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身辺雑記(2020年3月)

2020年3月31日(火)
令和元年度も終わりです
  今日は令和元年度最後の日。年度末でただでさえ慌ただしいのに、今年は新型コロナウィルスの蔓延で、余計な仕事が増えて慌ただしさが倍増です。今日も東京では感染者が最高となり、落ち着きを見せません。このままでは爆発的な感染が起こって、首都封鎖が起きるのも冗談ではなくなってきました。本当なら桜咲く中、新しい旅立ちをしていく人で世間は明るさに満ちているのに、今年はどこか重苦しい雰囲気のままです。東京都知事の夜の飲み屋等への入店自粛要請があって、テレビで報道される夜の繁華街はいつもより人出が相当少ないです。早くワクチンなり特効薬が開発されるのを待つばかりです。
2020年3月28日(土)
東京の外出自粛
 今日明日は東京では外出自粛が要請されています。どうせ若者たちは守らないだろう、渋谷のスクランブル交差点は相変わらずの人だろうと予想していたのですが、テレビで見るとそれが意外にも通常よりかなり少ない人出。日本人って、こういうところきちんと守るんですねえ。ちょっと見直しました。とはいえ、今日も東京は昨日より多い感染者となっています。今日明日の効果が表れるのはもっと先なんでしょうけど、ただ、月曜日からまた仕事で人は外へ出ざるを得ないですから、果たしてこの2日だけの自粛はどんなものなんでしょうね。
 こちらは、東京と違って外出自粛ではなく、東京へ行くことの自粛が知事から要請されているだけですが、そうはいってもあまり人出の多いところには行きたくありません。今日も断捨離を行い、久しぶりに読書と新型コロナウィルスの感染が広がる前に観に行った映画の感想をHPにアップしました。これからは、以前のように少しずつでもHPのアップを行っていきたいと思います。
2020年3月27日(金)
不要不急の外出自粛
 日記を書くとなれば新型コロナウィルスの感染の話にばかりなってしまいます。ついに東京オリンピックは延期となりましたし(遅すぎますよねえ)、小池百合子東京都知事は首都封鎖の可能性も言及し始め、この週末の不要不急の外出の自粛を要請しました。でも、そんな中でも感染が蔓延しているスペイン等に旅行して感染してくる人はいるし、夜の繁華街は相変わらず混雑しているなど、危機感をまったく感じていない人も多いようです。その割には、小池知事の会見の後のスーパーは、食料品が品不足になるのではと慌てて食料品を買い求める人でごったがえしていたようですが。これではトイレットペーパーの騒ぎの二の舞ですね。
 好きな映画を観に行くこともここ1月以上ありませんし、舞台のチケットも取る気がしません。夜飲みに行くこともこのところありません。これらに関わっている人には申し訳ありませんが、感染しないようにと思うと、なかなか足を向けられませんね。
 外出を控える中でこのところ行っているのは断捨離。というより終活です。捨てる本は捨て、売れる本は売って、家の中を身軽にしています。1冊1500円以上した本が売るときは1円とは、あまりに悲しいですが、その気持ちは吹っ切って整理に励んでいます。
 若い頃、集めたLDも今ではゴミ同然。映画もブルーレイの高画質で観ることができる今、こんな高い値段のものを買わなければ貯金も貯まっていたのになあと後悔もしながらの片付けです。
 職場の健康診断で胃の要再検査との結果が出てきたので、先日胃カメラの検査を受けたのですが、初めて鼻から入れる胃カメラを経験しました。今まで、胃カメラといえば、麻酔をしても喉を通るときはゲエゲエと苦しい思いをしてきましたが、鼻から入れる胃カメラはその苦しさがほとんどなく、これから胃カメラは鼻からだなと思いました。まあ先生の腕の良さも多分にあったのでしょうけど。検査で胃にポリープが見つかり、細胞を取った検査結果が昨日出ましたが、まったく問題ないとの結論。細胞を取って検査すると言われたときはどうなることかと思いましたが、良かったです。
2020年3月11日(水)
東日本大震災から9年目の日です
 今日は、東日本大震災から9年目の日。あの日、仙台に住む息子の引越しの手伝いに車で出かけようとしている時でした。車が大きく揺れ、凄い風だなあと能天気に思ったときに息子からかかってきた「凄い揺れだよ!」という電話。家に戻ってテレビで見た津波が家屋を飲み尽くしていく様子は未だに忘れることはできません。新型コロナウィルスの関係で全国追悼式も中止になりましたが、あの惨劇は国民誰もが決して忘れてはいけませんね。
 新型コロナウィルスが鎮静化しません。大相撲は無観客で始まり、春の高校野球も中止、プロ野球も開幕戦が延期になるなど、様々なイベントが中止・延期となり、日本経済への影響は計り知れません。宝塚歌劇も先日再開しましたが、世間の批判が強かったのでしょうね、再び中止になりました。時期尚早だったのでしょう。地元でもついに感染患者が発生したこともあって、映画館とか密閉された場所にはなかなか行こうという気になりません。映画館の予約状況を見ても、ガラガラです。いくら大手のシネコンといっても、これでは経営が成り立たないでしょう。早く、映画館の大きなスクリーンで映画を観ることができるようになればいいのですが。
 このところ、断捨離に精を出しています。本にしろDVDやCDにしろ、僕にとっては思い出のあるものでも、亡くなった後に残される子どもたちにとってはゴミでしょうから。
2020年3月2日(月)
3月です
 新型コロナウイルスの感染が止まりません。感染者が多い北海道では非常事態宣言が出されるし、日本全国の学校は今日を皮切りに休校措置が取られるようです。子どもへの感染防止ですが、働く親にとっては学校に行かない子どもをどうするかが頭が痛いところですね。
 世間ではマスク不足に加え、トイレットペーパーなどの紙類も不足するというデマがSNSで拡散し、先週からどこのスーパー、ホームセンター、ドラッグストアともトイレットペーパーが見当たりません。政府も業界も、トイレットペーパーはマスクと異なって中国ではなく国内で生産されているので、在庫は大丈夫と言いますが、現実にスーパー等の棚は空で、いつ入ってくるか未定ですと書かれた紙を見ると、今あるものがなくなったらどうしようかと不安になります。
 このところ、忙しくて読書の時間が取れません。そんな中で今月はどうにか少しでも読書の時間を取りたいと思っていますが、まずは柚月裕子さんの「暴虎の牙」(角川書店)です。「孤狼の血」シリーズの完結編です。次に、長岡弘樹さんの「緋色の残響」(双葉社)が気になります。「傍聞き」のシングルマザー刑事の啓子と一人娘の菜月のコンビが全編の主役を飾る連作短編集です。それ以外では、東野圭吾さんのノンシリーズ作品である「クスノキの番人」(実業之日本社)、樋口有介さんの「礼儀正しい空き巣の死」(祥伝社)、額賀澪さんの「できない男」(集英社)、小路幸也さんの「三兄弟の僕らは」(PHP研究所)などでしょうか。
 映画も2月14日に「1917 命をかけた伝令」を観て以来、観ていません。映画館は大勢の人が締め切った空間に集まりますから、感染の可能性は高いと言わざるを得ません。こんな状況では、みんな敬遠しますよねえ。シネコンではない小さな町の映画館がこの時期を乗り切れるか心配です。
 とりあえず、今月の映画の一番は女優ジュディ・ガーランドをレニー・ゼルウィガーが演じ、先頃のアカデミー賞で主演女優賞を受賞した「ジュディ 虹の彼方に」です。ジュディ・ガーランドといえば「オズの魔法使い」の子役の頃しか知らないのですが、10代にしてトップ女優となったジュディが、成長していくに従いどうなっていったのか、興味深いです。洋画ではそのほか、「スーサイド・スクワッド」でマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインを主役にした「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」くらいでしょうか。邦画は、知念実希人さん原作の同名小説の映画化「仮面病棟」、「家政婦のミタ」や「女王の教室」を手がけた脚本家、遊川和彦さんの監督作品である「弥生、三月 君を愛した30年」でしょうか。
 どちらにしても、新型コロナウィルスの感染が落ち着かないと映画も観に行くことができません。早く終息すればいいのですが。