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身辺雑記(2021年3月)

2021年3月31日(水)
今の職場最後の日
 今日で今の職場での仕事は終わりとなり、明日からは新しい職場での仕事となります。いつもなら送別会を催してもらえるところですが、今の新型コロナウィルスの感染拡大の状況下では厚労省の某課のようにはさすがに開催することはできません。送別会の代わりにせめて昼食をということで、今日の昼間は弁当を注文して昼食会。とはいっても、それぞれ自分の机でおしゃべりもせずに注文した弁当を食べるだけでしたが。あ~早く新型コロナの拡大が収まって、心置きなく飲みに行って話も存分にしたいですねえ。やっぱり、隣との距離を離して、そのうえアクリル板で仕切って、話をするときはマスクをして、というような制限付きではお酒も飲んだ気になれませんよねえ。
 明日から4月。何歳になっても職場が変わるというのは緊張します。新しい職場での仕事はうまくできるのか、人間関係は大丈夫か等々いろいろ考えてしまいます。あ~今日までの職場の3年間、人間関係もうまくいっていたし、理想的な職場であっという間だったなあ。
2021年3月22日(月)
「ミナリ」と「奥様は、取り扱い注意」を観ました
 金曜日に胃の再検査で問題なしと診断を受けたあとで、アカデミー賞ノミネート作品の「ミナリ」を観て、土曜日は綾瀬はるかさんの「奥様は、取り扱い注意」を観に行ってきました。
 「ミナリ」はアメリカに移住した韓国人一家を描く作品で、題名の「ミナリ」とは韓国語で春の七種の一つ“セリ“のことだそうです。夫を演じたのはどこかで見た人だなと思ったら、テレビドラマ「ウォーキング・デッド」に出演していた俳優さんでしたね。ひよこの雌雄を判別する仕事で一生を終えたくないと土地を買って農園で野菜栽培をしようと考える夫と、心臓に病気を抱える息子のためにも病院から遠く離れた田舎で暮らしたくないと思う妻が描かれていきます。印象的なキャラは妻の母。子どもの面倒を見てもらうために韓国から呼び寄せるのですが、孫がおばあちゃんらしくないというように破天荒で料理はできない、得意なのは花札というのですからねえ。アカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。アカデミー作品賞では大方の予想では本命が「ノマドランド」で、対抗馬がこの「ミナリ」だそうですが、韓国人俳優の作品が昨年の「パラサイト」に続いて受賞するか楽しみです。「ノマドランド」の主演はアカデミー賞主演女優賞を2度獲得し、今回もノミネートされているフランシス・マクドーマンドですから、強敵ですよね。今週末から公開の「ノマドランド」も観に行かなくては。
 「奥様は、取り扱い注意」はテレビドラマの続編。最終回で綾瀬さん演じる伊佐山菜美と西島秀俊さん演じる夫の伊佐山勇輝が拳銃を向け合っている中で銃声が響いて終わったその後が描かれていきます。見どころは何といっても綾瀬さんのアクションシーンです。いやぁ~カッコいいですねえ。能天気なお嬢さんという雰囲気ですが、アクションシーンはキレキレです。昨夜最終回を迎えたTBSドラマ「天国と地獄」でもカッコいい刑事役を演じていましたし、惚れてしまいますよね。
2021年3月19日(金)
胃カメラ検査の結果
 今日は休暇を取って、先月行った健康診断で要精検となってしまった胃の検査に行ってきました。一昨年の大腸、昨年の胃に続いて、今年は再び胃と、これで3年続けての再検査です。一昨年の大腸内視鏡、昨年の胃カメラと続けてお世話になっている先生のところに、「また引っかかってしまいました!」と胃カメラをお願いしました。バリウム検査の診断を診た先生が言うには、「これは昨年とおなじところだなあ。大丈夫だと思うけど診てみましょう」とさっそく胃カメラ検査。昨年初めて鼻からカメラを入れましたが、口から入れるより楽ですね。昨年は万一を考えて細胞を取って検査もしましたが、今年はそれもなく問題ないということで終了。あ~ひと安心。良かったです。それにしても、年取るといろいろ体にガタが出てきますねえ。
 今、日本アカデミー賞の発表を観ています。気になっていた主演男優賞。元スマップの草彅剛くんと嵐の二宮和也くんがノミネートされていたので、ある意味興味津々の皆さんも(かくいう僕もそうですが)いると思いますが、結果は「ミッドナイト・スワン」の草彅くんに軍配が上がりましたね。ジャニーズ事務所を退所してから地上放送から姿を消し、活躍する場面が限られてしまった中で、よく頑張りましたね。更にその勢いで作品賞も「ミッドナイト・スワン」が受賞しました。「ミッドナイト・スワン」は地元では公開日が短かったので観ることができませんでしたが、DVD化されたらぜひ観たいです。関係者の皆様、おめでとうございます。
 主演女優賞は長澤まさみさん。「マザー」のいわゆる汚れ役が評価されたようですね。いやぁ~いい女優さんになってきました。
 残念だったのは、助演男優賞にノミネートされていた「罪の声」の宇野祥平さんが受賞できなかったこと。ノミネートされた5人の中では、やっぱり渡辺謙さんが一番存在感はありましたが、宇野さんが演じた子供の頃に脅迫電話の声に使われ、幸せな人生を送ってこなかった男の演技は感涙モノでしたけどねえ。受賞ができませんでしたが、宇野さんに再度拍手です。
 受賞者ではありませんが、気になったのは昨年主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンさんが司会をしていたこと。髪の毛をシルバーなのかゴールドなのか、よくわからない色に染めていたのには強烈な印象を受けましたが、彼女も受賞以降活躍しましたね。あれだけ日本語を話すことができるようになるのは凄いことです。今後の一層の活躍に期待です。 
2021年3月18日(木)
明日は胃カメラ検査
  先月行った会社の健康診断で、胃のバリウム検査がまた要精検となってしまい、明日休暇を取得して胃カメラ検査を受けに行ってきます。昨年も胃、一昨年は大腸と、このところ要再検査ばかりです。まだまだ生きていろいろなことをやりたいし(特に昨年からの新型コロナの感染拡大で舞台も展覧会も観に行くことができなかったし)、胃癌だったら困るなあと不安を抱えながら検査に行ってきます。
2021年3月17日(水)
緊急事態宣言解除です
  新型コロナの感染拡大直前の昨年2月に観に行った舞台が、つかこうへいさんの「飛龍伝2020」でしたが、あれから1年が過ぎ、未だに東京に行くことができず、舞台も全く観ていません。その舞台で主役を演じていたのが元欅坂46の今泉佑唯さんでしたが、彼女は今、大変なことになっていますね。つかこうへい作品の舞台で主役を張って、これから飛躍していくのかと思いきや、愛する人との生活を選んで、それもまた人生だよなあ、幸せになってほしいなあと思ったのがつい先頃。まさか、こんな事態になるとはねえ。辛いでしょうね。
 菅総理が21日に緊急事態宣言を解除することを発表しました。しかしながら、今日の東京の感染者は400人越え。いくら緊急事態宣言下でも国民がすっかり慣れて効果がないといっても、解除をして何も対策を講じなければまた感染者が増加していくだけだと思いますが。結局、何も学ばないんですよね。
2021年3月16日(火)
アカデミー賞ノミネート作品発表
  アカデミー賞のノミネート作品が発表になりました。作品賞はアメリカの車上生活者を描く「ノマドランド」、韓国出身の移民一家を描く「ミナリ」、ベトナム戦争への抗議運動から逮捕・起訴された7人の男の裁判の行方を描いた「シカゴ7裁判」、ごく平凡な生活を送っているかに見える女性の周囲の知らない別の顔を描く「プロミシング・ヤング・ウーマン」、聴覚を失ったドラマーの青年の葛藤を描いた「サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ」、「市民ケーン」の脚本家、ハーマン・J・マンキウィッツを描く「Mank(マンク)」、アンソニー・ホプキンスが認知症の父親役を演じる「ファーザー」、そして日本公開未定でその内容がわからない「Judas and the Black Messiah」の8作品。
 巷の予想では「ノマドランド」が本命で「ミナリ」が対抗のようですね。「ミナリ」が受賞すれば、昨年の「パラサイト」に続いて韓国人家族を描いた作品(「ミナリ」は国籍はアメリカのようですが)となりますね。
 個人的に一番見たいのは「シカゴ7裁判」ですが、この作品と「Mank(マンク)」はNetflixオリジナル作品なので、Netflixに入っていないと観ることはできませんし、わずかな映画館での上映も地元ではないし、残念です。授賞式はコロナの関係で二か月延期され4月26日です。その前に「ノマドランド」と「ミナリ」は公開されるので地元の映画館で公開されたら観に行きたいですね。
 昨日、今日と気温が上がり、すっかり春めいてきたせいか、帰宅して窓際に置いてあるコーヒーの木を見ると、白い花が2輪だけですが、咲いていました。花が咲くのは久しぶりです。今年は豆が取れるかなあ・・・
2021年3月11日(木)
東日本大震災から10年
  今日は東日本大震災から10年目の日。新聞はもとより、テレビでは朝から震災関連の番組が流れています。10年が過ぎても、震災で破壊された東京電力の福島原発ではいまだ溶解核燃料の除去に着手できていません。増え続ける汚染水の対処もこれからです。廃炉はこれからまだ数十年はかかると言われています。震災を経験した人の多くが亡くなった後でないと廃炉ができないということですよね。行方不明者も2500人以上いて、捜索は続いています。家族からすれば諦めきれないですよね。10年が過ぎましたが、まだまだ、「あの時あんな大震災があったよね。」という軽い気持ちでは語ることはできません。
 TBSテレビの「音楽の日」を見ていました。自衛隊の松島基地で歌ったMISIAさんの「さよならも言わないままで」の熱唱を聴いていて涙が出てきました。 桜井さんとMISIAさんのコラボも良かったですね。
2021年3月8日(月)
東日本大震災の日が近づいてきました
 今週木曜日、3月11日は東日本大震災が起きてから10年目の日。このところ地震発生の日から10年経過ということもあってか、テレビ、新聞等で特集が組まれています。いまだに行方不明者が2500人を超えるという中、心の中ではあの3月11日がまだ続いている人は多いのでしょうね。当時、仙台で学生時代を過ごしていた息子の引越しの手伝いに行くために休暇を取って出発しようとしていた僕にとっても、1日早い出発だったなら実際に仙台で被災していただろうなと考えることもあり、テレビで田畑を猛スピードでなめるように流れていく津波や海岸の堤防を乗り越えて街中に流れ込む津波の映像は未だに忘れることはできません。
 10年過ぎても復興はまだまだ道半ばですし、津波による原発の破壊で帰還困難地域になってまだ故郷に戻ることができない人も多いようです。この狭い国土の日本で、立ち入ることができない場所ができるなんて、想像もつかなかったですね。いったい地震の爪痕はいつになったらなくなるのでしょうか。
 呉勝浩さんの「おれたちの歌をうたえ」(文藝春秋)を読書中。600ページという大部ですが、読ませます。
2021年3月3日(水)
緊急事態宣言は解除かそれとも延長か
  今日の東京の感染者数は316人。このところ、感染者数が減少していますが、それでもまだ300人越えで、減少のスピードが鈍化しています。緊急事態宣言解除の予定日が7日に迫っていますが、解除してしまって大丈夫かなあと危惧を覚える人も少なくないと思います。中途半端に解除してまた増加するより、しっかり減少してから解除した方がいいのではないでしょうか。そんな中、夕方に菅総理が会見をして2週間程度の延長を検討すると発表しました。さて、どうなることでしょう。早く、マスクも外して友人たちと居酒屋で飲むことができるようになればいいなあ。
2021年3月1日(月)
3月になりました
 今日から3月です。ようやく暖かい日が続くようになってきました。医療従事者への新型コロナのワクチン先行接種も始まりましたし、早く日常が戻って欲しいですね。
 今月の読書は、何を差し置いても、毎年この時期の発売が楽しみな宮部みゆきさんの三島屋変調百物語シリーズ「魂手形」です。主人公がおちかから三島屋の次男、富次郎に代わってから2作目となります。シリーズ第7弾ですが、百物語まではまだまだですね。宮部さん、僕が生きているうちに百物語を完了してください!
 今月の映画は、まずは吉田修一さん原作の「森は知っている」の映画化である「太陽は動かない」。スパイ組織のエージェントで、心臓に爆弾が埋め込まれた鷹野と田岡を藤原達也さんと竹内涼真さんが演じます。今月はそのほか、公開が延期になっていた綾瀬はるかさんと西島秀俊さんが夫婦役を演じる「奥様は、取り扱い注意」がようやく公開されます。テレビドラマの続編ですが、とにかく綾瀬さんのカッコいいアクションシーンが見ものです。同じようにようやく公開となる塩田武士さんが主人公を大泉洋さんをあて書きした小説の映画化「騙し絵の牙」も期待大です。原作を読んでいるとラストの驚きを知ってしまっているのは残念ですが。