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身辺雑記(2017年9月)

2017年9月15日(金)
最後の夏休み
 日中は30度近くまで気温が上がりますが、朝晩はすっかり秋らしい涼しさになってきました。窓を開けて眠るのはさすがに寒いです。
 今日は最後の夏休みを取って、今日から公開の映画「エイリアン コヴェナント」を観に行ってきました。平日ですが、公開初日のせいか、あるいはシリーズファンの固定客がいるのか、意外とお客さんが入っていました。まあ、平日ですから仕事をリタイヤしたような年配客が多かったです。
 シリーズ第1作の「エイリアン」の前日譚である「プロメテウス」の続編です。「プロメテウス」にストーリーは繋がっていますし、「プロメテウス」で生き残った(アンドロイドに生き残ったはおかしいですけど)デヴィッドが再登場するので、できれば「プロメテウス」を復習してから観るのが一番です。復習せずに観に行ったら「プロメテウス」のことをほとんど忘れていたので、ちょっと話がわからない部分もありました。結局、帰りにDVDをレンタルしてきて先ほどまで観ていました。なるほど、そうだったのかと再認識。エイリアンの正体(?)もわかったし、シリーズもこれで打ち止めが最適ではないかなあと僕自身は思うのですが・・・。
 8月にアジアで初めての回る客席の会場ということに惹かれて観に行った劇団新感線の「髑髏城の七人Season鳥」に、かなり感動したので、再度観たいと11月から公演の「髑髏城の七人Season月」の先行販売に応募していますが、まったく当選しません。先日の先着先行販売も開始時間とともに申込みをしましたが、既に予定枚数終了になってしまいました。「鳥」が簡単に当選したので高を括っていましたが、劇団新感線って人気あるんですねえ。出演俳優も福士蒼汰くんに三浦翔平くんら女性に人気の若手俳優ですから、こちらが考えている以上にチケットの争奪戦は凄かったのでしょうね。あとは一般販売のみですが、これは無理そうです。DVDでも発売したら買って観るしかないかなぁ・・・。
 夏休みを取得した今日から4連休ですが、週末はあいにく台風が日本列島直撃のようです。積ん読ままの本とDVD鑑賞の連休になりそうです。 
2017年9月3日(日)
韓国映画「新感染」
 昨日、朝のTBSテレビ「王様のブランチ」を久しぶりに見ていたら、映画コーナーで韓国映画「新感染」が紹介されました。
 基本的にはゾンビ映画だけど、泣けると聞いて、観たいなあと思ったら、地元のシネコンではない小さな映画館で上映していることを発見。これは観に行かなくてはと出かけました。田舎の温泉街にある映画館で、記憶では昔はポルノを上映していた映画館だと思うのですが、最近はシネコンでは上映されないようなマニアックな映画を中心に頑張っている映画館のようです。初めて行ったのですが、昔ながらの映画館の雰囲気が漂うロビー。ビニール製のカバーの長椅子では、おばあちゃんがお弁当を食べていました。入れ替え制ではないのか、前の上映映画が終わっても場内にパラパラといる人たちは退場しません。昔の映画館の2本立ての頃と同じです。弱ったことには、予告編の最中に堂々と電話をかけているおばちゃんがいたこと。本編始まっても話していたらどうしようと思ってのですが、さすがにそれはなくて安心しました。
 肝心の映画は、最近のゾンビ映画と同様に走るゾンビが大群で襲いかかっくるし、列車の中では逃げるところがないし、これは恐ろしいです。物語の中心となる父と娘、そして夫と身重の妻、高校生のカップル、年老いた姉妹らがどうなるのか、やっぱり泣けますよ。
2017年9月1日(金)
9月です
 今日から9月が始まりました。いよいよ読書の秋が始まるということもあってか、今月は読みたい本が続々刊行されます。
 7月に「AX」を刊行したばかりの伊坂幸太郎さんの「ホワイトラビット」(新潮社)が何といっても一番の期待です。ストーリーは仙台で発生した人質立てこもり事件を描くもの。あの泥棒(?)も登場するという噂もあり、もしかしたら久しぶりのあの人の登場となるのかと、発売予定日の9月22日が待ち遠しいです。
 今月はシリーズ作品の最新作も何作か発売になります。まずは月村了衛さんの“機龍警察”シリーズ最新作「狼眼殺手」(早川書房)です。特捜部最大の秘密が明らかになるというシリーズの大きな転換点となる一冊だそうです。続いては、東野圭吾さんの「マスカレード・ナイト」(集英社)。ホテルウーマンと刑事のコンビが活躍する“マスカレード”シリーズの最新作です。既に12冊が発売されている池袋のトラブルシューター、マコトの活躍を描く石田衣良さんの“池袋ウエストゲートパーク”シリーズの最新作は「裏切りのホワイトカード」(文藝春秋)です。更には長岡弘樹さんの“教場”シリーズも最新作が発売になります。「教場0 刑事指導官・風間公親」(小学館)です。6話からなる短編集ですが、各話タイトルの元ネタは「刑事コロンボ」からのようです。愛川晶さんの“神田紅梅亭寄席物帳”シリーズの第5弾は「手がかりは「平林」」(原書房)です。落語も楽しめる一冊です。文庫で楽しめるのは池井戸潤さんの「花咲舞は黙っていない」(中公文庫)です。ドラマ化もあって人気急騰の花咲舞の活躍を描く「不祥事」に続く第2弾です。いやぁ~、これは読み切れるかなあと嬉しい心配をしています。
 今月の映画で一番楽しみにしているのは、クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」です。第二次世界大戦でのダンケルクの戦いを描く作品です。99分間という最近の映画としては短い上映時間ですが、IMAXカメラで撮影した迫力ある映像が見られるようです。地元にはIMAX上映館がないので、東京まで観に行こうかなあと思案中です。続いては、エイリアンシリーズの最新作「エイリアン・コヴェナント」です。リドリー・スコット監督が自身の「エイリアン」の前日譚を描いた「プロメテウス」の続編です。これは観に行く前に「プロメテウス」を見直さないと。洋画ではもう一本。ラッセ・ハルストレム監督の「僕のワンダフル・ライフ」です。飼い主の少年と再び巡り会うために生まれ変わりを繰り返す犬の奮闘を描いたドラマだそうです。犬が生まれ変わるというのがおかしいですね。
 一方、邦画は3本。是枝監督が福山雅治さん主演で描く「三度目の殺人」、黒沢清監督が長澤まさみさん、松田龍平さん、長谷川博己さんらの出演で描く「散歩する侵略者」、東野圭吾さんの同名小説の映画化「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の3本です。中でも「散歩する侵略者」は人気舞台の映画化なので、これは絶対観たいですね。
 舞台は月末に東京芸術劇場の「人間風車」を観に行ってきます。