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身辺雑記（２０１８年４月）

2018年4月30日（月）
ＧＷ前半
　ＧＷ前半が終了。先週の浜松旅行があったので、今週はのんびりとしていました。映画を２本、「アベンジャーズ　インフィニティ・ウォー」と「レディ・プレイヤー１」を観に行っただけです。
　ＧＷ期間中とあって、どちらも大勢の入場客でした。特に「アベンジャーズ～」はほぼ満席。その上、外国人の客が目立ちました。僕の席の右隣もインド系の女性、左隣は中国系の女性でした。今回は、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメンバーも登場していたので、かなり笑いのシーンもあったのですが、字幕ではそれほど大笑いのセリフではないのに、両隣の女性は大笑い。何だか笑わないといけないのかなと思い、彼女らに合わせて笑ったふりまでしてしまいました。あ～恥ずかしい。英語ができないのがこんなに残念に思ったことは久しぶりです。「アベンジャーズ～」は、これまでのマーベル・シリーズのキャラが続々登場。これではギャラだけで大変だっただろうなぁと変なところに感心してしまいました。映画はラスト「え～！！！」という驚きの展開のまま終了。これは続きが気になります。あの人、どうなってしまうのでしょう・・・
　「レディ・プレイヤー１」は、世界中の人々がＶＲの世界に夢中になっている２０４５年の世界が舞台です。ＶＲの世界が凄いです。スティーブン・スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」のティラノサウルスやキングコングが登場。片隅には世界中の女の子に人気の日本の誇るキャラも登場しています。更に驚いたのは、某映画のキャラが有名な音楽付きで出てきますし、アニメの某キャラも登場。スティーブン・スピルバーグ監督がいかに日本のエンタメが好きかの証明ですね。
　明日からは５月。４月はさすがに慣れない職場で疲れましたが、２日出勤すればＧＷ後半の４連休です。
2018年4月24日（火）
１万円選書
　昨夜ＮＨＫの「プロフェッショナル」で北海道の砂川市にある本屋さんが行っている「１万円選書」のことが放映されていました。本に関することだったので何気なく見ていたのですが、この本屋さん（「いわた書店」という名前です。）の店主の岩田さんは、それぞれの人のカルテに基づいた約１万円分の本の選書をしてくれるというサービスのようです。注文が殺到して、いまでは年に２回ほどしか募集をしていないようです。こめカルテというのが、「今までのベスト本２０冊」とか「最近気になったニュース」、更には「これまでの人生でうれしかったこと、苦しかったこと」、「自分にとっての幸せとは何か」といったその人の人生や価値観を表すともいっていい質問項目が並んでいます。岩田さんは、この質問に対するそれぞれの人の回答から、その人に合った本を選んで送ってくれるというシステムだそうです。なかなかカルテを書くのがひと苦労ですが、これに基づき、どんな本を選んでくれるのかはちょっと興味あります。今度募集があったときに、応募してみたくなりました。
　セバスチャン・フィツェックの「乗客ナンバー２３の消失」（文藝春秋）読了。豪華客船の中での親子失踪事件を追う刑事を描きますが、今年ここまで読んだ海外作品の中でナンバー１の面白さでした。おすすめです。
2018年4月23日（月）
浜松へ食い倒れの旅
　土曜日、日曜日と息子と娘が僕と妻の二人の退職祝いに美味しいものを食べに行こうと、家族で浜松に旅行してきました。
　美味しいものとは「うなぎ」。最近は値段が高くなったので、なかなか食べることができません。いい機会に本場に食べに行こうと、浜松まで向かいました。暖簾をくぐったのは、息子が選んだ「うなぎの藤田」。開店近くに入店したので、待つことなく小上がりの席を確保することができました。贅沢にうなぎ一匹のうな重（山）を注文、更に白焼きも食べました。美味しかったです。暑かったので、昼から飲んだビールも最高でした。会計は息子と娘がご馳走してくれました。ホント、嬉しかったですねぇ。
　昼食のあとは浜名湖土産といえば「これ！」というほど有名な「うなぎパイ」の製造工程を見せる「うなぎパイファクトリー」へ。お土産にうなぎパイを買って、次は浜松観光の一番の人気スポットである航空自衛隊浜松基地にある「浜松エアーパーク」へ。１昨日はＦ１５、Ｆ２戦闘機の地上展示があったため、戦闘機ファンが多いようで駐車場は満車。時間潰しに行っただけだったので、どうしようかと迷ったのですが、せっかく来たのだからと、駐車場が空くのを待って入場しました。これといって興味がないので、ささっと観ただけでしたが、ファンの人は熱心に航空自衛官に質問していましたね。自衛官はさすがに皆逞しい！
　その後は浜名湖周辺をドライブしながらホテルにチェックインしました。夕飯はお寿司。海に近いとネタが違います。冷酒に刺身がまた美味しかったです。ここも息子と娘が会計を持ってくれました。感謝感激です。
　食い倒れ旅の最後は浜松餃子。昨日の昼食にネットで調べた人気店に行ったのですが、開店前に行ったのにもかかわらず、既に長蛇の列でした。１時間ほど待って入店。野菜が細かく刻まれた食感で美味しかったし、いくつでも食べることができそうな感じでした。宇都宮に対抗する浜松餃子、美味しかったです。ここは僕と妻とで会計を持ちました。昨日のうなぎと寿司に比べるとあまりに少な過ぎますけど。
　１泊２日の食い倒れの旅、息子と娘には本当にお世話になりました。家族って本当にいいなぁと今更ながら改めて実感できる旅でした。
2018年4月15日（日）
「プーシキン美術館展」と「髑髏城の七人　Ｓｅａｓｏｎ極」を観てきました
　今日は朝から雨の中、東京へ。まずは東京都美術館で昨日開幕した「プーシキン美術館展」を観に上野に。雨も上がった上野は、パンダを見にきた人なのか、動物園の前は長蛇の列でした。それとは対照的に美術館は開幕したばかりのせいなのか、入場客は少なく、ゆっくりと絵の前に佇んで鑑賞することができました。
　展覧会の内容はプーシキン美術館が誇るフランス絵画コレクションから近代風景画の傑作６５点の展示でした。個人的に一番観たかったのはモネの「草上の昼食」。マネに裸婦が描かれていることで当時問題となった「草上の昼食」がありますが、こちらはそれほど注目は浴びなかったようです。モネといえば、やっぱり太鼓橋と睡蓮の絵もありました。ルノワールの「庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰」は前に観た「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会の準備段階で描かれたものだと考えられるそうです。そのほかユベール・ロベールは“廃墟のロベール”らしい廃墟となった神殿を描き、アンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」は、見ただけでルソー作品だとわかるジャングルの絵を描いています。なかなか好みにあった展覧会で、図録とポストカードを購入しました。図録はカバーが４種類あり、ルソーも気になったのですが、もちろん「草上の昼食」のものにしました。
　そのあとは豊洲にあるＩＨＩステージアラウンド東京で公演中の「髑髏城の七人 Season極」へ。昨年から公演が続いている「髑髏城の七人」シリーズの第五弾、最後の作品になります。今回の作品はこれまでと異なって、捨之介も蘭兵衞も登場しません。主役は極楽太夫ですが、無界の里の住人ではなく、一時里に腰を落ち着ける渡り遊女という設定になっています。そして、この極楽太夫を演じるのが天海祐希さん。今までは、捨之介、蘭兵衛、天魔王それぞれに見所のシーンがあったのですが、今回はもう天海祐希さん一人に集約されてしまった感があります。とにかく、天海祐希さんの存在感がすごいです。贅沢をいえば、もっと歌を歌って欲しかったです。個人的に大好きな「鳥」の時の休憩前の蘭兵衞が一人で髑髏城に乗り込んで行くシーンの蘭兵衛を演じる早乙女太一さんのカッコよさには感動してしまうのですが、今回は極楽太夫が髑髏城に乗り込みます。もちろん天海祐希さんもカッコいいですが、蘭兵衛を観たかったなあとちょっと贅沢なことを考えてしまいました。ただ蘭兵衛に代わる夢三郎役の竜星涼さんは熱演でしたねぇ。早乙女さんほどとはいえませんが、なかなかの演技でした。
　一番後ろの席だったので、役者さんの表情はわかりませんが、舞台全体が見えるというメリットもありました。回る観客席も今回で３回目ですが、堪能しました。ラストの七人が並ぶシーンも相変わらずですが、ホント感動です。カーテンコールで天魔王役の古田新太さんがプロレスラーのカブキみたいに霧吹きをしました。会場大喝采。さすがエンターテイナーです。来月もう一回、今度は妻と観に来ます。IHIステージアラウンド東京を初めての妻がどういう印象を持つのかも楽しみです。
2018年4月2日（月）
初めての出勤
　新年度が始まりました。今日から新しい会社に出社。通勤時間がどれくらいかかるか予想できなかったので、早めに家を出たら、予想外に早く着いてしまい、ちょっと手持ち無沙汰でした。この時期はいつもそうですが、新しい仕事仲間がどんな人物なのか、相手のことを知るまで毎日緊張するので疲れます。
　今月の読書は、まずは宮部みゆきさんの“三島屋変調百物語”シリーズの５作目になる「あやかし草子」です。シリーズ新作を出すたびに出版社が変わりますが、今回は角川書店からの発売になります。そして４月となれば恒例の小路幸也さんの“東京バンドワゴン”シリーズです。待望の第１３弾はビートルズの曲を題名にした「ヘイ・ジュード」（集英社）になります。さて、今回はどんな話になるのか、楽しみです。
　今月の映画は、まずはスティーブン・スピルバーグ監督のＳＦアクション作品「レディ・プレイヤー」。作中のゲーム世界にはアメリカはもとより日本のアニメやゲームに由来するキャラクターやアイテムが多数登場するそうなので、ゲーム好きで混雑しそうです。「パシフィック・リム　アップライジング」は「パシフィック・リム」の続編です。「スター・ウォーズ　フォースの覚醒」で一躍世界的に知られることとなったジョン・ボイエガが主演です。日本の菊地凛子さんも続投だそうです。月末には“アベンジャーズ”シリーズの第３弾「アベンジャーズ　インフィニティ・ウォ－」が公開されます。アイアンマンなどのシリーズ当初からのヒーローたちに加え、ドクター・ストレンジや「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」からもヒーローたちが登場するそうです。マーベル・コミックのヒーロー総登場ですね。
　今月も舞台を一つ。「髑髏城の七人　season極」を観に行ってきます。「髑髏城の七人　season鳥」を観て以来、すっかり「髑髏城の七人」にハマってしまいました。今回はかなり後ろの席ですが、ＩＨＩステージアラウンド東京の回る客席を楽しんできます。