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身辺雑記(2018年7月)

2018年7月25日(水)
暑いのに食欲はあります
 猛暑日が続きます。夜もエアコンなしでは眠れない日が続き、身体はだるいのですが、なぜか食欲はなくなりません。更に、このところ暑いと言ってはビール(発泡酒です)を飲むので、体重の増加が止まりません。非常にまずい状況にあります。視線を下に向けるとウエストの膨らみが目立ってきました。これではメタボです。やっぱり、年を取ると新陳代謝が衰えてきますねえ。夕食に食べる量を考えなくては。
 10月5日から上野の森美術館で開催される「フェルメール展」のチケットが本日から発売されました。混雑が予想されるせいか、日時指定の入場制だそうです。チケット代も2500円と他の展覧会に比べて割高です。フェルメールの現存するとされる35点の中の8点が展示されるということで、最近のフェルメール人気を考えると¤相当の混雑を覚悟していかなければならないようです。さて、いつ行こうかなあ。
2018年7月23日(月)
とうとう40度越え
 今日は最高気温が40.3度になり、ついに40度を超えました。7月の観測史上2度目の40度超えだそうです。駐車場に置いておいた車の中は熱湯状態でハンドルに触るのもやけどをしそうです。夜になっても毎日エアコンをつけなければ眠ることができない日が続き、身体の疲れが取れません。当分この暑さは続くということですから、体調を崩さないように気をつけないといけませんね。
2018年7月20日(金)
とにかく暑いです
 連日の猛暑日。これで7日間連続です。夜も昨夜まで4日間連続熱帯夜が続きます。今夜も連続熱帯夜は途切れそうにありません。やはり、暑いと寝苦しくて熟睡できないし、かといってエアコン付けたまま眠るのも体には良くないし、とにかく疲れます。大雨で被災した地域の人々はこの暑さで片付けをするにも熱中症に気を付けなければならないし、大変ですよね。水道が復旧していないのが一番のネックです。避難場所にいる方々もこの暑さの中冷房もなく、どうしているのでしょう。政府もカジノ法案や定数増法案成立に血眼になっていましたが、今は被災地への支援にまずは力を注ぐべきだったでしょうに。まあ大雨が降るのが分かっていながら酒盛りをしていた人たちに、そんなことを言ってもどこ吹く風でしょうけど。
 先日、真保裕一さんの「遊園地に行こう!」を読みましたが、そこでも話に出ていたショーやパレードに出ている社員(作品中ではアルバイト)の労働問題が現実でも表出しました。ニュースによると、東京ディズニーランドでキャラクターの着ぐるみを着てショーやパレードに出演してきた女性社員2人が過重労働やパワーハラスメントで体調を崩したのは運営会社のオリエンタルランドが安全配慮義務を怠ったためだとして、計約755万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こしたそうです。一人は着ぐるみを着てショーやパレードに出演し、腕などに激痛が走る「胸郭出口症候群」を発症したとのこと。首や肩、腕に重い負荷がかかる業務を続けていたことが発症を招いたとして労働基準監督署に労災申請して認定を受けたそうです。夢を与える裏では社員に過酷な労働が求められていたのですね。さてさて、裁判の行方はどうなることやら。
2018年7月14日(土)
充実の一日
  三連休初日。今日は気温が37度まで上がるという予報の中、朝から東京へ出かけました。
 新宿に着き、まずは東口近くの新宿武蔵野館に映画「ルームロンダリング」を観に行きました。訳あり物件の事故の履歴を消すために、短期間賃借人としてその訳あり物件に住むことを仕事にする八雲御子が主人公。原田ひかさんの「東京ロンダリング」が同じ設定の小説でしたね(感想はこちら)。その八雲御子、実は幽霊を見ることができるという女の子。もう僕好みの設定で、東京に行くついでに観ようと思ったのですが、これがストーリーも僕好みで当たりの映画でした。御子を演じた池田エライザさんが可愛いかったですねぇ。映画版の「みんな!エスパーだよ!」にヒロイン役で出演していたようで、ユーチューブで見ましたが、全然イメージが違います。断然こちらの方がいいですね。これはファンタジー好きにはおすすめ映画です。
 昼食を食べて午後は紀伊國屋ホールで「新・幕末純情伝」を観劇。今回、沖田総司を演じたのは元AKB48(元NGT48でもあるようです。)の北原里英さん。以前、元SKE48の松井玲奈さんも演じましたが、個人的には松井さんの方が好きです。でも、以前観た中では桐谷美玲さんが一番の好みですけど(それ以前の広末涼子さん、石原さとみさんの沖田総司が観たかった・・・)。
 坂本龍馬がジェットストリームの音楽にのって客席から登場するシーンは何度見てもしびれますねぇ。また、桂小五郎の泥水を手で掬って土を食べるシーンは何度観ても泣けます。つかこうへいさん脚本の機関銃のように繰り出されるセリフを言うのも役者さんたち大変です。時々、災害の夜に政治家たちが宴会してたとか、ドサクサに紛れて議員定数を増やそうとしているといった時事ネタもあり客席から大きな笑いも起こりました。坂本龍馬を演じた味方良介さんがセリフを忘れたシーンもありましたが、うまく近藤勇役の久保田創さんがカバーしていました。久保田さんは上手いですね。さすが元北区つかこうへい劇団の劇団員です。つか作品には欠かせません。やっぱり、つか作品最高です。満足の2時間10分でした。今度は「飛龍伝」をやってくれると嬉しいのですが・・・。
 観劇の後は上野へ。上野の森美術館で開催中の「エッシャー展」を観に行きました。金・土は夜8時まで開館延長ということで混雑を避けて夕方観に行ったのですが、空いてると思ったら、大誤算。館外にまで行列ができていました。夕方で木陰だったので良かったのですが、これが昼間だったら昨日の暑さではたまったものではありません。30分ほど待って入場しましたが、館内も大混雑。係員は少しずつ歩きながら観てくださいと連呼していましたが、エッシャーのだまし絵ですから、それはなかなか無理。みんな立ち止まってああでもないこうでもないと言っているのですから、列は進みません。特にカップルはどうにもなりませんね。前は空き後ろは詰まっているのに絵の前で2人の楽しい時間を過ごしていて、周りは目に入っていません。しょうがないので、列から外れて空いているところから観ながら回りました。もう一度よく観たいと思って、高かったけど図録を購入。手で押さえなくても180度開く「コデックス装(糸がかり製本)」という豪華製本です。ブックバンド付き2700円でした。
 人混みでだいぶ疲れましたが、展覧会のあとは再び新宿に戻り、乗る電車の時間を遅らせて、もう一本映画を観ることにしました。たまたま今日から公開で、午前中観た映画館で舞台挨拶があった「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」です。知らなかったのですが、人気漫画の映画化だそうです。原作が漫画となれば観客は若い子ばかりかなと危惧していたのですが、意外に年配の方も多くてホッとしました。主人公は吃音がひどくて、自分の名前も言えない大島志乃。そんな志乃がクラスの中で唯一友だちになれたのが孤高の少女・岡崎加代。志乃が歌を歌うときは吃音がないということで、学園祭で2人で歌を歌おうと決意して練習に励むのですが・・・という少女たちの青春ストーリーです。ラスト、2人の関係はどうなったのか、気になります。ただ、ちょっと言わせてもらえば、高校生になるまで、あの吃音は親も学校もどうにかしなかったのか?中学時代はどうしていたんだろうと考えてしまいます。
 結局、今日は映画二本と舞台一本に展覧会が一本という強行日程でした。もうお腹いっぱい、満足です。外は酷暑でしたが、移動を除けば、ほとんど冷房の中だったので、あまり暑さも感じることなく、充実した一日でした。
2018年7月6日(金)
オウム死刑囚に執行
 今日は午前中、大きなニュースがありました。オウム真理教の松本智津夫死刑囚ら7人の死刑が執行されました。日本ではテロなど起こらないと高をくくっていた国民を震撼させた地下鉄サリン事件などの凶悪事件に一つの区切りがつきました。若い頃たまたま富士山の麓の町を仕事で回っていたときに、上九一色村にあったサティアンから逮捕された松本死刑囚が連行されていく車列に出会いました。あれからもう25年近くが過ぎました。長かったですねえ。事件の被害者の方、また、亡くなられた方の家族はどんな思いで死刑執行のニュースを耳にしたのでしょうか。結局、あれだけの高学歴の人たちが、壁をすり抜けるとか空中浮遊をするなどという馬鹿なことを言う松本智津夫になぜ心酔したのか、彼の命令に従って殺人を犯すということに躊躇はなかったのか等々を知ることはできなくなりました。
 西日本は大雨で各地に被害が出ているようです。被害が大きくならないことを祈るばかりです。
2018年7月3日(火)
日本、大善戦
  今朝の明け方に行われたサッカーワールドカップの決勝トーナメント、日本対ベルギー戦を観るために前夜は9時に布団に横になりました。目覚まし時計のベルで3時に起床、テレビの前に座って観戦しましが興奮しましたねえ。ホント惜しかったです。後半早々に2点を取ったときには、これは!と思いましたが、そこはさすがベルギーでした。残念でしたが、日本選手に拍手です。正直のところ、これほどまでに善戦するとは思いませんでした。謝らなくてはいけません。でも、接戦といっても勝たなければ何にもなりません。長谷部選手や本田選手はこれで代表を引退するそうですから、若手選手の台頭で次回はぜひ決勝トーナメントでの勝利を掴み取って欲しいですね。
2018年7月1日(日)
1年の後半に突入です
 今日から7月に入りました。早くも1年の後半に突入です。今年の関東甲信越地方の梅雨明けは観測史上初めての6月中ということで、今日も午前中から30度を超える暑い一日となりました。エアコンもつけないと部屋の中にいることができない暑さです。
 先の金曜日の夜はスター・ウォーズのスピンオフ作品の「ハン・ソロ」を観てきました。アメリカでは興行的に予想外にコケてしまったようで、公開前からネットでは批判的な論調が多くて期待できなかったのですが、それほどひどくはないというのが個人的な感想です。確かに同じスピンオフ作品である「ローグ・ワン」に比べると感動という点では劣りましたが、今回はハン・ソロという人物について、“ハン・ソロという名前は実は”とか、“チューバッカとどう出会ったのか”とか“ランド・カルリジアンの船だったミレニアム・ファルコン号がどうしてハン・ソロの船になったのか”などの謎が明らかとなり、そういう点ではシリーズファンとしては楽しむことができました。それにしても、ハン・ソロの恋人だったキーラはその後どうなったのでしょう。まさか、スピンオフでこの後をまた描くのかな・・・。
 昨晩は池井戸潤さん原作の同名小説の映画化、長瀬智也さん主演の「空飛ぶタイヤ」を観てきました。元々池井戸潤さんの原作が、中小企業が財閥系の大企業相手に戦って倒産の危機まで追い込まれながら最期は勝つという爽快な小説でしたので、映画もストーリー的に面白くないわけがありません。ストーリー以外でも長瀬さんのほか、最近旬のディーン・フジオカさんや高橋一生さんも起用して女性の観客にもアピールしています。2時間飽きさせません。
 今月の読書は、何といっても「空飛ぶタイヤ」が公開中の池井戸潤さんの「下町ロケット ゴースト」(小学館)です。下町ロケットシリーズ第3弾、今回も佃製作所に危機が訪れるようです。
 今月の映画は、「ジュラシック・ワールド」の続編、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」です。前作に主演したクリス・プラットとブラウス・ダラス・ハワードらメインキャストが続投します。ミニ・シアター系では「ルーム・ロンダリング」が面白そうなので、時間が合えば舞台を見に行った時に観たいです。
 舞台はつかこうへいさんの「新・幕末純情伝」を紀伊國屋ホールで。沖田荘司役がAKB48の北原里英さんというのが、AKB頼みで観客を呼ぼうとしているようで嫌なのですが、以前元SKEの松井玲奈さんが演じたときは意外に頑張っていたので、今回の北原さんにも期待したいですね。
 舞台を観に東京に行った際は、上野の森美術館で開催中の「ミラクル エッシャー展」も観に行く予定です。