となった女性・雪代巴が登場します。これは観に行かなくては。それ以外ではテレビドラマの劇場版坂口健太郎さん主演の「シグナル 長期未解決事件捜査班」と「ザ・スイッチ」。「ザ・スイッチ」は、最近綾瀬はるかさん演じる刑事と高橋一生さん演じる殺人鬼(?)の身体が入れ替わってしまうテレビドラマ「天国と地獄」が評判を呼びましたが、こちらは女子高校生と連続殺人期の身体が入れ替わってしまうというもの。コロナ禍でなければ、「ザ・スイッチ」の方が先に公開されたと思うのですが。観る人は設定が「天国と地獄」の二番煎じと思ってしまいますね。